
(オープニングタイトル)

「新学期おめでとう。このクラスの担任(たんにん)の栗田勇気(くりた・ゆうき)です。今日から新しい学級です。新しいクラスで、新しいお友だちといっしょに、がんばっていきましょう!」と、栗田先生がみんなにあいさつしました。「はーい!」とみんな。出席(しゅっせき)を取り始める栗田先生。そんななか、アヤはまわりを見回しました。『え~、なかのよかった友だちがいないよ~』と思うアヤ。

休み時間。アヤが、『知ってる子、いないなあ。はぁ、どうしよう…。友だちつくらなきゃ…』と考えています。すると、ロッカーからランドセルがとびだしてきて、アヤの前のつくえにとびのりました。「な、なに? ランドセル?」とびっくりするアヤにランドセルが話しかけてきました。“こんにちは。ぼくの名前はランディ。きみの名前は?”。「わたし、高橋アヤ“Hi, I’m Aya.”」とアヤ。すると、“アヤ。すてきな名前だね。名前を言ってみよう。友だちがふえるよ”とランディ。“さあ、いくよ!”。

ランディがアヤの手を引っぱって、女の子たちの前につれていきました。“Hi, I’m Randy. Hi, I’m Randy.”。するとその3人の女の子も、“Hi, Randy. Hi, Randy.”とあいさつを返します。“ほら、アヤ!”とランディ。そこでアヤも女の子たちに、“Hi, I’m Aya. Hi, I’m Aya.”と言いました。“Hi, Aya. Hi, Aya.”と3人。するとマイコが前に出てきました。“Hi, I’m Maimai.”と名前を言います。“Hi, Maimai.”と返すアヤ。“かっこいいニックネームだね”とランディ。つづいて、「さあ、わたしの番よ」と2人目の子。“Hi, I’m Rin.”そして、“Hi, I’m Miu.”と3人目の子。アヤも“Hi, Rin.”、“Hi, Miu.”とあいさつ。

そこへ男の子たちも入ってきました。“Hi, Randy.”、“Hi, Aya.”。そして自分の名前を言います。“Hi, I’m Masato. Call me Nabe-san.(ナベさんってよんで)”。そこで、“Hi, Nabe-san.”とアヤ。もう一人の男の子も、“Hi, I’m Ichi.”と名前を言います。“Call me Big One.(ビッグワンってよんで)”。“Hi, Big One.”とアヤ。みんな楽しそうにおどりつづけます。するといつのまにか栗田先生がうしろに。みんな席(せき)にもどりますが、イチだけは気がついていません。「エヘン!」と先生が大きな声を出したのでようやく気づいて、あわてて席につきました。「はい、みんな。次の授業(じゅぎょう)を始めますよ」と栗田先生。

放課後(ほうかご)の音楽室。“さあ、タイニー・ワンのラップアワーが始まるよ”とランディ。“名前はなに? 名前はなに? 教えてよ、名前はなに?”。“Hi, I’m Randy.”。“Hi, Randy. Hi, Randy. Hi, I’m Tina. Hi, I’m Tina. Call me MC Tiny One. MC Tiny One.(MCタイニー・ワンとよんで)”。ティナがイチのほうに近づきます。“名前はなに? 名前はなに? 教えてよ、名前はなに?”。“Hi, I’m Ichi. Hi, I’m Ichi. Call me DJ Big One. DJ Big One.”とイチ。ティナとイチが、“I’m MC Tiny One.”、“I’m DJ Big One.”。ランディもくわわって、“And I’m Randy!”。3人で決めポーズ!

“ビートバトルアリーナへようこそ! 今日のゲストは、ゆりやんレトリィバァ!”と栗田先生が言いました。「みなさん、落ち着いていきや~!」とゆりやん。“ゆりやん、マイコ、マサトはピンク・チーム。アヤ、リン、イチはグリーン・チーム!”と先生がしょうかいします。「どんなゲームするか教えてくれへん?」とゆりやん。すると先生が“メモリーゲームをやろう”と言いました。“ルールはみんなの名前をおぼえること。でもそんなにかんたんじゃないぞ。これを見よう!”

“メモリーゲームのやり方を説明(せつめい)するよ”とランディ。“まず、みんながそれぞれすきな名前を決めて言おう”。たとえば、ゆりやんはジャッキー、マイコはマリー、マサトはティモシー、アヤはジュリア、リンはアニー、イチはニックという名前にします。“全員の名前をおぼえてね。そして先生がだれかを指名する。その名前を答えるんだ。まちがえたら…そのチームが負けだ。わかったかな? さあ、やってみよう!”。

「なるほど! すきな名前を言って当てるんですね」とゆりやん。“その通り! わかったかな?”と栗田先生。“イェーイ!”とみんな。“よし。それじゃあ、有名なサムライの名前を言おう!”と栗田先生。そこでイチは、“Hi, I’m Ieyasu.(イエヤス)”。リンは、“Hi, I’m Kenshin.(ケンシン)”。アヤは、“Hi, I’m Musashi.(ムサシ)”。ゆりやんは、“Hi, I’m Tarozaemon.(タロウザエモン)”。マイコは、“Hi, I’m Mitsunari.(ミツナリ)”。マサトは、“Hi, I’m Kuranosuke.(クラノスケ)”。こう決めました。

メモリーゲームのスタートです。ピンク・チームからゆりやん、グリーン・チームからアヤが指名されました。栗田先生がアヤに言います。“用意はいい? アヤ、名前はなに?”。先生が指したのはリンです。アヤ、なかなか名前が出てきませんが…、ぎりぎりで「ケンシン! ケンシン!」と言いました。“正解(せいかい)!”と先生。つづいて、“ゆりやん、名前はなに?”。先生がイチを指しました。「イエヤス! イエヤス!」とゆりやん。これも正解です。

つづいて、栗田先生がもう一度アヤを指名しました。そして先生が指したのは、ゆりやんです。“名前はなに?”。でも名前が出てきません。「わかんない!」とアヤ。先生がゆりやんに“名前はなに?”と聞くと、“Hi, I’m Tarozaemon. Hi, I’m Tarozaemon.”という答え。「タロウザエモン」でした。“優勝(ゆうしょう)は…チーム・ピンク!”と栗田先生。よろこぶピンク・チーム。グリーン・チームはがっくり。先生がゆりやんにトロフィーをわたしました。“ありがとう! びっくりです。ピンク・チームと勝つためにここに来ました…”と感激(かんげき)するゆりやん。“みんな、またね~”と栗田先生。

みんな、準備(じゅんび)はいいかい? やあ、元気? まあまあ、キミは? いい感じ、最高(さいこう) ねむい えぇ? 準備はいい? まだ! 準備はいい? いいよ! ごめん だいじょうぶ 心配しないで だいじょうぶ すみません ちょっと待って わかった 問題ない どうぞ いいね! すばらしい! よくやった! キミがナンバーワン! ありがとう! どういたしまして! 来て! もちろん! 行こう! いいね! すばらしい! よくやった! キミがナンバーワン! ありがとう! どういたしまして! 来て! もちろん! 行こう!