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絵あわせ百人一首「嘆けとて…」
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嘆(なげ)けとて月(つき)やは(わ)ものを思(おも)は(わ)する
かこち顔(がお)なるわが涙(なみだ)かな

【百人一首解説】
「嘆けといって月がもの思いをさせるのだろうか。あなたとの恋のせいなのに、月がそうさせたかのように涙が流れる」という歌。「月前恋」というテーマで、月のせいではないのにそう思いたくなる気持ちを詠んでいます。自然を愛し旅を愛した作者の和歌には、花や月が多く登場します。

にほんごであそぼ
絵あわせ百人一首「嘆けとて…」
百人一首「嘆けとて…」作/西行法師

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