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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01おもちゃ屋のマモルと、ロボットのカンリ
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ここは、とある町のおもちゃ屋(や)さん。「あー、今日(きょう)は大いそがしだ」。店長(てんちょう)のマモルがいそがしくはたらいています。「マモル、めずらしく仕事(しごと)がんばってるね」とカンリ。「カンリも手つだってよ」。そのとき…、「ん? えっ、ゆれてる?」とマモル。店(みせ)や地面(じめん)がゆれはじめたようです。マモルはいそいでたなをおさえます。「キキカンリセンサー! キキカンリセンサー! じしんです!」とカンリがいいます。ゆれはしばらくつづきました。「ながいなぁ」。そして、「あ、とまった」とカンリ。ようやくじしんはおさまりました。「あー、びっくりした~」。

scene 02大きなじしんがおきたらどうする?
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そこへ、キキがやってきました。「さっきじしんがあったよね」。「大きなじしんじゃなくてよかったよ」とマモル。「大きなじしんってどんなかんじなんだろう?」とキキ。するとカンリが、「それなら…、キキカンリアーカイブ発動(はつどう)!」といいました。「かこにおきたじしんのえいぞうを見せてくれるみたいだよ」とマモル。「ヤーッ!」。あらわれたえいぞうを見ると、へやのなかがものすごいゆれにおそわれていました。「うわぁ、こんなに大きなじしんがわたしの町でおきたらどうなるんだろう?」とキキ。そこで、カンリのキキカンリスコープで見てみます。「それじゃいくよ! メガネダイブ・フューチャー!」。

scene 03“キキカンリスコープ”でミライを見る
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キキカンリスコープをのぞくと、キキの学校が見えます。「学校でじしんがおきたらどうなるのかな?」とカンリ。そのとき、教室(きょうしつ)がゆれはじめました。ロッカーやたなからものがつぎつぎにおちてきます。じしんがおさまったあと、教室の中は…。「わぁ!」。めちゃくちゃになっていました。「たながたおれてる!」とマモル。「いろんなものがおちてきてるね。ほかの場所(ばしょ)はどうかな?」とカンリ。しょうこうぐちも、げた箱(ばこ)がたおれ、たくさんのくつがちらばっています。「げた箱もこていしていないものはたおれてしまっているねぇ」とマモル。

scene 04一人のときにじしんがおきたら?
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「こわかったぁ」とキキ。「大きなじしんがおきたらあんなにたいへんなことになるんだね」とカンリ。「じしんがおきたときは大人の人といっしょにひなんしなきゃね」とマモルもいいます。するとキキが、「だけど、さっきは一人のときにじしんがおきたよ。そんなときはどうしたらいいの?」といいました。「そうか。まわりで大人の人をさがす、なんてひまはないか」とかんがえこむマモル。「すぐに自分(じぶん)で行動(こうどう)するしかないね」とカンリもいいますが、「どうしたらいいのかなぁ」とキキ。「たしかに。じしんがおきたとき、どんな行動をとればいいんだろう?」。「うーん」。

scene 053つの『ない』で安全かくほ
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「よし、先生にきいてみよう。ポチッ」。カンリがリモコンのスイッチをおしました。モニターにあらわれたのは、じしんについてけんきゅうしている大木聖子(おおき・さとこ)さんです。「先生、じしんがおきたとき、なにをすればいいんですか?」とキキ。すると、「いちばんだいじなのは、自分自身(じぶんじしん)の安全(あんぜん)をかくほすることです。3つの『ない』をいしきしてさがしてください。『おちてこない』。『たおれてこない』。『いどうしてこない』。じしんのときはものが上からおちてきたり、横(よこ)からたおれてきたり、いどうしたりします。それによって命(いのち)をうしなう人がおおいんです」。

scene 06ゆれをかんじたら、つくえの下!
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「さっき見た学校の中でも、いろんなキケンがあったよね」とマモル。「うん。もういちど見てみよう」。カンリが学校のえいぞうを見せます。「ここでの、おちてこない、たおれてこない、いどうしてこない場所(ばしょ)は?」。キキが、「つくえの下!」と気がつきました。「そうですね。ゆれをかんじたらすぐに、おちてこない、たおれてこない、いどうしてこない場所にすばやくいどうしてください」と大木さん。

scene 07大きなキケンから身をまもろう
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「3つの『ない』場所(ばしょ)をさがしても見つからないときはどうするのかなぁ?」とキキ。「たしかに。安全(あんぜん)な場所がないときもありますよね」とマモルもいいます。すると大木さんは、「そんなときにだいじなのは、大きなキケンから身(み)をまもること。たとえば、けいこうとうや大きな家具(かぐ)。こういったものからは、すばやくはなれましょう」といいました。「なるほど。ふだんからじしんのときのキケンを見つけておくと、いざというときにすぐうごけるんですね」とマモル。

scene 08命をまもるポーズ
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「安全(あんぜん)をかくほできるところでやってほしいのは、命(いのち)をまもるポーズ」と大木さんがいいます。「つくえがあるときは、“サルのポーズ”。つくえのあしを両方(りょうほう)の手でもって、両ひざをゆかにつけて、しっかり身(み)をまもりましょう。つくえがないときは、“ダンゴムシのポーズ”。頭(あたま)をしっかりまもります。手を、お水をすくう形(かたち)にして、そのまま頭のうしろにつけてください。両ひざをゆかにつけて、ひじもゆかにつけます。小さくまるくなる。これが“ダンゴムシのポーズ”です」。

scene 09家具はしっかりこていしておく
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そして、「家(いえ)にいるときは、ぜったいに家具(かぐ)などを手でおさえたりしないでください。そのまま下じきになってたいへんキケンです」と大木さん。「マモル、さっきじしんがおきたとき、まっさきにたなをおさえていたよね」とカンリ。「あれもあぶないことだったのか…」と気がつくマモル。「たおれてくるものは、つっぱりぼうなどでしっかりこていしましょう。おもいものは下のほうにおいておくといいとおもいます。こういったたいさくをあらかじめおこなっておくことがだいじです」と大木さん。「わたしも、命(いのち)をまもるポーズをすぐにできるように練習(れんしゅう)する!」とキキ。

scene 10サルのポーズ、ダンゴムシのポーズ
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「よし、練習(れんしゅう)してみよう!」とカンリ。「サルのポーズ!」。キキとマモルがつくえの下で、両手(りょうて)でつくえのあしをもってひざをゆかにつけ、すばやくサルのポーズをします。「オッケー! ダンゴムシのポーズ!」とカンリ。両手で頭(あたま)をおおい、ひざとひじをゆかにつけて小さくまるくなります。「うん、いいかんじ!」とカンリ。「じしんがおきたときもこれぐらいはやくポーズができるようにしなくちゃね」とマモルがいいました。「うん!」。

scene 11じしんのときのキケンをさがそう!
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「じしんのときのキケンをさがそう! キキカンリ、チェック!」とカンリ。町の中のビルやこうさてんのイラストを見せていいました。「こんなとき、じしんがおきたらなにがキケンかな?」。「たてものからガラスがおちてくるかもよ」とキキ。「店先(みせさき)のワゴンもいどうしてきたらあぶないなぁ」とマモル。すると、「キキ、マモル、ナイスチェック!」とカンリがいいました。「ほかにもキケンがあるかな? みんなもチェックしてみてね!」。

scene 12カンリもこていしたほうがいい…?
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「これでよし」。マモルがたなをこていしました。「お、さっそくたいさくしてる」とカンリ。「じしんがおきても、いどうしてこないようにね」とマモル。「キキカンリできてるねぇ」と感心(かんしん)するカンリ。「カンリもこていしたほうがいいんじゃない?」とキキがいうと、「ホントだ!」と、マモルがテープをとりだしてカンリをこていしはじめました。「なるほど。そうそうそう。そのちょうし、そのちょうし…って、ボクのことはこていしなくてだいじょうぶだよ!」といいだすカンリですが、「でもしんぱいだよ~」と、マモルはカンリにテープをまきつけます。「いいんだ! ボクはいいんだって!」。

キキとカンリ
地(じ)しんのときの行動
地震がおきたときにどんな行動をとればよいかを考える。自分の安全を確保できる場所とはどんなところ?命を守るポーズとは?

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