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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01エミリのおなやみ
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「おやつ、おやつ」。イチカがやってきました。一つのこっていたケーキを「いただきまーす!」とたべようとしたところで、「あ、レスキューメッセージだ」とキュー。「ガーン…」。たべる時間(じかん)がありません。「小学生のエミリちゃんからでーす」。キューがモニターにエミリをうつします。「エミリです。小学3年生だよ」。エミリはゲームが大すき。でもゲームであそぶのは一日30分(ぷん)ときまっています。学校からかえってしゅくだいをして、6時50分からゲームをするというエミリ。「6時50分から30分ゲームをするには、何時(なんじ)何分にやめればいいのかな。おたすけ“レスキュー”、たすけて~!」。

scene 02こたえは6時80分?
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というわけで、今回(こんかい)のおなやみ、『6時(じ)50分(ぷん)から30分後(ご)は何時(なんじ)何分?』。「おまかせラジャー!」。イチカがかんがえます。「6時50分から30分間(かん)ゲームをした時こくだから…。そうだ、たしざんをすればいいんだよ。50+30=80。だから、こたえは、6時80分!」とイチカ。「えーっ、6時80分だって?」とびっくりするレス。「あれ? ちがうの?」。「じゃあ、まるい時計(とけい)でたしかめてみようよ。キュー、出番(でばん)だ!」とレス。「はい、きたー! 見トケーィ!」。キューのモニターにまるい時計がうつしだされました。

scene 0360分で1時間になるから…
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「ながいはりが、ひとめもりすすむと…1分(ぷん)。数字(すうじ)と数字のあいだをすすむと…」とレス。「5分(ふん)!」とイチカ。「そう。ながいはりが半分(はんぶん)のところまでいくと…30分。さらに半分まわると…」。「60分! そうか、60分で1時間(じかん)になるから、何時何分(なんじなんぷん)は、80分にはならないんだね」とイチカが気づきました。「そのとおり。イチカ、時計の見方(みかた)ばっちりじゃん」とレス。「レスキュー、じゅんちょう!」とイチカ。

scene 046時50分にはじめて6時20分にやめる?
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「よーし、さっきの計算(けいさん)、やりなおしてみよう!」。イチカがまるい時計(とけい)を見ながら計算しなおします。「エミリちゃんは、6時(じ)50分(ぷん)から30分間(かん)ゲームをするから、ここから30分後(ご)…」。時計のはりをうごかしていきます。「5、10分、20分、30分で…6時20分! 6時50分にはじめたら、6時20分にやめたらいいんだ!」とイチカ。すると、「すごいよイチカ! 時(とき)をもどしてる!」とレス。「あれ? ほんとだ。6時50分より前(まえ)にもどっちゃった! なんで時がもどっちゃうの? どうしよう、このままじゃレスキュー大しっぱいだ~!」。

scene 05おたすけアイテム「まっすぐ時計」
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するとレスの耳がひかりました。「ビビッ! “こまったセンサー”、キャッチ! イチカ、ガチャをまわして!」。「よーし、いちか~ばちか~!」。イチカがレスのおなかのガチャをまわします。「今週(こんしゅう)のおたすけアイテム~。こんなん出ました~」。キューのひきだしがひらきました。「なんだろう?」と紙(かみ)をとりだしてひらいてみるイチカ。「おー、これがおたすけアイテム?」。「そう、これが『まっすぐ時計(どけい)』。時計一しゅう、1時間(じかん)を、数(かず)の線(せん)にしたもの」とレスがいいました。2時間で数の線が二つです。

scene 06まっすぐ時計に時こくをかいていく
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「このまっすぐ時計(とけい)をつかって、時(じ)こくをしらべよう。まずは、ゲームをはじめる時こくをかいてみて」とレス。「うん。6時ちょうどはここだから、6時50分(ぷん)は…10、20、30、40、50、ここ!」。イチカがまっすぐ時計に「6時50分」とかきこみました。「そう。そこから30分たった時こくをしらべてみよう」とレス。「うん。10分で、7時ちょうど。もう10分で、7時10分。さらに10分で、7時20分。6時50分の30分後(ご)は、7時20分! 7時20分にゲームをやめたらいいんだね」とイチカ。「大せいかい!」。

scene 07“ちょうどの時こく”でわけるといい!
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するとイチカが、「ねぇ、レス。わたし、まるい時計(とけい)をつかってかくにんしてみたい!」といいました。「じゃあ、オレの時計をかしてあげよう」。レスが時計をわたします。「ありがとう」。まるい時計を見ながらイチカがかくにんします。「ゲームをはじめる時(じ)こくは、6時50分(ぷん)。そこから30分間(かん)だから…」。イチカが時計のはりをまわします。「10分で、7時ちょうど。もう10分、さらに10分で、7時20分! ちょうどの時こくでわけるとわかりやすい!」とイチカ。「ちょうど、ちょうど!」。

scene 08レスキューミュージック ~時こくと時間~
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「♪時間(じかん)の計算(けいさん)するときのコツ 時間の計算するときは ちょうどの時(じ)こくでわけよう ちょうどまで何分(なんぷん) そこから何分 これがわかれば計算できる」。

scene 09まるい時計を見てかんがえてみよう
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「ねぇ、レス。なんでわたしはさっき、『6時(じ)50分(ぷん)から30分後(ご)は6時20分!』なんておもっちゃったんだろう?」とイチカ。「そのりゆうは、まるい時計(とけい)を見ながらかんがえるといいよ。キュー、カモーン!」とレス。「トッケーィ!」。キューのモニターにまるい時計があらわれました。「いいかい、イチカ。時計のはりをよーく見ていて。6時50分から7時まですすめるよ」。レスが時計のはりをすすめます。「チクタク、チクタク…」。「ながいはりが12にむかっていった!」とイチカ。するとレスが、「みじかいはりは?」とききます。「え? みじかいはり?」。

scene 10みじかいはりのうごき!
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「そう。じゃあ、こんどは7時(じ)から8時まですすめてみるよ」。レスがながいはりをすすめていきます。「あれ? よーく見ると、みじかいはりもうごいているような…。あ、やっぱり!」。イチカがみじかいはりのうごきに気づきました。「1時間(じかん)すすむと、ながいはりが一しゅう、みじかいはりは、数字(すうじ)一つぶんすすむんだ」とレスがいいます。「そうか! みじかいはりのうごきを見のがしていたから、わたしはまちがったんだね」となっとくするイチカ。「6から7のあいだは、6時何分(なんぷん)。7から8のあいだは、7時何分! みじかいはり、じみだけどちゃんとすすんでて、えらいなぁ」。

scene 11レスキューアンサー
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「エミリちゃん、見てる? 6時(じ)50分(ぷん)から30分間(かん)ゲームをするには、何時(なんじ)何分にやめればいいのかっておなやみ。まるい時計(とけい)でかんがえるとわかりやすいよ。6時50分の10分後(ご)は、みじかいはりは7を、ながいはりは12をさしてるでしょ。これが『7時ちょうど』。ちょうどをすぎると、この先は7時何分になるってことだよね。そこから20分すすんで…7時20分! 6時50分の30分後は、7時20分。ゲームは7時20分までたのしんでね! おたすけレスキュー、キュキュッとかいけつ! きらん☆」。

scene 12「レスキューありがとう!」
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イチカがおやつをたべています。そこへ、「エミリちゃんからへんじがとどいたよ」とキューがエミリをモニターにうつしました。「ゲームをやめる時(じ)こく、わかったよ。レスキューありがとう!」とエミリ。「よかったぁ」とよろこぶイチカ。「時間(じかん)の計算(けいさん)ができると、よていもじょうずに立てられるようになるよ」とレスがいいます。「よーし、わたしもこのあと、夜(よる)ごはんまでの計画(けいかく)を立ててみる!」とイチカ。「いま4時40分(ぷん)でしょ。まず、ゲームを30分間(かん)して…」。「いいねぇ!」。「そのあと、マンガを15分間よんで…」。「しゅくだいの時間もわすれるなよ!」。

さんすうレスキュー!
時こくと時間(3年)
今回のお悩みは「6時50分から30分間ゲームをすると何時何分?」。頭の中で時計の長い針を30分後に動かしたイチカが出した答えは…6時20分!あれ、時が戻ってる?

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