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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01『まあまあ 大きい』『そこそこ 大きい』
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管制室(かんせいしつ)に、うちゅうステーションからSOSがはいりました。「こちらうちゅうステーション。たいへんなことがおこっています」。「このうちゅうステーションに、いんせきがちかづいていることがはんめいしました」。いんせきの大きさをきかれ、「そうですね、『まあまあ 大きい』ってかんじです」とトサ。「ええ。『そこそこ 大きい』くらいに見えます」とホンダ。「せいかくなじょうほうがほしいので、コンピューターでいんせきの大きさをけいさんしてみてくれ」と管制官(かんせいかん)。ところがきゅうに通信(つうしん)のじょうたいがわるくなって、二人にはよくきこえないようです。

scene 02『なかなか 大きい』『かなり 大きい』
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「まあいい。『まあまあ』や『そこそこ』など“ていどをあらわすことば”をつかえば、だいたいのことはわかるからな」と管制官(かんせいかん)。ところがホンダが、「あれ? よーく見ると、『なかなか 大きい』ような気がしてきました」といいます。「そういわれると、『かなり 大きい』ようにも見えますね」とトサ。「『かなり 大きい』だったらけいかいがひつようだ。いますぐコンピューターでいんせきの大きさをけいさんしてくれ」と管制官。ところがまた通信(つうしん)のじょうたいがわるくなります。すると、「ああ、ちょっとまってください!」。

scene 03『この上なく 大きい』
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「あのいんせき、見かたによっては『すごく 大きい』かもしれません」とホンダがいいます。「なに! 『すごく 大きい』だったらたいへんじゃないか!」と管制官(かんせいかん)。「たしかに、そういわれてみると『ほんとうに 大きい』ような気もしてきました」とトサ。「あっ。いんせきがすぐちかくまでせまってきました!」。「ちかくで見ると、『この上なく 大きい』いんせきです。うわぁー!」。そこで通信(つうしん)がきれてしまいました。「だいじょうぶか! 応答(おうとう)しろ!」。管制官がよびかけると…。「ああ、あぶなかったなぁ」と通信がつながりました。

scene 04『この上なく 小さい』いんせきが…
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ぶつかるすんぜんで、いんせきのきどうがそれたのです。「いのちびろいしたなあ」とほっとする管制官(かんせいかん)。するとホンダが、「このまどから、それたいんせきが見えるんですけど、もう『すごく 小さい』んですよ」といいます。「ほんとだ。『すごく』というより、『この上なく 小さい』な」とトサ。「はははは」とあんしんする管制官たち。すると、「あれ? いんせきが地球(ちきゅう)にむかっているように見えますね」とホンダとトサがいいだします。「しんぱいない。『この上なく 小さい』いんせきなんだろ?」とわらう管制官たちですが…。

scene 05“ことばドリル”にちょうせん!
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いんせきの大きさにあう、“ていどをあらわすことば”はどれでしょう。「こちら地球(ちきゅう)管制(かんせい)センター。いんせきはどれくらい大きい?」ときかれて、いちばん小さい いんせきは、『まあまあ 大きい』はまちがい! 『ちょっと 大きい』が正解(せいかい)! みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、いろいろな“ていどをあらわすことば”をおぼえましょう。

scene 06ことばアンケート
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びんをふえにしてえんそうする合奏団(がっそうだん)のみなさんは、“ていどをあらわすことば”をちゃんとかけるかな。しゃしんの人のにがおえは、どのくらいにているのでしょう。まず、『そこそこ にている』『わりと じょうず』『まあ センスがある』。そんなににているわけでもないけど、にていなくもないかな、というくらいだそうです。そのほか、『すこし にている』『あるていど じょうず』『やや センスがある』。絵(え)としてはじょうずだけど、ぜんぜんにていない、といった意見(いけん)でした。みんなだったら、どんな“ていどをあらわすことば”を入れるかな。

scene 07テストは『けっこう できた』
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スワ家(け)のお父さんがむすめにいいました。「ナオコ、このあいだのテストはどうだったんだ? ちゃんとできたのか!」。すると、「ああ、あれ。『けっこう できた』わよ」というへんじ。「けっこうできたというのは80点(てん)ぐらいか? 点数(てんすう)をいいなさい」とお父さん。すると、「だから…『そこそこ できた』わよ」とナオコ。「そこそこできたじゃわからんだろう。70点ぐらいか? はっきりいいなさい!」。「だから、『すこしは できた』んだって」。「どんどん自信(じしん)がなくなってるじゃないか。60点ぐらいか!」とお父さん。「わたしだってがんばってるのよ」とナオコ。

scene 08きゅうりょうが『けっこう あがった』
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そこへ、お母さんが入ってきました。「ちょっとお父さん、今月(こんげつ)からきゅうりょうがあがるっていってたけど、いくらあがったの?」。お父さんは、「それでしたら、『けっこう あがった』んです」といいます。「けっこうって、何円(なんえん)あがったのよ」とお母さん。「だから『そこそこ あがった』んですよ」とお父さん。「だから、何円あがったの?」。「だから『すこしは あがった』んですって!」。「どんどん自信(じしん)なくなってるじゃないの」とお母さん。「おれだってがんばってるんだよ」とお父さん。「お父さんもナオコもかくしごとばっかりして…。お母さん、なさけないわよ」。

scene 09ダイエットで『けっこう やせた』
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「だったらいわせてもらうけど、お母さん、『ダイエットする、する』っていってて、ほんとにちゃんとやってるの? ぜんぜんやってないように見えるんですけど!」とナオコ。「あー、『けっこう やせた』のよ」とお母さん。「けっこうって何(なん)キロやせたのよ」とナオコ。すると、「見てわからないの。『そこそこ やせた』のよ」とお母さん。「だから、何キロやせたかきいてるの!」。「だから、『すこしは やせた』のよ」。「どんどん自信(じしん)なくなってるんじゃないの?」とナオコ。「お母さんもがんばったのよ、いろいろ」。

scene 10『すこしは たのしんでくる』?
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そこへ、おじいさんが入ってきました。「親子(おやこ)げんかはやめるのじゃ! ナオコのテストは50点(てん)。お父さんのきゅうりょうは50円アップ。お母さんの体重(たいじゅう)はマイナス50グラム。かくしたくなる気もちはわかる。でもな、がんばったけっかなんじゃから、むねをはりなさい」。そういうおじいさん、ナオコに「そのかっこう、どこかいくの?」ときかれ、「老人会(ろうじんかい)のりょこうで、海(うみ)のきれいな南国(なんごく)のおんせんで、ステーキたべほうだいツアーじゃ。ま、『すこしは たのしんでくる』とするかの」といいます。「『ものすごく たのしんでくる』んでしょ!」。

scene 11“ことばドリル”にちょうせん!(2)
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テストの点数(てんすう)にあう“ていどをあらわすことば”はどれでしょう。「ナオコ、テストのできはどうだった?」ときかれて、40点(てん)のテストは、『けっこう できた』はまちがい! 『すこしは できた』が正解(せいかい)。みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、いろいろな“ていどをあらわすことば”をおぼえましょう。

scene 12うたっておぼえる漢字ドリル
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うたっておぼえる漢字(かんじ)ドリル、『どうぶつ』のうた。「♪中に すいっちょん 虫がなく ク 田 てんてんで 魚(さかな)かな ノー と 十 とで 牛(うし)もうもう 馬(うま)はひんひん かきかたは たて 一 たて 二 かぎ てんてん 鳥(とり)というじも むずかしい ノ たて かぎ 二 一 かぎ てんてん 口をひらいて 鳴(な)きだした♪」。

ことばドリル
どのくらい大きい?
【副詞(程度)】「こんどのテストはできた」と言っても、どれくらいできたのかは伝わらない。「少しは」「だいたい」など、さまざまな程度を表す言葉があることを知る。

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