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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01オコ・リンボ火山に出かけたお父さん
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「いってきまーす!」。がんこちゃんがあそびに出かけました。「じゃ、ぼくたちもいってくるね」とお父さんがお母さんにいいます。「オコ・リンボ火山までとおいけど、だいじょうぶ?」とお母さん。「だいじょうぶ。この“空とぶつぼ”で、ひとっとびでごじゃるよ」と仙(せん)ちゃん先生がいいました。「もうすぐ、けっこんきねん日だから、きみのすきなリンボーワイスの花をとってくるよ、ハニー」とお父さん。「まぁ、ダーリン♪リンボーワイス!」とよろこぶお母さん。「ホンジャラ、ホエホエ、しゅっぱーつ!」。お父さんと仙ちゃん先生は、空とぶつぼにのってとんでいきました。

scene 02オコ・リンボ火山がふんかした!
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がんこちゃんたちがサッカーをしてあそんでいると、とつぜん大きな音がしました。「な、なんだ?」。「見て! オコ・リンボ火山が!」。山からもくもくとくろいけむりがふきあがっています。ドーナツぬまからとびだしたカッパさんがさけびました。「オコ・リンボ火山がふんかしたっちゃー!」。「えぇっ、ふんかー!?」。くろいけむりはどんどん大きくなります。「ぼく、なんだかこわいから、おうちにかえろうかなぁ」とチョビくん。でもケロちゃんとバンバンは、「とおいからだいじょうぶ」といいます。「たしかにとおいけど、ここにいてもだいじょうぶなのかな。うーん…」とかんがえこむがんこちゃん。

scene 03このままあそぶ? おうちにかえる?
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「このままあそぶ? それともおうちにかえる? オコ・リンボ火山はすごくとおいから、あそんでいてもへいきじゃないかなぁ。でも、かえったほうがいいのかなぁ」となやむがんこちゃん。「うーん…。やっぱり、もっとあそびたい!」といいます。すると、「ダメ!」というこえがしました。「おうちにかえろう、がんこちゃん」。それは…、「ランププだよ。チョビくん、ケロちゃん、バンバン」。ランププでした。「おいらたちのこと、しってるのか?」とびっくりするバンバン。「ぽわぽわ。ランププ、ずーっとまえからしってるよ。あのけむりがこっちにくるまえに、おうちにかえろう」とランププがいいました。

scene 04あたまをまもってかくれる!
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オコ・リンボ火山の火口からは、けむりだけでなく、大きな石もとびだしてきます。「あわわわ…」。オコ・リンボ火山にのぼるとちゅうだったお父さんと仙ちゃん先生は、大あわてて。「あたまをまもって、いわにかくれるでごじゃるーっ」。お父さんは、リュックであたまをまもって、ききいっぱつ! なんとか二人は大きないわのかげにかくれます。でも気がつくと、空とぶつぼがこなごなにわれていました。もう、空をとんでかえることができません。くろいけむりはますます大きくなり、あたりにひろがっていきます。

scene 05おうちのそとがはいいろに
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「えーっ! お父さん、オコ・リンボ火山にいったの!?」。おうちにかえってお父さんのことをきいたがんこちゃんはびっくり! 「あ、でも、仙ちゃん先生といっしょだから、きっとだいじょうぶでしょ」とお母さん。するとそのとき、「おねえたーん、おそと!」とがんぺーちゃんのこえがしました。まどからそとをのぞいたがんこちゃん、「えーっ。そとがはいいろになってる!」とびっくり。空からはいがふってきて、あたりいちめんにつもっていたのです。がんぺーちゃんは、「おすなあそび、する~」とよろこんでいますが、「えっ、そとで? そとに出てもだいじょうぶなのかなぁ…」とかんがえるがんこちゃん。

scene 06そとに出る? うちにいる?
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「そとに出る? うちにいる? ちょっとだけ出るならだいじょうぶかな。でも、そとはくらいし、あぶないかなぁ。うーん…」となやむがんこちゃん。「ちょっとだけなら、いっか!」といいました。「あーい♪」とよろこぶがんぺーちゃん。すると、「ダメ! 二人とも、これを見て」とランププがあらわれて、くびかざりを見せます。あかるくひかりはじめたくびかざりにうつしだされたのは…。「これがあのすなの正体(しょうたい)、火山ばい。火山がふんかしたらとんでくる、小さなガラスや石のつぶだよ。目に入ったり、すいこんだりすると、とってもきけんなんだ」とランププ。「えーっ!?」。

scene 07火山ばいのこわさは…
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おうちのまえにラッパーがはしってきました。「あいたたた~!」。目がまっかです。「♪目がゴロゴロ、いたいYO! 手でこすっちゃダメだYO! す~ぐ水であらうんだYO~! ひぃ~!」。どうやら目に火山ばいが入ってしまったようです。「火山ばいはすごく小さいから、まどのすきまからも入ってきちゃうんだ。そんなときは、ぬれたタオルをおいてね。中に入りにくくなるよ」とランププ。「あとね、火山ばいのこわさはこれだけじゃないの。せいかつにひつような“あれ”がつかえなくなるかもしれないんだ」といいます。「えぇ? “あれ”ってなんだろう?」とがんこちゃん。そのころ、ドーナツぬまも火山ばいでよごれていました…。

scene 08ランププがいっていた“あれ”とは…
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「水が火山ばいでよごれてつかえないの!」。お母さんが見せたよごれた水に、がんこちゃんはびっくり。「ランププがいってた“あれ”って、水のことだったんだ」と気がつきます。「ひなんじょの“みちしるべのおか”なら水があるかもしれない」とお母さんがかけだしていきます。ところがそとに出たお母さんは、火山ばいですべってドシーン! ころんでけがをしてしまいます。「火山ばいがつもったみちはとってもすべりやすいんだよ」とランププ。そこで…。「シャキーン!」。ゴーグル、マスク、ぼうしをつけたがんこちゃんが水をくみにいくことに。そとに出たがんこちゃんは、すべらないように、「そーっと、そーっと」。

scene 09みちしるべのおかにあつまって
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みちしるべのおかにみんながあつまっています。「ふしぎですねぇ。みちしるべのおかだけは火山ばいがつもってないなんて」とヒポ先生。「うちはやねの上にはいがつもって、おもみでやねがおちたんだよ」。「うちのちかくでは山の上からどろやはいがバーッとながれてきて…」。大人たちがはなしているところへがんこちゃんがやってきました。「ねえ先生、ここにもきれいな水はないの?」。それで気がついたように、「そう! 水もよごれてつかえなくなりましたよねぇ」とヒポ先生がいいます。「どうしよう、ランププ~」とがんこちゃん。「こまったねぇ…」。ランププもこまっています。

scene 10せんぞだいだいまもってきた地下水を
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そのとき、「みんな、しずまるっちゃ!」とカッパさんが大きないわの上に立っていいました。「このいわの下に、せんぞだいだいまもってきた地下水(ちかすい)がねむってるっちゃ。いまこそそれをほりだすっちゃよ!」。そういうと、あたまのおさらをグルグルまわしはじめました。「う~、みなぎる、みなぎるっちゃ~! カッパパワー!」。すると大きないわがわれ、中から水がふきだしたのです。「わぁ~!」。「よかったね、ランププ!」とがんこちゃん。ところが、「あれ? あれれ? ランププ…?」。ランププはいなくなっていました。そして、ランプの木のみがピカピカひかりはじめました。「ん?」。

scene 11ランプの木がたすけをよんでくれていた
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あれから何日(なんにち)かたって、空がはれてきました。「へっほ、へっほ」。がんこちゃんとおかあさんが、おけをかついで水をくみにきました。みんながランプの木のまわりをそうじしています。するとそのとき、「うわぁ、なんだ、あれ?」とバンバンが空をゆびさしました。「えぇっ! なんかきた!」とチョビくん。「わぁっ、たべもの!?」とみんなびっくり。大きなわた毛(げ)が、バスケットに入れたたべものをはこんできたのです。ランプの木のみがピカピカひかっています。「あぁ、ランプの木が、たすけをよぶあいずをおくってくれていたんですねぇ。えぇ、えぇ」と校長先生がいいました。

scene 12ぶじにかえってきたお父さん
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がんこちゃんは、ランプの木にちかづいて、「ランププ、ありがとう」といいました。「うふふ」とランププがわらったようです。そのとき、とおくのほうから、「がんこちゃーん!」とお父さんのこえがしました。空を見ると、お父さんと仙ちゃん先生がわた毛(げ)にのってとんできました。「お父さん! 仙ちゃん先生!」。「ただいま~!」。お父さんの手には、リンボーワイスの花たばがにぎられています。「おかえり~!」。「ダーリン!」とお母さん。みんなも、「よかったね~!」、「おかえり~!」と口々にいったのでした。

新・ざわざわ森のがんこちゃん
もしものときのがんこちゃん 火山がふんかしたら
ある日オコ・リンボ火山が噴火。でも遠いから大丈夫、と遊ぶがんこちゃん。すると「ランププ」が現れて…。もしものときに”どう行動するべきか”をクイズ形式で考えます。

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