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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01“おてつだい”ロボ
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「みなさん、おまたせしました。このたび、わたしのつくったロボットが、さまざまなおてつだいをすることができるようになりましたので、はっぴょういたします」。サカイはかせが記者(きしゃ)たちにいいました。「おーっ」。記者たちも感心(かんしん)しています。「しかも、ロボットですから、わたしがいったことをせいかくにやることができるんです」とはかせ。するとロボが、「ハカセ、ナニカオテツダイスルコトハアリマスカ」とききました。「ロボ、わたしはかたがこっているんだ。『とんとん』とかたをたたいてくれないか」とはかせ。「ワカリマシタ」。

scene 02『とんとん』じゃなくて『どんどん』
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「ではロボ、はじめてくれたまえ」。ロボは、『どんどん』とはかせのかたをたたきはじめます。「いたいっ。いや、うまいぞ、ロボ。そうだ、そのちょうしだ」とはかせ。「え? いま、はかせ、『いたい』っていったよな?」と記者(きしゃ)。「いたいっ。いや、気もちいい!」とはかせ。「いやいや、むりしてるでしょう」「これ、どう見ても『とんとん』じゃなくて『どんどん』でしょう」と記者たち。「いや、ちゃんとできますから。いたいいたい、ロボ、ストップ! もういいぞ。ありがとう」。なんとかロボをとめて、はかせは立ち上がりました。

scene 03『きゅっきゅっ』じゃなくて『ぎゅっぎゅっ』
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「では、ほかのおてつだいをさせましょう」とはかせ。はかせが大事(だいじ)にしているつぼを、ぬので『きゅっきゅっ』とふいてもらうのです。「ワカリマシタ」。ロボがつぼをふきはじめますが…。「おまえ、ちょっ、つよい…。いや、うま、うまいぞロボ」。でも、どう見ても『きゅっきゅっ』というより『ぎゅっぎゅっ』と力まかせです。そのうちに、「ガチャン!」。つぼがわれてしまいました。「かがくのしんぽに、ぎせいはつきものですから」とはかせ。「おてつだいでぎせいが出るのはおかしいでしょう」「これは記事(きじ)にならないな…」とかえろうとする記者(きしゃ)たち。

scene 04『かりかり』じゃなくて『がりがり』
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「ちょっとまってください! さいごにもう一つだけ、とっておきのおてつだいがあるんです」。はかせは、「ロボ、耳かきをしてくれないか。『かりかり』とやさしくたのむぞ」と、大きな耳かきをロボにわたしました。「はかせ、いままでのながれだと『がりがり』とやられそうですけど…」としんぱいする記者(きしゃ)たち。「自分(じぶん)がつくったロボットにやられるんだったら、本望(ほんもう)だ!」と、はかせはロボのひざの上に頭(あたま)をのせました。「さあ、ロボ。耳かきをしてくれ!」。するとロボは、やっぱり『がりがり』と耳かきをはじめ…。

scene 05“ことばドリル”にちょうせん!
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おてつだいをたのまれたロボ。なぜ、しっぱいしたのでしょう? 「ロボ、かたをやさしくたたいてくれ」といわれて、『どかんどかん』とたたいのでは…、「いたい、いたい!」。『とんとん』とたたけば、「ありがとう、ロボ」とよろこんでもらえます。みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、いろいろな“ようすをあらわすことば”をおぼえましょう。

scene 06ことばアンケート
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おわらい芸人(げいにん)のたまごのみなさんは、“ようすをあらわすことば”をちゃんとかけるかな。お花見の絵(え)の中のフキダシにあてはまる、『とんとん』『にこにこ』のようなことばをかいてもらいます。まず、『ゲラゲラ』。大きく口をあけてわらっている人にあてはめました。つづいて、『スタスタ』。たべものをはこんでいる人に。そして、『パタパタ』。これは、とんでいくチョウにあてはめました。そのほか、『ガハガハ』『ゴクゴク』など、いろいろな“ようすをあらわすことば”をこたえてくれました。みんなだったら、この絵にどんなことばをつけるかな。

scene 07『きりきり』いたむのはどこ?
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病院(びょういん)にスワさんがやってきました。「いたいいたいいたい」とひどくいたがっています。「どこがいたいんですか」と医者(いしゃ)にきかれ、「すごくいたいんです」とスワさん。「どこがいたいかおしえてください」ときかれても、「なんていうか、『きりきり』いたいんです」とスワさん。「どういたいかじゃなくて、どこがいたいかおしえてほしいんです」と医者。すると看護師(かんごし)が、「先生、『きりきり』っていうと…どこかわかるんじゃないですか」といいました。「おなかが『きりきり』いたい、というね」と先生。「なるほど、おなかですね。スワさん、シャツを上げてもらえますか」。

scene 08『ひりひり』『ずきずき』いたむのは?
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医者(いしゃ)がおなかをしらべますが、どこもわるくないようです。「なんというか、『ひりひり』いたいような…」とスワさん。「はだが『ひりひり』いたいのか、あるいは、かぜをひいてのどが『ひりひり』いたいのか」と、医者がのどをしらべますが、のどもわるくないようです。「なんというか、『ずきずき』いたいような…」とスワさん。「『ずきずき』ということは頭痛(ずつう)か、どこかにきずがあるのかなぁ」と医者。「あぁ、いたいいたいいたい」とくるしむスワさん。「だいじょうぶですか」。看護師(かんごし)がスワさんの体(からだ)をしらべますが、どこにもきずは見あたりません。

scene 09『きゅんきゅん』『くらくら』『めらめら』だった
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そのとき、「あーっ!」とスワさんが立ち上がりました。「いま、はっきりわかりました! 『ずきずき』じゃなく『きゅんきゅん』です」といいます。「『くらくら』もしますし、『めらめら』もえさかってます。ぼくは、看護師(かんごし)さんのことが、すきです!」。それをきいて、「えーっ、そういういたさ? 恋(こい)してむねがいたいみたいな、いたさ?」とあきれる医者(いしゃ)。すると看護師も、「よろしくおねがいします」といいます。「やったあ! 先生、ありがとうございます。なおりました」。そして、「早退(そうたい)します」とうれしそうにいう看護師と手をつないでいってしまいました。

scene 10“ことばドリル”にちょうせん!(2)
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患者(かんじゃ)さんは、おなかがいたいときには、どういえばよかったのでしょう。「おなかが『きんきん』いたいんです」。これではぜんぜんわかりません。「おなかが『きりきり』いたいんです」。これならよくわかります。みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、いろいろな“ようすをあらわすことば”をおぼえましょう。

scene 11うたっておぼえる漢字ドリル
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うたっておぼえる漢字(かんじ)ドリル、『大』のうた。「♪ひとがりょうてを ひろげてる 大というじに なりました うえにあるのは 一本せん 天というじに なりました したに てんがついて 太(ふと)ってる みぎうえ てんがついて 犬になる ノーとさけんで 矢(や)になって 口(くち)をつけたら 知(し)ってるよ♪」。

ことばドリル
きゅっきゅっ と ぎゅっぎゅっ
【副詞(擬声語・擬態語)】「きゅっきゅっ」「ふらふら」などの言葉を使うと、様子がうまく伝わる。これらに「゛」「゜」などがつくと、度合いやニュアンスが変わる。

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