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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01『こんや とのが きます。』
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「これでよし、と」。ホンダにんじゃが、とのにわたすほうこくしょをかいています。そこへ、ナカガワにんじゃがやってきました。「どうじゃ。ほうこくしょはできたかな」。ホンダにんじゃが「こちらでございます」と見せたのは、『こんや とのが きます。』という文です。ほうこくしょを、とのにわたしにいこうとするホンダにんじゃ。すると、「まてまてまて!」とナカガワにんじゃがとめました。「なんじゃ、『こんや とのが きます。』とは。ぜんぜん、いみがわからんではないか」。

scene 02ことばを足すとわかりやすくなる
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「まず、この『とのが』というのは、どこのとののことじゃ」とナカガワにんじゃ。ホンダにんじゃは、「おもいだしました。となりのくにのとのです」といいます。そこで、ほうこくしょにことばを足(た)して、『こんや となりのくにの とのが きます。』としました。「こうして、くわしくすることばを足すと、わかりやすくなる」とナカガワにんじゃ。そして、「つぎじゃ。この『きます』とは、どこにくるということじゃ?」。すると、「おもいだしました。このやしきにきます」とホンダにんじゃ。そこで、またほうこくしょにことばを足して、『こんや となりのくにの とのが やしきに きます。』としました。

scene 03『しょうぶをしに』くる?
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「これで、だれがどこにくるのかはわかった。しかし、かんじんなのは、何(なに)をしにくるのかじゃ」ときかれ、「しょうぶをしにきます!」とホンダにんじゃ。そこでほうこくしょを、『こんや となりのくにの とのが やしきに しょうぶをしに きます。』としました。「ちょっとまて!こんや、たたかいにくるということか!?」。あわてたナカガワにんじゃ、「いますぐ、とのにほうこくするんじゃ!」。ところがホンダにんじゃは、自分(じぶん)がかいたほうこくしょとはぜんぜんちがうので、いやだといいます。おこったナカガワにんじゃは、じぶんでほうこくするといって、やしきに入っていきました。

scene 04『しょうぎの しょうぶをしに』
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するとそこへ、となりのくにのとのがやってきました。「やあやあやあ、こんばんは。こちらのとのと、しょうぎのしょうぶをしにきましたぞ」。そして、やしきに入っていきました。ホンダにんじゃは、「そういえば、これも足(た)して、くわしくしたほうがよかったかなぁ」と、ほうこくしょにことばを足しました。『こんや となりのくにの とのが やしきに しょうぎの しょうぶをしに きます。』です。するとやしきの中から、「ばかものめ!まちがったほうこくをしおって!そんなやつは、“おしりペンペン”じゃあ!」と、とののおこった声(こえ)がして、「いたい、いたい!」とナカガワにんじゃのひめいが…。

scene 05“ことばドリル”にちょうせん!
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ホンダにんじゃのほうこくしょは、どんなことばが足(た)りなかったのでしょう。『こんや とのが きます。』に、ことばを足すと、『こんや となりのくにのとのが しょうぎの しょうぶをしに やしきに きます。』となりました。正解(せいかい)! 正解はほかにもあります。みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、「くわしくすることば」のつかいかたをれんしゅうしましょう。

scene 06ことばアンケート
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劇団(げきだん)のけんしゅうせいのみなさんは、ちゃんと「くわしくすることば」をつかえるかな? 『あした しんじゅくに いきます。』。この文に「くわしくすることば」を足(た)して、もっとよくわかるようにしてもらいます。まず、『あした おとうとと いっしょに しんじゅくに おかあさんの たんじょうびプレゼントを かいに いきます。』。つぎは、『あした しんゆうと こうきゅうな スイーツを たべに しんじゅくに いきます。』。こうやって「くわしくすることば」を足すと、あした何(なに)をするかが、もっとはっきりわかるようになりますね。

scene 07“かいとうワルダ”のよこくじょう
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「これで、外(そと)からはだれも入ってこられません」。金庫室(きんこしつ)のとびらを中からしめて、スワけいじがいいました。“かいとうワルダ”からとどいたよこくじょうには、『こんや いまわだいの 10おくえんの なぞめいた きらきらひかる ドリルンの ほうせきを もらう。』とあります。「くわしくすることばがたくさんついてるのはいいんですが、ながくなりすぎて、いみがわかりにくくなってます」とスワけいじ。ナガノけいぶは、さいしょの『いまわだいの』から、「ニュースで見たこのほうせきじゃないか?!」とケースの中のほうせきをゆびさしました。

scene 08『10おくえんの』『なぞめいた』『きらきらひかる』
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「しかしけいぶ、見てください。『10おくえんの』とつづいていますが…」とスワけいじ。するとナガノけいぶは、「10おくえん…、あれだ!」と、しょうぞうがをゆびさしました。タイトルが『10億円(おくえん)を盗(ぬす)んだ男(おとこ)』なのです。「しかしけいぶ、よこくじょうにはまだつづきがあります。『なぞめいた』となっていますが…」。ナガノけいぶは「これか?!」と、ちょうぞうに気がつきました。タイトルが『謎(なぞ)めいた人』なのです。「しかしけいぶ、さらにつづきがあります。『きらきらひかる』となっていますが…」。そこで二人は、おうかんに気がつきました。たしかに、きらきらひかっています。

scene 09二つにわけてつなぎなおすと…
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「どれもあやしいじゃないか。なんなんだ、このよこくじょうは!ワルダめ、われわれをバカにしおって!」。こうふんしたナガノけいぶがつかんだので、よこくじょうがやぶれてしまいました。あわてたけいぶは、さらに、さいしょの『こんや』というぶぶんもやぶってしまいました。すると、「あっ、けいぶ、見てください!」。スワけいじが、やぶれたよこくじょうを二つにわけて、つなぎなおしました。『こんや ドリルンの ほうせきを もらう。』『いまわだいの 10おくえんの なぞめいた きらきらひかる ほうせきだ。』。くわしくすることばがおおい文でも、二つにわけるとわかりやすくなるのです。

scene 10ドリルンのほうせきをうばわれた! 
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「よし、ほうせきをまもるぞ!」。けいぶがそういったとき、きゅうにまっくらになりました。そして、「ハーッハッハッハッハ」というわらい声(ごえ)がして、ふたたびあかりがつくと、ほうせきはなくなっていました。「いつのまに?!」。気がつくと、さっきまでしょうぞうがのあったところに、ほうせきをもったワルダがあらわれました。「では、このドリルンのほうせきはいただいていくよ。さらばだ!」。そういうとワルダは、きえてしまいました。「まてぇー!」。

scene 11“ことばドリル”にちょうせん!(2)
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「こんや いまわだいの 10おくえんの なぞめいた きらきらひかる ドリルンの ほうせきを もらう。」。ワルダのながすぎるよこくじょうは、どこできって、二つの文にわけるとよかったのでしょう。『こんや ドリルンの ほうせきを もらう。』『いまわだいの 10おくえんの なぞめいた きらきらひかる ほうせきだ。』。この二つの文にわけるのが正解(せいかい)! みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、くわしすぎるながい文のわけかたをおぼえましょう。

scene 12うたっておぼえる漢字ドリル
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うたっておぼえる漢字(かんじ)ドリル、『草』と『竹』のうた。「♪サッサカ サッサ くさかんむり サに日(にち) 十(じゅう)で 草になる サイヒではねて 花がさき サヘホとかいて お茶(ちゃ)どうぞ ケケとならんで 竹がはえ 竹を合(あ)わせて 答(こた)えなさい 竹に目 一(いち) ノ たてと 米(こめ) 女 攵(のぶん)で 算数(さんすう)だ♪」。

ことばドリル
くわしくすることば
【修飾語(詳しくする表現)】「きのう、えいがを見に行きました。」は、文としては完全だが、「誰と」「何の」が分からない。 言葉を足すことで情報が補える。

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