チャプターあらすじを読む
オープニング
ないようを読む

(オープニングタイトル)

scene 01おもちゃ屋のマモルと、ロボットのカンリ
ないようを読む

ここは、とある町のおもちゃ屋(や)さん。店(みせ)のおくからヘルメットとバッグをもって出てきたマモルが、自転車(じてんしゃ)のかごに入れて、「これでよし」といいました。「マモル、自転車でどこか出かけるの?」とカンリがきくと、「うん。今日(きょう)は天気がいいから、公園(こうえん)までサイクリングをしようとおもって」といいました。「いいねぇ!」。「自転車にのるのはひさしぶりだから、たのしみだなぁ」。

scene 02自転車でころんでしまったキキ
ないようを読む

そこへ、キキが自転車(じてんしゃ)をおしてやってきました。「おー、今日(きょう)は自転車なんだ」とマモル。「うん。でも、さっきころんだときにかごがこわれちゃった。店長(てんちょう)、なおしてくれない?」とキキがいいます。「いいけど、キキ、けがはしなかったの?」とマモル。「うん、だいじょうぶ」。「自転車のじこは、大けがにもつながるからしんぱいだなぁ」とカンリ。すると、「よし。そのときのじょうきょうをふりかえってみよう。カンリ、よろしく」とマモル。「まかせて。ジャーン!」。カンリがキキカンリスコープをとりだしました。「それじゃいくよ! メガネダーイブ!」。

scene 03“キキカンリスコープ”でキケンをふりかえる
ないようを読む

キキカンリスコープをのぞくと、キキが自転車(じてんしゃ)でほそいとおりをはしっていくところが見えました。交差点(こうさてん)で、きゅうに左から車が出てきました。よけようとしたキキはたおれてしまいます。ガシャン!

scene 04どうしたら安全に自転車にのれる?
ないようを読む

「あぶないところだったねぇ」とカンリ。「けがしなくてよかったよ」とマモルもいいます。「車のうんてんもキケンだったけど、キキののりかたもキケンに見えたよ」とカンリ。「キキ、まえにも自転車(じてんしゃ)でころんでなかった? しっかりちゅういしなきゃね」とマモルにいわれ、「はーい」とこたえたキキ。「でも、なににちゅういすればいいの?」といいました。「それはアレだよ…車とかなぁ?」、「そ、そうそう。車とか…ねぇ?」、「そう…そんなかんじでーす」とマモルとカンリ。「えー? よくわかんないよ」とキキ。「たしかに。どうしたら安全(あんぜん)に自転車にのれるのかなぁ?」。「うーん」。

scene 05自転車は車のなかま
ないようを読む

「よし、先生にきいてみよう。ポチッ」。カンリがリモコンのスイッチをおしました。モニターにあらわれたのは、交通安全(こうつうあんぜん)についてけんきゅうしている稲垣具志(いながき・ともゆき)さんです。「先生、どうすれば安全に自転車(じてんしゃ)にのれるんですか?」とキキ。すると、「自転車を安全にのるためにまずしっておいてほしいことは、自転車は車のなかまであるということです。ですから、自分(じぶん)がけがをしない、そして、あいてにけがをさせない。そのために自転車がまもらなければならないルールは、たくさんあります」と稲垣さんがいいました。

scene 06ルール1.「とまれ」のひょうしきをまもる
ないようを読む

「自転車(じてんしゃ)のルールか。どんなものがあるんですか?」とマモル。「一つめは、『とまる』ということ。自転車のじこのげんいんでもっともおおいのが、一時停止(いちじていし)しない、とまらないことです。三角形(さんかくけい)の『止(と)まれ』のひょうしきがあるところでは、自転車もかならずとまらなければなりません」と稲垣さん。「そういえば、キキは『止まれ』のひょうしきをまもってなかったよね」とマモル。「きちんととまるっていうのも、自転車にのるときのルールなんだね」とカンリ。

scene 07ルール2.歩道はゆっくり
ないようを読む

「二つめのルールは、歩道(ほどう)はゆっくりとおる、ということです。自転車(じてんしゃ)は車道(しゃどう)をはしることになりますが、13歳(さい)みまんの子どもたちは、とくべつに、歩道をとおってもいいことになっています」と稲垣さん。「うん。いつも歩道をとおってるよ」とキキ。すると、「歩道をとおるとき、歩行者(ほこうしゃ)にとって安全(あんぜん)なスピードでとおっていますか?」と稲垣さんがいいました。そういわれて、「え、どうだろう?」とかんがえるキキ。そこで、「キキがふだん自転車にのっているようすを見てみよう!」とカンリがいいました。

scene 08キキののりかたを見てみると…
ないようを読む

歩道(ほどう)を自転車(じてんしゃ)ではしっているキキ。歩道におばあさんが出てきます。びっくりして、ころびそうになるおばあさん。「わたしののりかた、キケンだったんだね」とキキが気づきました。「歩道はあるく人のためのものです。ですから、自転車はゆっくりとおらなければならないんです」と稲垣さん。「ゆっくりって、どれくらい?」とキキがきくと、「『ゆっくり』とは、すぐに安全(あんぜん)にとまれるくらいのはやさのことです。人がおおぜいいたり、自転車にのったままではとおりにくいとおもったりしたときには、自転車からおりておしてあるくといい」と稲垣さんがいいました。

scene 10大人は子どもの手本となる運転を
ないようを読む

「歩道(ほどう)はゆっくり、車道(しゃどう)より!」とキキ。「ぼくたち大人も、ちゃんとルールをまもってのらなきゃなぁ」とマモル。「大人の人たちは、子どもの手本となるような運転(うんてん)をしなければなりません。ヘルメットの着用(ちゃくよう)や、ライトやブレーキのてんけんなども、子どもたちといっしょにやるようにこころがけてください」と稲垣さんがいいました。「あとで点検してみよう」とマモル。「うん!」とキキ。「先生、ありがとうございました」。

scene 11歩道に人がいてとおりにくいときは
ないようを読む

「安全(あんぜん)に自転車(じてんしゃ)にのるためのルールがよくわかったよ」とマモル。「どんなことに気をつけて自転車にのればいいか、いっしょに見てみよう。キキカンリしようぜ!」とカンリ。「オーッ!」。キキカンリスコープで見てみます。まずはこんな場面(ばめん)。自転車で歩道(ほどう)をすすんでいくと、前方(ぜんぽう)に人が二人あるいています。「あっ、車道よりをとおりたいんだけど…」とキキ。「でも、人がいてとおりにくそうだなぁ」とマモル。「自転車をおりて、ゆっくりとおったら安全かなぁ」とキキ。

scene 12坂道をくだっていくときは
ないようを読む

「これはどうかな?」。カンリがつぎに見せたのは…。「すごい坂道(さかみち)!」とびっくりするキキ。「スピードが出そうだからキケンだなぁ」とマモル。坂道をくだっていくと、横断歩道(おうだんほどう)に人が。そして、「車もきてるねぇ」とマモル。「ブレーキをかけて、ゆっくりすすんだほうがいいね」とキキがいいました。

scene 13マモルの自転車もてんけんすると
ないようを読む

マモルがキキの自転車(じてんしゃ)をなおしています。「よし、オッケー」。「やったー。店長(てんちょう)、ありがとう!」。すると、「マモルの自転車もてんけんしたほうがいいんじゃない?」とカンリがいいます。「そうだね」と自分(じぶん)の自転車をチェックするマモル。「あ、空気ぬけてるな。あ、ブレーキもちょうしわるいな」と気がつきました。「てんけん、だいじ!」とカンリ。「というわけでキキ、自転車かしてくれない?」とマモルがいいました。「えーっ、いやだよ。なんでそうなるの?」。「だって、キキのはてんけんしたから安全(あんぜん)でしょ?」。「そういうもんだいじゃなくて!」。

キキとカンリ
自転車にのるときのキケン
どうしたら安全に自転車を運転できるかを考える。13歳未満は自転車で歩道を通行することが許されているが、歩道を通るときに気をつけることは?交差点で大事なことは?

クリップ

教材きょうざい資料しりょう

教材・資料(先生向け)

配信はいしんリスト

今年度こんねんど放送ほうそう

その放送ほうそう