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絵あわせ百人一首「八重葎…」
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八(や)重(え)葎(むぐら)しげれる宿(やど)のさびしきに
人(ひと)こそ見(み)えね秋(あき)はきにけり

【百人一首解説】
「むぐら(雑草)がいく重にも生い茂っているこの寂しい邸には、誰もたずねて来ないのに、秋だけはやってきたなぁ」という歌。荒れて寂しくなった邸に、さらに寂しさをつのらせる秋が来たことへの感慨を表しています。悲しみではなく、静かな風情がしみじみと感じられます。

にほんごであそぼ
絵あわせ百人一首「八重葎…」
百人一首「八重葎…」作/恵慶法師

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