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オープニング
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(オープニングテーマ)

scene 01むすめの結婚式を前に…
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「母さん。ついに、まなみの結婚(けっこん)式だ」。結婚指輪を前に、父親がなくなった妻(つま)の写真に語りかけています。「でも、まだ決心がつかないんだ。かれにむすめをまかせていいのか…」。そう言うと、手に取った指輪をじっと見つめました。

scene 02結婚式会場から指輪がぬすまれた!
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ここは警視庁(けいしちょう)さんすう課。イチがつくえのまわりを何かさがしています。「おっかしいなあ。どこだ?」。イチがさがしていたのは定規(じょうぎ)でした。そこへ、主任(しゅにん)からの指令です。「まもなく結婚(けっこん)式が始まる会場から結婚指輪がぬすまれたわ。通報(つうほう)したのは新郎(しんろう)の丸井優介(まるい・ゆうすけ)さん。式が始まる前に指輪を見つけだして。手がかりは、指輪ケースに残されていたみょうな紙よ。くわしくは現場(げんば)で確認(かくにん)して」。

scene 03『平行四辺形の中にある』
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ゼロとイチが結婚(けっこん)式場にやってきました。現場(げんば)に残されていた紙には、『平行四辺形の中にある』と書いてありました。「におうな…」とゼロ。するとイチがタブレットの画面を見せて言いました。「平行四辺形って、こんな形の四角形ですよね」。犯人(はんにん)は平行四辺形の形をした何かに指輪をかくしたようです。式が始まるまであと3時間しかありません。「よし。式場から平行四辺形をさがそう!」とゼロ。ゼロは、新婦(しんぷ)の父、角田四郎(かくた・しろう)が何か気になるようです。

scene 04平行四辺形かどうか確認する
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ゼロとイチは式場のあちこちをさがしますが、指輪は見つかりません。すると、「ありました!」とイチの声が。イチが見つけたのは花びんでした。たしかに平行四辺形のような形です。しかし花びんの中を見ても指輪はありません。「それ、本当に平行四辺形か?」とゼロ。平行四辺形とは、二つの辺が平行な四角形です。「本当に平行四辺形かどうか確認(かくにん)しよう」とゼロが言いました。「そんなことできるんですか」と聞くイチに、「かんたんだ。これを使えばね」と、ゼロは紙を一枚(まい)取り出しました。

scene 05紙を折って平行線をつくる
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まず紙を半分に折ります。その紙を開き、今折った線にそって紙の下のほうを折ります。そして、紙の上下をぎゃくにして、また紙の下のほうを折ります。紙を広げると、最初にたて半分に折った線と上下で折った線とがつくる二ヶ所の角度は同じなので、上下の二本の線は平行です。イチが見つけた花びんにその紙を当ててみると、花びんのふちは平行ではありません。平行四辺形ではなかったのです。「どうしよう…」。そう言うまなみを「だいじょうぶ」とはげます優介が、「ほかの部屋もさがしてみましょう」と言いました。

scene 06長方形も平行四辺形の仲間
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「あの額(がく)はどうでしょうか」。優介がかべの絵をさして言いました。でも、「どこから見ても長方形。平行四辺形じゃないなぁ」とイチ。するとゼロは、「そうかな?」とタブレットで長方形の形を見せました。「長方形も二つの辺が平行だから、平行四辺形の仲間なんだ」。ということは、箱も、ドアのわくも、本の背(せ)も平行四辺形です。「かたっぱしから平行四辺形をさがそう」。ゼロがそう言うと、優介も「みんなで手分けしてさがしましょう!」と言います。そんな優介を、四郎が満足そうに見ていました。

scene 07ひし形も平行四辺形の仲間だった
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「あとはこの部屋だけです」。優介とみんながやってきた部屋には、ウェディングケーキが置いてありました。「このケーキはどうでしょう」と優介。でも、「ひし形じゃないですか。平行四辺形じゃありませんね」とイチが言います。「ひし形…?」。ケーキを見ていたゼロはひらめきました。「なるほど!」。タブレットでみんなにひし形を見せます。そしてタブレットを少し回転させると、ひし形も平行四辺形の仲間だとわかります。本当にひし形かどうか、イチにたしかめさせます。

scene 08四つの辺の長さをたしかめる
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ひし形とは四つの辺の長さが等しい四角形です。ところが、定規(じょうぎ)がないイチ。でも、定規がなくてもはかれます。一辺の長さを基準(きじゅん)にして、四つの辺が同じ長さかたしかめればいいのです。「ぼく、はかります!」と優介は自分のネクタイをケーキに当てて辺の長さをはかり始めました。四つの辺の長さは同じでした。ケーキはひし形、つまり平行四辺形ということです。ケーキの上のかざりを取ると…「あった、指輪だ!」。まなみも大喜び。すると、「パチパチパチ」と拍手(はくしゅ)が聞こえました。

scene 09人の気持ちは長さのようにははかれない…
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それは四郎でした。「指輪をかくしたのは、わたしだ」と言います。大切な一人むすめを優介にまかせていいか、答えを出せずにいたのです。「本当にすまなかった。でも指輪が急になくなっても、まなみをはげましながら真剣(しんけん)にさがす様子を見て、これならむすめをまかせられると思ったんだ。まなみをよろしくたのむ」。「はい。必ず幸せにしてみせます」と優介。「複雑(ふくざつ)なんですねえ、花嫁の父親って」。イチがそう言うと、ゼロは、「人の気持ちは、長さのようにははかれないなあ」と言いました。

さんすう刑事ゼロ
消えた指輪を探し出せ ~四角形~
結婚式場から指輪が盗まれた。犯人が残したメッセージは「平行四辺形の中にある」。ゼロは会場の中にある「平行四辺形」を、意外な道具を使って探し出す。

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