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scene 01駄菓子屋がなくなる?
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学校の創立者(そうりつしゃ)、村上さんがサトルたちに言いました。「みなさんにいいニュースがあります。学校の向かいにある駄菓子(だがし)屋をわたしが買い取って、コンビニエンスストアを始めようと思います。」それを聞いたみんなは口々に反対します。「おばあちゃんがかわいそう」。「駄菓子屋がなくなったらこまります」…。でも、「もう決まったことです」と村上さん。『みんながこんなに反対してるのに、どうしてわかってくれないんだろう』と思うサトル。すると伝じろうがサトルを見つめました。「だったら、プレゼンテーションやってみる?」という声が…。

scene 02自分の思いを相手につたえるための発表
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サトルたちが“伝じろうの心の中”へやってきました。アシスタントのお伝が、頭の上の手で何かをつかんでいます。サトルは伝じろうに、「さっき言ってた『プレゼンテーション』って何?」とたずねました。プレゼンテーションとは、自分の思いを相手につたえるために行う発表のことです。いろいろな資料(しりょう)を見せながらわかりやすく説明(せつめい)し、聞いている人の心を動かすというのがプレゼンテーションの特徴(とくちょう)です。「それいい! みんなでプレゼンテーションやろう!」とリンちゃん。

scene 03お伝レッスン「説得力のある材料さがし」
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サトルたちのプレゼンテーションの目的(もくてき)は、村上さんを説得(せっとく)し、駄菓子(だがし)屋を存続(そんぞく)させること。そのための材料(ざいりょう)をさがしていきましょう。ポイントは、「へえ~、なるほど!」と思えるような情報(じょうほう)を集めることです。「アンケートを取ってみるのはどう?」と伝じろうが言いました。「多くの人がそう思ってるという証拠(しょうこ)があれば説得力がますよね!」。アンケートの結果(けっか)は、見やすくグラフにまとめることにしました。

scene 04わかりやすい資料を集める
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材料(ざいりょう)さがしでは、わかりやすい資料(しりょう)を集めるのも大切なポイントです。サトルは、駄菓子(だがし)の買い方が算数の勉強にもなるといいます。これをつたえるために、いろいろな種類(しゅるい)の駄菓子を写真で見せることにしました。リンちゃんがつたえたいのは、駄菓子(だがし)屋のおばあちゃんの魅力(みりょく)。そのために、お客さんたちからメッセージを集めることにしました。こうして材料がそろいましたが、伝じろうは「ただ材料ならべてしゃべるだけじゃダメ」と言います。ポイントは…。

scene 05お伝レッスン「しゃべり方で引きつける」
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聞いている人の心をつかむには、しゃべり方も重要(じゅうよう)です。まず、プレゼンテーションの『頭でつかむ』。頭=最初(さいしょ)にあっとおどろく情報(じょうほう)をしょうかいして、心をぐっとつかむのです。ほかにも、『質問(しつもん)を投げかける』というテクニックがあります。質問を投げかけられると、「何だろう?」と興味(きょうみ)を持ちます。さらに、『実は』で注意を引く方法(ほうほう)。強調したい内容(ないよう)の前に『実は』をつけると、相手の注意を引きつけることができます。

scene 06頭でつかむ、質問を投げかける
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はたしてサトルたちは、駄菓子(だがし)屋『たもっちゃん』のよさを村上さんにつたえることができるのでしょうか。いよいよプレゼンテーション開始! 「まずはこれを見てください。これは何の写真だと思いますか?」。サトルは、『頭でつかむ』、『質問(しつもん)を投げかける』のテクニックを使います。駄菓子屋さんのお客さんたちの写真を見せて、『たもっちゃん』のおばあちゃんがみんなに愛(あい)されていることをつたえました。「こんなに愛されているおばあちゃんの駄菓子屋をつぶすなんて、ぜったいに反対です!」。

scene 07集めた資料をグラフで見やすく
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「ぼくたちは、コンビニに行く理由と、駄菓子(だがし)屋さんに行く理由について、アンケートで調べました」。シュンとリンちゃんが集めた資料(しりょう)をわかりやすくグラフで見せます。「コンビニに行く理由は買い物がほとんどです。でも駄菓子屋さんに行く理由は、買い物だけではないんです」。アンケートの結果(けっか)を見ると、駄菓子屋さんに行く理由には『友だちとあそぶ』、『おばあちゃんとしゃべる』、『おかしを見る』などいろいろありました。「駄菓子屋さんはみんなの“いこいの場”でもあるんです。そんな大切な場所をなくしてしまっていいのでしょうか」。

scene 08「実は…」で注意を引く
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「この写真を見てください。駄菓子(だがし)屋さんにはいろんな種類(しゅるい)のお菓子があります」とシュン。「わたしたちは、どんな組み合わせで買うか頭の中で考えながらお菓子をえらんでいます」とリンちゃん。ここでシュンが、『実は』で注意を引きます。「実は、それが算数の勉強にもなっているんです」。「村上さん、今度いっしょにぼくたちと『たもっちゃん』に行きましょう。そうすればきっとよさがわかるはずです」とサトル。三人は、「『たもっちゃん』をぜったいのこしてください。おねがいします!」とプレゼンテーションをしめくくりました。

scene 09大切なのは『情熱』
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気がつくとサトルたちは教室にもどっていました。村上さんが大きな拍手(はくしゅ)をして言いました。「すばらしい! 駄菓子(だがし)屋さんて、そんなにすごいなんて知りませんでした。『たもっちゃん』存続(そんぞく)のために、力をかしましょう!」。思わず、「やったー!」とよろこぶサトルたち。結局(けっきょく)、いちばん大切なものは…『情熱(じょうねつ)』なんですね。

お伝と伝じろう
プレゼンテーションをしよう
資料や機器を使って発表しよう。自分の言葉で説得力を持って話すにはどうしたらいいのだろうか。プロのプレゼンテーションからスキルを学ぶ。

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