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歌舞伎「数え唄」
ないようを読む
一(ひと)つ 灯(ひ)かげにすかして見(み)れば
二(ふた)つ 不思議(ふしぎ)
三(みっ)つ 見付(みつ)けた
四(よっ)つ 夜更(よふ)けに
五(いつ)つ 一体(いったい)合点(がてん)が行(ゆ)かぬ
六(むっ)つ 胸騒(むなさわ)ぎ
七(なな)つ 何(なん)であろ
八(やっ)つ 奴(やっこ)が
九(ここの)つ この池(いけ)へ
十(とお) で飛(と)び込(こ)もうか
【解説】
歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。今回は、「菅原伝授手習鑑」の「道明寺」から「数え唄」を取り上げました。おなじみの浦島太郎の物語に、勘九郎さんが「数え唄」を組み込んで、子どもにも分かりやすく表現してくださいました。