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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01『きのこ たべろな』
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ジャングルにやってきたたんけんたいが、たてふだを見つけました。『きのこ たべろな』とかいてあります。「きのこって、これのこと?」。たてふだの下にまっ赤なきのこが生えています。「どういういみなんだ?」とナガノ隊長(たいちょう)。「たべろ、ってことじゃないですか?」とスワ隊員(たいいん)。でも、きのこはぶきみな色(いろ)をしています。だいじょうぶでしょうか。「いや。この中にはわれわれがあじわったことのないようなおいしさがつまっているのかもしれんぞ。よし、スワ隊員、たべてみろ」。

scene 02『このはな さけん』
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ところが、ひと口たべたスワ隊員(たいいん)は、たちまちおなかをかかえてくるしみ出しました。「これってひょっとして、『ろ』じゃなくて、『る』なんじゃないですか?」。ホンダ隊員が言いました。つまり、『きのこ たべるな』。どくきのこ だからたべるな、ということだったようです。「いたいよー」。スワ隊員がくるしんでいるので、二人はあわてて薬草(やくそう)をさがします。きれいな花を見つけました。花のそばに、また、たてふだがあります。『このはな さけん』。どういういみでしょう。

scene 03『さ』ではなく『き』だった
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「花が、さけない、ということですかね」とホンダ隊員(たいいん)。ところが、「薬草(やくそう)かもしれん。つんでみろ」と隊長(たいちょう)にいわれ、花をつもうとしたホンダ隊員は、ガブッと手をかまれてしまいました。「いたい、いたい! 隊長、この花、生きています! この花、きけんです!」。そこで隊長は気がつきました。「これは、『さ』ではなくて、『き』だったのか!」。つまり、『このはな きけん』。きけんな花だから気をつけろ、ということだったのです。「たすけてくださーい!」。「いたいよ~!」。

scene 04『くよが いる』とは…
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「隊員(たいいん)二人がやられてしまった! だれか~! たすけてくださーい!」。たすけをよぶナガノ隊長(たいちょう)が、どうくつを見つけました。入り口のたてふだには、『くよが いる』とあります。「くよ という人がこの中にいるってことか!」。隊長は、「おーい、くよさーん! たすけてくださーい! 出てきてくださーい!」と、どうくつの中によびかけました。すると中から出てきたのは…クマです! びっくりしてにげだす三人。たてふだにかいてあったのは、『よ』ではなく、『ま』。つまり、『くまが いる』だったのです。

scene 05“ことばドリル”にちょうせん!
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さっきのたてふだ『きのこ たべろな』は、どこがまちがっていたのでしょう。『ろ』でしょうか?『る』でしょうか? みんなも、にているひらがなをまちがわないように、ばんぐみホームページの“ことばドリル”でれんしゅうしましょう。

scene 06ことばアンケート
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町の人は、「にている かな」をちゃんとかけるのでしょうか。まず女の人に、『ハンバーグ』をカタカナでかいてもらいます。すると、『ン』か『ソ』か、見わけがつきにくいような…。「むずかしいわねぇ…」。つぎの人には、『ワンタンメン』とかいてもらいます。これもやっぱり、『ン』か『ソ』か、よくわからなくなりました。では、つぎの人。『ハヤシライス』とかいてもらいます。すると、『シ』のかきかたがちょっとへん? 『シ』ではなく『ツ』に にていませんか。「え、本当(ほんとう)? 『シ』、『ツ』…、どうだろ?」。

scene 07ハソバーグ?
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ファミリーレストランでメニューを見ていたお客(きゃく)が、店員(てんいん)をよびました。「いらっしゃいませ。ご注文(ちゅうもん)は?」。男の人は「これなんだけど」とメニューを指(ゆび)さします。「はい。ハンバーグですね」と店員。すると、「注文じゃなくて。このメニュー、字がまちがってるよね」といいました。『ハンバーグ』が『ハソバーグ』になっているのです。『ワンタンメン』も『ワソタソメソ』と、『ン』がぜんぶ『ソ』になっています。すると、「『ン』と『ソ』ってそんなにちがうんですか」と店員はいいます。「そりゃちがうでしょ! 見てて…」。

scene 08『ン』と『ソ』のかきかた
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『ン』は、かきはじめと、つぎにかくところの両方(りょうほう)とも、左がわからかきはじめて、左がわが、たてにそろうようにかくのが正しいかきかたです。そして『ソ』は、両方とも上からかきはじめて、上がよこにそろうようにかくのです。「あとね、これもなんだけど」。男の人がつづけて指(ゆび)さしたのは、『ハヤツライス』でした。「これも字がまちがってる。『ハヤシライス』が『ハヤツライス』になってるでしょ」。でも店員(てんいん)は、「『シ』も『ツ』もにたようなもんじゃないですか」といいます。「ぜんぜんちがうでしょ! ほら、見てて…」。

scene 09『シ』と『ツ』がちがうと…
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『シ』は『ン』とおなじで、ぜんぶ左からかきはじめて、左がわがたてにそろうようにかきます。『ツ』は『ソ』とおなじで、上からかきはじめて、上がよこにそろうようにかくのです。でも店員(てんいん)は、「べつにシとツがちがうくらいでこまりませんから」といいます。そのとき、「あのぅ…。これってこうでいいんですか?」という声(こえ)が。見ると、べつのお客(きゃく)がレジの上にすわっていました。『オシリ こちらです』とかいてあるのです。「いやいや、『オシリ』じゃなく、『オツリ』なんです!」。『シ』と『ツ』がちがってあわてる店員でした。

scene 10“ことばドリル”にちょうせん!(2)
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ファミリーレストランのメニューは、どこがまちがっていたのでしょう。『ハンバーグ』の『ン』は、どのカタカナ? 『シ』でしょうか、『ン』でしょうか。正解(せいかい)は、『ン』でした。みんなも、にているカタカナをまちがわないように、ばんぐみホームページの“ことばドリル”でれんしゅうしましょう。

scene 11うたっておぼえる漢字ドリル
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うたっておぼえる漢字(かんじ)ドリル、「一」のうた。「♪いちいち いちいち うるさいな。トいち トいちで 上むいて、いちト いちトで 下をむく。いちたて かいたら 十になり、十に 一たしゃ 土になる。いちたて いちいち 王さまで、王に てんたしゃ 玉にきず。しかくに いれたら いい国(くに)だ」。

ことばドリル
にている かな
【表記(書写)】仮名には「ろ」と「る」、「シ」と「ツ」など形が似ている文字がある。ひらがな・カタカナの書き方・形を意識して、正しくきれいに書けるようにする。

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