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(オープニングテーマ)

scene 01リサイクルされる資源ごみ
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今日は、飲み物の容器(ようき)が主役です。飲み物はペットボトルやかんに入れて売られています。そこで問題。「367億(おく)本」、この数字はいったい何でしょう。これは、一年間に飲まれるペットボトルとかんの本数です。こうしたものは「リサイクル」といって、資源(しげん)として集め、また新たな製品として再利用(さいりよう)するようになっています。では、アルミかんとペットボトルに注目して、どのようにリサイクルされているのかを見てみましょう。

scene 02アルミかんの回収と分別
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東京都杉並区の資源(しげん)ゴミの回収(かいしゅう)日。集められるかんのゴミは、一日およそ5850トン。まず機械(きかい)を使って、アルミかんとスチールかんを分けます。分けられたアルミかんは、一度、運びやすいよう小さなかたまりにされ、リサイクル工場でもう一度分別(ぶんべつ)されます。アルミニウム以外(いがい)のものがまざらないようにするためです。アルミかんが流れるベルトコンベアの上に強力な磁石(じしゃく)がついていて、スチールかんも鉄くずも見のがしません。

scene 03再生地金からふたたびアルミかんを作る
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分別されたアルミかんを、700℃の炉(ろ)の中に入れます。どろどろにとけて液体(えきたい)になったアルミニウムを型(かた)に流しこむと、アルミニウムのかたまりができました。リサイクルの原料(げんりょう)になる「再生地金(さいせいじがね)」です。この再生地金からアルミかんを作ります。大きなローラーを使って板状(いたじょう)にのばし、そのアルミの板から丸い板を切りぬきます。その一つひとつの形を整えると完成(かんせい)です。こうして、すてられたアルミかんがふたたびアルミかんになりました。

scene 04アルミかんは「リサイクルの優等生」
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アルミかんは90%以上(いじょう)が再利用(さいりよう)されていて、「リサイクルの優等生(ゆうとうせい)」とよばれています。アルミニウムは「ボーキサイト」という原料(げんりょう)から作られますが、そのとき工場ではたくさんの電気を使います。そのためアルミニウムは、「電気のかんづめ」とよばれています。一方、リサイクルの場合、アルミかんをとかして再生地金(さいせいじがね)を作ります。この場合、電気は、新品を作るときのわずか3%ですむのです。では、ペットボトルの場合はどうでしょう。

scene 05ペットボトルのリサイクル
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収集(しゅうしゅう)所に運ばれてきたペットボトルは、種類(しゅるい)ごとに分別(ぶんべつ)されたり、よごれを落としたりして、20kgぐらいのかたまりにまとめられます。神奈川県にあるペットボトルリサイクル工場。運ばれてきたペットボトルは、いったんばらばらにして機械(きかい)にかけられます。プラスチックの種類を見分ける装置(そうち)で、X線を使ってペットボトル以外(いがい)の容器(ようき)を見つけ出し、取りのぞきます。さらに、色のついたペットボトルは人の手で取りのぞきます。

scene 06リサイクルの原料は「フレーク」
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つづいて、ペットボトルを2回に分けてくだきます。より細かくすることで、ラベルなどを取りのぞくためです。ひとつぶの大きさは、およそ8mm。これを「フレーク」とよんでいます。フレークは、巨大(きょだい)なタンクに入れ、特別(とくべつ)な薬品を使って表面のよごれを取りのぞきます。最後(さいご)は、150℃の温度でかんそうさせます。よごれがすっかり落ちて、真っ白な「フレーク」ができました。これでようやく、リサイクルの原料(げんりょう)になるのです。

scene 07ペットボトルのリサイクル製品
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フレークをもとに作られたリサイクル製品(せいひん)には、ネクタイや作業着などの衣類(いるい)、イチゴや卵(たまご)のパック、商品をカバーするものなどさまざまなものがあります。データでは、「せんい」は全体の52%。卵(たまご)のパックのような「シート」が39%です。アルミかんはリサイクルされてふたたびアルミかんになりましたが、ペットボトルはせんいやシートになる割合(わりあい)が高いのです。では、ペットボトルのリサイクルも環境(かんきょう)にやさしいのでしょうか。

scene 08資源の節約にはなるけれど…
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新品のペットボトルの原料(げんりょう)は石油です。この石油から「PET樹脂(ペットじゅし)」というものを作ります。一方、リサイクルの場合、ペットボトルが工場でフレークになります。このPET樹脂とフレークをくらべると、リサイクルに使う石油の量(りょう)はおよそ76%ですむといわれています。しかし、たしかにリサイクルは資源(しげん)の節約(せつやく)になり、環境(かんきょう)にやさしいのですが、ほかにも考えなくてはならないことがたくさんあります。

scene 09リサイクルは手間がかかる
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まず、ペットボトルやかんを回収(かいしゅう)するときには、車を走らせ、何ヵ所にも分かれている収集(しゅうしゅう)所を回ります。このとき、車のガソリンや、集めるための手間がかかっているのです。集めたあとは、きれいにあらったり、リサイクルしやすいように仕分けをしたりしなければなりません。収集所などからリサイクル工場まで運ぶ仕事もあります。リサイクル工場の中でもいくつもの作業があるので、たくさんの人がはたらいているのです。

scene 10リサイクル全体を見て考えよう
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アルミかんのリサイクルの流れをまとめたものを見ると、リサイクルされるまでにはいろいろな段階(だんかい)があることがわかります。リサイクルに使う電気や石油についてくらべたデータは、この流れのなかのリサイクル工場の部分だけを見たものでした。これ以外(いがい)のところでも、かんを集めたり、よけいなものを取りのぞいたりと、いろいろな人手がかかります。使うエネルギーやかかる時間などをふくめて、リサイクル全体の流れを見わたして考えなくてはならないのです。

ど~する?地球のあした
ホントにお得?リサイクル
リサイクルが進められる一方、資源ゴミの回収や運搬にはエネルギーが使われ、分別された資源ゴミの行方は必ずしも明らかではない。リサイクルの現実を追い、功罪を考える。

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