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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01ナオコの日記
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スワ家(け)のナオコがしゅくだいをしています。「できたー」。そこへお父さんが入ってきました。「日記(にっき)をかきおわったから、しゅくだいはおわり」」というナオコに、「どんな日記をかいたのか、きかせてくれないか」といいます。ナオコがよみはじめます。「きょうは、いろんなしゅくだいがでました。ちょっとむずかしかったです。あんまりできませんでした。いまはちょうねむいです」。すると、「ナオコ。日記をかくときに『ちょう』はつかわないだろ。『ちょう』は、はなすときにつかう“はなしことば”だ。かくときには『とても』という“かきことば”をつかうんだ。かきなおしてみなさい」とお父さん。

scene 02「いろいろな」、「あまり」
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「できた! 『いまはとてもねむいです』。かんせい!」とナオコ。すると、「いやいやいや、まだだ」とお父さん。「え、まだダメなの? めんどうだなぁ~」と“めんどうだポーズ”をするナオコ。「どこでおぼえたんだ、そんなポーズ。いいか、『いろんな』も『あんまり』もはなしことばだ。『いろんな』は『いろいろな』、『あんまり』は『あまり』とかくんだ」とお父さん。「ふーん。はなしことばとかきことばって、けっこうちがうんだね」。ナオコがかきなおします。「『きょうは、いろいろなしゅくだいがでました』『あまりできませんでした』。これでかんぺきでしょ」。「うん、かんぺきだ」。

scene 03「ちょっと」?「すこし」?
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すると、「まだダメよ!」とお母さんが入ってきました。「お父さん、これのどこがかんぺきなのよ。この『ちょっと』も、はなしことばよ。かきことばでは『すこし』とかかなきゃダメよ」といいます。「『ちょっと』は『ちょっと』でいいんだ。子どもらしくて」とお父さん。「ダメよ!」「いいんだって!」「ダメよ、『すこし』じゃないと!」。二人が日記(にっき)をとりあってひっぱったので、ビリビリッと日記がやぶれてしまいました。「あーっ、やぶれちゃったじゃない!もう、『ちょっと』なの?『すこし』なの?どっちなの?」とナオコ。

scene 04「めっちゃ」と「すっごい」は…
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そこに、「ほーほっほっほっほ」と、おじいさんが入ってきました。「親子(おやこ)げんかはやめるのじゃ」といいます。「ナオコ、かくときは『ちょっと』じゃなくて、『すこし』とかくんじゃ」といわれ、「じゃあ、『すこしむずかしかったです』でいいのね」とナオコ。「そうじゃ。お、そういえば…」と、おじいさんは。お父さんとお母さんが小学校のときにかいた作文(さくぶん)をとりだしました。そこには、『めっちゃつかれました』『すっごいたのしかったです』とあります。「『めっちゃ』も『すっごい』もはなしことばじゃから、かくときは『とても』とかくんじゃ」とおじいさん。「うぅ…」とお父さんとお母さん。

scene 05“ことばドリル”にちょうせん!
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ナオコの日記(にっき)は、どこがはなしことばだったのでしょう? 『いろんな』は『いろいろ』でしょうか。これはまちがい! 『いろんな』は『いろいろな』でしょうか。正解(せいかい)! 正解はほかにもあります。みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、「かきことば」のつかいかたをおぼえましょう。

scene 06ことばアンケート
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劇団(げきだん)のけんしゅうせいのみなさんは、ちゃんと「かきことば」をつかえるかな? 『おかあさんと、ドリルタウンっていういろんなおみせのあるとこへいきました。ちょうかわいいマフラーをかってもらいました。ゲームを3かいもしたんで、おこづかいが なくなっちゃいました』。この文をかきことばになおしてもらいます。「ドリルタウン『という』。おみせのある『ところ』へ。『ちょう』を『すごく』に。ゲームを3かいも『したので』、おこづかいが『なくなってしまいました』にしました」。『いろんな』は?「あ、これは『いろいろな』ですねー」。はなしことばとかきことばって、こんなにちがうんですね。

scene 07ナオコの日記 (2)
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小説家(しょうせつか)の面倒田(めんどうだ)やめる先生のところへ、へんしゅうしゃのホンダがきています。「先生、げんこうぜんぜんできていないじゃないですか。しめきりはとっくにすぎてるんですよ!」。面倒田は、「あーもう、きみはいつだってめんどうだなぁ」と手をひらひら。そこへ、「先生~」とスワ家(け)のナオコがやってきました。「先生、わたし日記(にっき)をかいたの。ちゃんとかけているか見てほしいの」といいます。「おやすいごようだよ」という面倒田に、「先生、子どもの日記を見てる場合(ばあい)ですか? ほんとに時間(じかん)がないんですから、ちょっとだけですよ!」とホンダ。

scene 08「けど」は「でしたが」に
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ナオコが日記(にっき)をよみます。「きょうは、がっこうのかえりに、すこしとおまわりだったけど、ペットショップによりみちしちゃいました。ポメラニアンってしゅるいのいぬが、とてもかわいかったです」。すると、「ナオコちゃん、かんぺきだよ!」と面倒田。「ちょ、ちょっとまってください。この日記のどこがかんぺきなんですか?!このぶんしょうは、かきことばになってません」と、ホンダがナオコにせつめいします。「まずは、『とおまわりだったけど』ってところ。『けど』ははなしことばだから、『でしたが』とかきことばでかくんだ」。面倒田も「ほーほーほー。ふーん」ときいています。

scene 09かきことばのきまりごと
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「この『しちゃいました』っていうのも、『してしまいました』ってかかないと」とホンダ。「ほーほーほー。なるほどねー」と面倒田。かきなおそうとするナオコに、「いやいや、まだあるから」とホンダ。すると、「あーぁ、めんどうだ、めんどうだ…」と面倒田とナオコが“めんどうだポーズ”をします。「ナオコちゃん、先生にへんなえいきょうをうけちゃいけないよ」とホンダ。どこがはなしことばかというと、「この『ポメラニアンって』の『って』のところ。かきことばでは、『ポメラニアンという』ってかくんだ。こまかいことだけど、かきことばにはかきことばのきまりごとがあるからね」とホンダがいいます。

scene 10まったくめんどうな先生
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そこでナオコはかきなおします。「できた!」。「おぉ、いいぶんしょうになったじゃないか」と面倒田。「さあ、先生のげんこうにとりかかりましょうか!」とホンダがいったところへ、ホンダに電話(でんわ)です。「もしもし。もうすぐげんこうができますんで、はい…」。すると、「ナオコちゃん、日記(にっき)もかけたことだし、ポメラニアンでも見にいこうか」というと、面倒田とナオコはにげていってしまいました。「あぁ、あ!ちょっと、先生!」。一人とりのこされたホンダは、「はぁー、またにげたよ。まったく、めんどうな先生だ…」と、“めんどうだポーズ”をするのでした。

scene 11“ことばドリル”にちょうせん!(2)
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ナオコの日記(にっき)は、どこがはなしことばだったのでしょう? 「すこしとおまわりだったけど」が、すこしとおまわり『しちゃって』でしょうか。これは、はなしことばです!すこしとおまわり『でしたが』でしょうか。正解(せいかい)!正解はほかにもあります。みんなも、ばんぐみホームページの“ことばドリル”で、「かきことば」のつかいかたをおぼえましょう。

scene 12うたっておぼえる漢字ドリル
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うたっておぼえる漢字(かんじ)ドリル、『弓(ゆみ)』と『刀(かたな)』のうた。「♪弓をてにした さむらいが ぴんと引(ひ)っぱる 引きはなつ 弓にム虫(むむし)で 強(つよ)くなり 弓にン?ン?で 弱(よわ)くなる 刀で七つに 切(き)りさいて 刀で八つに 分(わ)けてやる ちょんちょん 弓 たて ノをかけば 弟(おとうと)ざむらい けんざんだ♪」。

ことばドリル
かくときのことば
【文章表現(書き言葉)】文章は話すとおりに書けばいいわけではない。「ほうかごのことでした。」「ぼくたちがむかった先は公園です。」など、使える言い回しを知る。

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