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オープニング
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(オープニングテーマ)

scene 01「夜の地球儀」で明るく見えるところ
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地球温暖化(おんだんか)の大きな原因(げんいん)である二酸化炭素(にさんかたんそ)。今日は、その二酸化炭素がどうしてふえつづけているのかを考えます。宇宙(うちゅう)から見た世界中の夜の様子を表す「夜の地球儀(ちきゅうぎ)」。アメリカの中でもとくに明るいのはニューヨーク。そしてアジアでものすごく明るいのが日本です。それだけ日本では、全国各地(かくち)で夜に電気を使っているのです。電気を使うことと二酸化炭素がふえることには、どんな関係(かんけい)があるのでしょう。

scene 02家庭で使う電気を調べる
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家庭で使う電気はどれくらいの二酸化炭素を出しているのでしょうか。電気製品(せいひん)をつなぐと、二酸化炭素をどれくらい出すことになるのかわかる機械(きかい)を使って調べます。埼玉県所沢(ところざわ)市に住む篠原(しのはら)さんに協力(きょうりょく)してもらいました。さっそく調査(ちょうさ)開始。たくさんある電気製品のなかから、よく使うものをえらびます。テレビ、トイレ、こたつ、炊飯器(すいはんき)、電話の5つをえらび、二酸化炭素の量(りょう)をはかりました。

scene 03電気を使うと二酸化炭素が出る?
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まずは炊飯器(すいはんき)。ごはんの保温(ほおん)で電気を使うため、二酸化炭素は0.02kg。トイレは24時間つけっぱなしで、0.32kgの二酸化炭素が出ます。こたつは4時間使っただけですが、0.22kgにもなりました。テレビや電話も合わせると、二酸化炭素の量は全部で0.6kgでした。一般家庭の電気製品をすべて合わせると、一日でおよそ4kg出るといわれています。なぜ電気を使うと二酸化炭素が出るのでしょう。それを知るために、電気がどこからやってくるのか見にいってみましょう。

scene 04火力発電所が出す二酸化炭素
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東京にある大井火力発電所。毎日、およそ35万軒(けん)分の電気を作っています。火力発電所では、物をもやすときに出るエネルギーを電気にかえています。燃料(ねんりょう)は石油や石炭、ガスなどです。燃料をもやし、蒸気(じょうき)を作り、タービンの羽根を回します。その力で電気を起こしているのです。しかし燃料をもやすときに二酸化炭素が出てしまいます。全国の火力発電全体で、一年におよそ4億(おく)トンもの二酸化炭素が出ているといわれます。つまり、電気を使うことは温暖化につながっているのです。

scene 05必要におうじた発電ができる火力発電
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電力会社では火力以外(いがい)の発電にも力を入れています。二酸化炭素をほとんど出さないといわれる原子力発電や水力発電も組み合せて電気を作っているのです。電気はためることができないので、必要(ひつよう)におうじて必要な量(りょう)を作らなければなりません。火力発電はその調節(ちょうせつ)がかんたんにできる、大切な電力です。なかでも石油を燃料(ねんりょう)にする方法がいちばんあつかいやすく、電気の量を調節しやすため、石油がかかせないのです。

scene 06地層の中に見られる石油
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では、石油がどんなものなのか見てみましょう。石油を直接(ちょくせつ)見られる場所があります。新潟市金津(かなつ)地区です。地元の人に案内(あんない)してもらったのは、石油がしみ出るがけです。石油は、がけの地層(ちそう)の黒い部分にあるそうです。黒い層をほってみると、たしかに油っぽい石です。この黒い石を熱(ねっ)して火をつけてみると、本当にもえました。でも、どうして石の中に油が入っているのでしょう。

scene 07昔の生き物と石油の関係?
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石を切り出し、顕微鏡(けんびきょう)で見てみます。拡大(かくだい)して見ると、石の中には小さなすきまがあります。青く見えるこの小さなすきまに、石油が入っているのです。さらに、この石のまわりの地層(ちそう)をくわしく見ると、花粉(かふん)や小さな生き物の化石が見つかります。この「生き物」が、石油と大きな関係(かんけい)があります。

scene 08地球上の多くのものにふくまれる炭素
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昔の生き物と石油の関係。それを知るには、まず生き物がどんなものからできているのかを知る必要(ひつよう)があります。実は、地球上にあるものには、動物、人間、木、石をはじめ、たくさんのものに「炭素(たんそ)」というものがふくまれています。炭素は、もやすと二酸化炭素にかわります。そして石油にも炭素がふくまれています。そのため、石油をもやすと二酸化炭素が出てきてしまいます。生き物と石油はまったくちがうもののように見えますが、同じように炭素を持っているのです。

scene 09大昔の生き物の炭素が石油に
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地層(ちそう)をくわしく見ると、生き物と石油の関係(かんけい)がわかってきます。何千万年も前の地球。海には小さな生き物がたくさんいました。生き物は、死ぬと海の底(そこ)にしずみます。その上に土やすながつもっていきました。やがて、生き物にふくまれる炭素が土の重みや熱(ねつ)で変化(へんか)していきます。これが石油のもとです。大昔の生き物の炭素が変化したもの、それが石油です。

scene 10石油にたよらないくらしとは
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何百万年、何千万年という長い時間をかけてできた石油。それを今わたしたちは、大量(たいりょう)にほり起こして使っています。電気だけでなくプラスチックやガソリンなど、身のまわりには石油を使ったものがあふれています。石油を使うことは、何千万年もかけてたまった炭素を使うこと。こうして地球上の二酸化炭素はふえつづけています。温暖化をとめるには、石油にたよらないくらしにかえていくことが大切かもしれません。地球の環境(かんきょう)を守るために、何かわたしたちにできることはないのでしょうか。

ど~する?地球のあした
二酸化炭素はなぜ増える?
地球温暖化の仕組みと原因をやさしく解きあかし、環境の危機を考える。その原因が電気製品の使用など、私たちの日々の暮らしと密接に結びついていることを知る。

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