チャプターあらすじを読む
オープニング
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「どうするかなぁ。うーん、どうするか…」。ドスルがなやんでいます。そこへ、「あれ? ドスル、どうしたの?」と、コスルがやってきました。「お、コスル。今さぁ、こんな問題が起きててさぁ。ちょっとこれ、見てよ」と、ドスルがタブレットのキーをおしました。

scene 01シャッターのしまった店がならぶ通り
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タブレットに映像(えいぞう)が出ました。「商店街(がい)だよね? お店しまってるようだけど、お休み?」。シャッターのしまった店がならぶ通りを見てコスルが言いました。すると、「ちがう、ちがう。シャッターがしまっているのは、お店をたたんでしまったからなんだ」とドスルが言います。「買い物するところがへって、ふべんじゃん!」とおどろくコスル。さらにドスルが言いました。「これだけじゃないんだぞ。農業のような仕事、みんなが通う学校。命を守る救急(きゅうきゅう)車。ぼくたちがくらす地域(ちいき)社会は、いろんなピンチをかかえているんだ」。「えっ? どういうこと?」。

scene 02かつてはにぎわっていた商店街
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食料(しょくりょう)品店や洋服屋。いろいろな店が集まる商店街(がい)。わたしたちのくらしをささえています。でも今、その商店街の中の店がへってきています。北海道釧路(くしろ)市の釧路駅前にある商店街。今、3分の1近くの店が営業(えいぎょう)をやめてしまいました。長年、商店街をまとめてきた羽生(はにゅう)さんが言います。「100年以上(いじょう)やってきたこの店も閉店(へいてん)してしまいました。ざんねんです」。50年ほど前のこの商店街は…。「かたがぶつかるくらいすごいにぎわいでした。すべてのものがそろっていた」。羽生さんは、この先も店がさらにへっていくのではと心配しています。

scene 03商店街がなくなる?
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全国の商店街(がい)へのアンケートで、『将来(しょうらい)に期待が持てる』と答えたのは4%。一方で、『不安(ふあん)や危機(きき)感を感じている』は67%にのぼっています。どうしてなのでしょう。「たとえば、買い物する人の多くが、商店街ではなく、大型(おおがた)のスーパーに行くようになったことがあるなぁ。ほかにも、店主さんの高齢(こうれい)化や、わかい人がお店のあとをつがない後継(こうけい)者不足といったことが原因(げんいん)だといわれてるなぁ。実は、こういう課題(かだい)をかかえているのは、商店街だけじゃないんだ。地域(ちいき)の農業もなんだ」とドスルが言いました。

scene 04農業がつづかない?
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鳥取県北栄町(ほくえいちょう)は、全国でもトップクラスのスイカの産地(さんち)です。40年スイカさいばいをつづけてきた錦織(にしごり)さん、もうすぐ70歳(さい)。重いスイカをあつかうことが大きな負担(ふたん)になってきて、スイカ作りをいつまでつづけられるか不安(ふあん)を感じています。「後継(こうけい)者がいないのでわたしの代で終わるかもしれない」。あとをつぐ人がへってきているなどの理由で、380軒(けん)あった北栄町のスイカ農家はこの30年で半分近くになってしまいました。全国の農家のうち65歳以上(いじょう)の高齢(こうれい)者は70%にのぼります。

scene 05“人口減少”という問題
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「この後継(こうけい)者不足(ぶそく)の問題は、ほかにも町の工場でも同じように起こっているんだ」とドスル。「でも、なんでわかい人がいないの?」とコスル。「それについてはだな、このアニメを見ればわかるぞ!」とドスル。――『アニメでわかる日本の人口』。今、日本では、地方から東京や大阪などの大都市に、はたらき手となるわかい人が集まっています。さらにこの先、日本全体にいる人、すなわち「人口」はへっていく一方なのです。“人口減少(げんしょう)”です。人口がへれば、はたらき手もへります。地方を中心に、農業はもちろん、いろいろな仕事のはたらき手も、これからはへっていくのです。

scene 06次から次へと問題が
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「と、まあ、こういうことだ。どうするかねぇ」とドスル。「どうするって、大問題じゃん。ほんと、どうしたらいいの?」とコスル。「それはだな、えーと…。解決策(かいけつさく)、解決策…」。ドスルがタブレットでさがします。でも、解決策が出る前に、またべつの問題が出てきました。「あー! 調べても調べても、問題ばかり出てくる!」とキレるドスル。「えーっ、そんなにあるの?」とコスルもびっくり。

scene 07公共のサービスがつづけられない?
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人がへってしまうと、くらしは大きくかわります。公園の管理(かんり)や、ゴミの処理(しょり)、消防(しょうぼう)・救急(きゅうきゅう)など、くらしをささえる公共(こうきょう)のサービス。ここには、「税金(ぜいきん)」というお金が使われています。税金とは、国や町に国民(こくみん)がおさめるお金のこと。人口がへると、おさめられる税金もへってしまいます。そうすると、これまでのような公共のサービスが、つづけられなくなる心配があります。

scene 08学校の統廃合、公共施設の閉鎖…
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人口減少(げんしょう)が進んでいる北海道夕張(ゆうばり)市。住民(じゅうみん)は、いちばん多かった11万人から、7千人へと大きくへってしまいました。そのため、入ってくる税金(ぜいきん)もへってしまい、夕張市が運営(うんえい)する住宅(じゅうたく)では、かべや道路がいたんだままになっていました。市内に7校あった小学校は、学校の運営にお金がかかるため、統合(とうごう)されて1校になりました。そして今、全国各地(かくち)で、学校の統廃合(とうはいごう)、公共施設(こうきょうしせつ)の閉鎖(へいさ)、ゴミ処理(しょり)の有料(ゆうりょう)化などさまざまな見直しが行われています。

scene 09わたしたちにできることは何だろう?
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「知らなかったなぁ。うーっ、問題が多すぎる! もう一回見せて。商店街(がい)がなくなってしまう。農業などの仕事がつづかない。そして、公共(こうきょう)のサービスがつづけられない。ヒェーッ!」とお手上げのコスル。「うーん。どれもこれも、かんたんには解決(かいけつ)できない問題だよなぁ」と言うドスルに、「でも、わたしたちにだってできること、あるはずだよね?」とコスル。「そう、そうこなくっちゃ! それ!」。ドスルはコスルにドサッと問題をわたしました。「わわわ、重たい! うーん、でも、友だちにも相談してくる!」とコスル。「おー、たのんだぞ!」。

ドスルコスル
どうする?町が住みづらくなる
今回は、地域社会に関わる問題を考える。商店街の衰退や、農業などの仕事の後継者不足、公共サービスの限界など、日本のこれからを見すえながら現状を見ていく。

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