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オープニング
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オープニングタイトル

scene 01走っているトラックの荷台から
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田んぼのわきの道を、男が鼻歌をうたいながらトラックを走らせています。するととつぜん、「ガタン!」という音がして、バックミラーに何か動くものが見えました。幌(ほろ)が外れたようです。ふしぎに思って車を止めて荷台をのぞくと、高級メロンが一個(こ)なくなっていました。ぬすまれたようです。「やられた…」。

scene 02時速35kmで走っていた
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ゼロとイチが、現場(げんば)で男に聞きこみをしています。「じゃり道にさしかかったんで速度を落としたんですよ!」と男はものすごくおこっています。じゃり道の長さはちょうど1kmでした。どのぐらいの速さで走っていたのか聞くと、「たしか、スピードメーターがこのあたりを指していた…」と男が指したのは「時速35km」です。じゃり道を走っているあいだだれか見かけたか聞くと、「そういえば、新聞配達の自転車と、ジョギング中の男の人を追いこしましたね」と男が言いました。

scene 03二人のどちらかがあやしい
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「時速35km。犯人(はんにん)はそれ以上の速さでトラックに追いついたってことですよね」。さんすう課でイチが考えています。「時速35kmってどれくらいの速さなんでしょうね」。ゼロは、「一時間に35km進む速さだ」とタブレットの画面で説明します。そこへ、主任(しゅにん)からの指令です。「運転手が目撃(もくげき)した二人の名前がわかったわよ。新聞配達をしていたのは、川島圭太(かわしま・けいた)。ジョギングをしていたのは、速水健(はやみ・けん)。体育大学の学生よ」。この二人のどちらかがあやしい。まずは速水からあたってみます。

scene 04速水の走る速さは時速24km
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体育大学のグラウンドで、ゼロとイチは速水に話を聞きました。「あなたは1kmのきょりをどれぐらいの速さで走ることができるんですか」。すると、「1000mだったら2分半ですね」という答え。その速さを時速で表そうとするイチですが…。「そういうときはまず、1分間にどれぐらいのきょりを進むか求めてみよう」とゼロが言います。2分半で1000m進むので、1分間だと、1000m÷2.5=400m。1分間に400mの速さで一時間進むと、400m×60分=24000m。つまり、時速24km。時速35kmのトラックよりおそい速さでした。

scene 05「一瞬にすべてをかけろ!」
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「ご協力ありがとうございました」。そう言って頭を下げるゼロとイチ。立ち去ろうとする速水に、コーチが声をかけました。「速水、みんなおまえに期待してるんだからな」。速水の表情(ひょうじょう)が少し変わったように見えました。「一瞬(いっしゅん)にすべてをかけろ!」。コーチがしかりつけるように言います。「やっぱり自転車ですよ」と言うイチ。するとゼロが、「よし。イチ、実験だ!」と言いました。「えっ?」。

scene 06自転車でもトラックには追いつけない?
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新聞配達で使っている自転車で時速35kmをこえられるかどうか、イチが自転車をこいで実験です。きょりは1km。「ヨーイ、スタート!」。必死にペダルをこぐイチ。1kmにかかった時間は2分ちょうどでした。2分で1000m走ったので、1分間に走ったきょりは、1000m÷2分=500m。この速さで一時間進むと、500m×60分=30000m。時速30kmです。ということは、この自転車でトラックに追いつくのはむずかしい? 考えこむゼロは、「一瞬(いっしゅん)にすべてをかけろ!」というコーチの言葉を思い出しました。「なるほど! なぞはとけたぞ!」。

scene 07速水は短距離走タイプだった
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ゼロとイチがもう一度体育大学にやってきました。速水が陸上競技(きょうぎ)大会の200mで優勝(ゆうしょう)したトロフィーを見つけ、「やっぱりな」とゼロ。速水はロッカールームにいました。「先日の大会で、あなた、優勝されたそうですね。でもあなたが優勝したのは、1000m走ではなく200m走だった。あなたは短い時間に全力を出しつくす短距離走(たんきょりそう)タイプらしい」とゼロが言います。「1kmのあいだ、ずっとトラックより速い必要はないんです。ごく短いあいだトラックより速ければ、トラックに追いつけるんです」。

scene 08速水の本当の時速は…
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イチが続けます。「200m走のあなたの優勝(ゆうしょう)タイムは20秒です。1分間に進むきょりは600m。一時間だと、600m×60分=36000m。つまり、時速36kmです。時速35kmのトラックより速いんです」。「あなたはトラックに追いこされた直後、スパートをかけた。トラックに追いつき、荷台からメロンをぬすみだした。ちがいますか!」とつめよるゼロ。速水は、大会に勝たなければいけないというストレスを発散したくて、ついメロンをぬすんでしまったのでした。「急ぎすぎて、道をあやまったようですね」。ゼロがそう言いました。

さんすう刑事ゼロ
時速35キロメートルの犯人をさがせ ~速さ~
時速35kmで走っているトラックの荷台から高級メロンが盗まれた。容疑者は、自転車に乗っていた男と、陸上競技選手の2人。トラックに追いついたのはどっちか?
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