チャプターあらすじを読む
scene 01『できない』を見つけよう
ないようを読む

ぼくの名前(なまえ)は、出来内満太郎(できない・まんたろう)。デキナイ小学校ではたらく25さい、どくしん。でも、これは、かりのすがた。「♪できない できないできない できない子いないか できない できないできない できない子見つけた~♪」。できないということは、いつかできるようになるってこと。だれかがなにかをできないと、“できるメーター”がどんどんへって、“デキナイヲデキルマン”がやってくる! さあ、いっしょに『できない』を見つけよう!

scene 02いっしょにやっていい?
ないようを読む

ほうかごルームで、おうすけが男の子にこえをかけました。「なにしてるの?」。するとその子は、「でんしゃ、つくってるんだ」といいます。「おもしろそう。いっしょにやってもいい?」というと、「いいよ。ぼく、あつし。4年生。よろしく」。おうすけも、「ぼく、おうすけ。1年生。よろしくね」といいました。そこへ、ゆうともやってきました。『あれ? おうちゃん、なにやってるんだろう?』。おうすけにちかづいてみると…。『あっ、しらない子といっしょだった!』。ゆうとはあわててはなれます。すると、できるメーターが一つへりました。「いつもはできるゆうとくん。できない見~つけた」と満太郎。

scene 03「いれて」といえないゆうと
ないようを読む

一人であそんでいるゆうと。おうすけたちを見て、『なんかたのしそう。ぼくもいっしょにあそびたいなぁ』とおもいます。するときなりが、「おうちゃん、いれて」といいました。「いいよ」とおうすけたち。きなりはゆうとにもこえをかけます。「ゆうとくんもいっしょにやろうよ」。でも、『しらない子がいるしなぁ』とおもったゆうとは、「うーん、やっぱり、いい」とこたえてしまいます。またメーターが一つへりました。「せっかくさそってくれたのに…。今日(きょう)もぼくの、で・ば・ん?」と満太郎。みんなは、できないこと見つけられたかな? しらないおともだちとあそびたいとき、どうすればよかったんだろう?

scene 04せっかくこえをかけてくれたのに
ないようを読む

「よし、できた。かんせい!」。でんしゃがかんせいして、おうすけたちはたのしそうです。『ぼくだけ一人ぼっち』とおもうゆうと。できるメーターがまた一つへりました。するとおうすけが、「ゆうと、あそぼうぜ!」とこえをかけてくれました。ところが、「ゆうとは、えきいんさんね」とおうすけ。『え? ぼくもでんしゃにのりたいのに…』とおもったゆうとは、「なんかつまんない。やーめた」といってしまいました。「なんだよ、つまんないって。もういいよ!」とおうすけはおこってしまいます。そこで、できるメーターがあっというまにからっぽになりました。すると、きゅうにきょうしつがくらくなり…。

scene 05デキナイヲデキルマンがあらわれた
ないようを読む

「へんしーん!」。デキナイヲデキルマンがあらわれました。「♪できない できないできない できない子いないか できない できないできない できない子見つけた~ できないことに気づけたら いつかできる ひゃっほ~ できる できる デキナイヲデキルマン!♪」。びっくりするゆうとに、「ゆうとくん、『なかまにいれて』が、ぜんぜんできてなーい! なんで『なかまにいれて』がいえないとこまるのか、わかる?」とデキナイヲデキルマン。ゆうとにはわかりません。「では、シューポッポ、シューポッポ、まきもどしタイム!」。

scene 06なかよくなれない、いっしょにあそべない
ないようを読む

なんで『なかまにいれて』がいえないとこまるのか、いっしょにかんがえてみよう。「あ、しらない子がいたから、きんちょうして、こえをかけられなかった。これじゃ、なかよくなれない!」とゆうと。そう。みんなとなかよくしたいよね。それから? 「せっかくさそってくれたのに、ことわっちゃった。これじゃ、なかよくなれない!」。そう。おうすけくんもさそってくれたよね。だけど…。「ぼくもでんしゃにのりたいって、ちゃんといえなかった。だからいっしょにあそべなかった!」。『なかまにいれて』がいえないと、『なかよくなれない!』、『いっしょにあそべない!』。こんなこまったことがあるんだね。

scene 07『できない』に気づけばかならず『できる』!
ないようを読む

「そっか~。『なかまにいれて』っていえばよかったんだ~」とゆうとは気がつきました。「でも、『できない』に気づけば…」とデキナイヲデキルマンがきかれ、「かならず『できる』!」とこたえるゆうと。そして、「よし、つぎは『なかまにいれて』っていう!」といいました。「おほほっ。本当(ほんとう)にできるのか~?」とデキナイヲデキルマン。

scene 08えがおで、気もちをつたえることがたいせつ
ないようを読む

あそぶときのこえのかけかたイズ! さいしょのもんだい。しらないおともだちがたのしそうにあそんでるよ。いっしょにあそびたいけど、なんてこえをかけよう? 1.「なにしているの?」ってこえをかける。2.「いれて」っていう。「えーと、これは2ばん。『いれて』っていう!」とゆうと。じつは、どっちもせいかい! えがおで、きこえるように気もちをつたえることがたいせつだね。「ぼくも、ゆうきを出していってみる! あと、じぶんの名前(なまえ)をいってから、ともだちの名前をきく!」とゆうと。そうだね。名前がわかると、もっとなかよくなれるよ。するとメーターが二つ上がりました。

scene 09「いれて」といわれたら?
ないようを読む

じゃあ、つぎのもんだい。もしじぶんがあそんでいるときに、「いれて」っていわれたら、どうする? 「いいよ」とゆうと。そう。元気(げんき)なこえがいいよ。また二つメーターが上がりました。じゃあ、あそんでいるとちゅうで、ちがうあそびがしたくなったらどうする? 「えっと、ともだちにきいてみる」。そうだね。ともだちとはなして、あそぶじゅんばんをきめるといいね。するとまたメーターが上がりました。

scene 10「ぼくもなかまにいれて」「いいよ!」
ないようを読む

ほうかごルームにゆうとがもどってきました。でんしゃであそんでいるおうすけ、あつし、きなりにこえをかけます。「えっと…、さっきはごめん。ぼくもなかまにいれて」。すると、「いいよ!」とみんながいいました。「ぼく、ゆうと。よろしくね!」。「ぼく、あつし。よろしく」。おうすけが「ゆうと、のっていいよ」といってくれました。「ありがとう!」。ゆうとはでんしゃにのり、みんなにごうれいをかけました。「しゅっぱーつ!」。みんなでうたいながらでんしゃあそびです。「♪せんろはつづくよ どこまでも…」。すると、できるメーターが満タンにもどりました。さあ、みんなもできるかな?

で〜きた
なかまにいれて
なかまにいれて、ちゃんとできるかな?

クリップ

教材きょうざい資料しりょう

教材・資料(先生向け)

配信はいしんリスト

今年度こんねんど放送ほうそう

その放送ほうそう