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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 013人に1人が高齢者の時代
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いま、日本は“超高齢(ちょうこうれい)社会”といわれています。医学が進み、病気をなおす方法(ほうほう)がふえたいま、65歳(さい)以上(いじょう)の高齢者の数はこの50年で5倍以上にふえました。日本人のおよそ30%、3500万人以上が高齢者です。この先もふえつづける高齢者。どうサポートしていくかが大きな課題(かだい)となっています。「ドスルがおじいちゃんになったら自分が世話をする」と言うコスルですが、「オレが90歳になるころにはコスルだって65歳。りっぱな高齢者どうしだぞ」とドスルが言います。「ほんとだ~!」。超高齢社会では、高齢者どうしのくらしが問題になっているのです。

scene 02“老老介護”という現実
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91歳(さい)の母、千代さんのめんどうを見ながらくらしているのは、68歳の青山政司(あおやま・せいじ)さん。老人(ろうじん)が老人を介護(かいご)する“老老介護”です。千代さんは認知症(にんちしょう)です。ときどき、自分がだれで、どこにいるのかわからなくなります。ひと時も千代さんから目をはなすことができない青山さんは、はたらきたくてもはたらくことができません。母親も自分もこの先どうなるのか。「自分がどんどん年をとっていくごとに、どうなっていくかわからないので…」。いま、家で介護をつづけている人のおよそ60%が、この老老介護というきびしい現実(げんじつ)に直面しています。

scene 03高齢者がひとりぼっちになったら?
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「うわーっ。お年よりどうしのくらしって、たいへんすぎ~!」と頭をかかえるコスル。すると、「あまい! あまいぞーっ!」とドスルが言います。「え? どうして?」とコスルが言うと、「二人でくらしているうちは、まだマシってこと。たとえば、さきにかたほうが亡(な)くなってしまったら、どうなる?」とドスル。「あっ、ひとりぼっちになっちゃう! どうすればいいの~?」とコスル。高齢(こうれい)者がひとりになったらどうすればいいのでしょう。

scene 04「お年よりの孤立」という問題
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静岡県熱海(あたみ)市。住民(じゅうみん)の半分以上(いじょう)が高齢(こうれい)者という団地(だんち)があります。ここでいま、お年よりの孤立(こりつ)が問題になっています。団地の自治(じち)会長をつとめる大友勇(おおとも・いさむ)さん、72歳(さい)。3年前、ひとりぐらしのおばあさんのすがたを見かけないと、住民から連絡(れんらく)を受けました。大友さんがたずねると、おばあさんは台所でたおれていました。亡(な)くなってから一週間ほどたっていたといいます。だれにも気づかれずに、たったひとりで人生を終える、孤独(こどく)死。「孤独死をふせぐことがわたしたちのねがいでした」。

scene 05おたがいに見守ることができる場所
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大友さんは、団地(だんち)の集会場を使って、お年よりが孤立(こりつ)することなくおたがいに「見守ることができる場所」を作りました。「居場所(いばしょ)というのは見守りにつながっているね。これはぜったい言える」(大友さん)。現在(げんざい)、742万人の高齢者がひとりぐらしをしています。一人ひとりが孤立しないようにすることが、大きな課題(かだい)となっているのです。

scene 06くらしに必要なお金は?
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「ねえねえ、ドスル。おじいちゃん、おばあちゃんたち、くらしに必要(ひつよう)なお金はどうしてるの? お仕事をしていない人も多いよね」とコスルが言いました。「いい質問(しつもん)だ。高齢(こうれい)者とお金の問題は、実は、コスルたちにも関係(かんけい)があるんだ」とドスルが言います。「え? そうなの?」。「ここから先は、これ見てちょうだい」とドスル。『チョコレートが老人(ろうじん)を救(すく)う?!』。

scene 07もっと税金を高くしないといけなくなる?
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仕事を引退(いんたい)した高齢(こうれい)者は、給料(きゅうりょう)がないので生活費(ひ)が足りません。その上、けがや病気をしやすくなっているので治療(ちりょう)代もたくさんかかります。そんな高齢者のくらしをささえるために、みんなが国におさめている税金(ぜいきん)が使われています。買い物をするときにはらう消費税もその一つです。しかし高齢者の数がふえて、みんなから集めたお金ではまかなえなくなってしまうと…。「高齢者のくらしをささえるために、消費税などをどんどん高くしていかなきゃいけないかも知れないんだ!」とドスル。「そんなに高くなったら、大すきなチョコレートが買えな~い!」。

scene 08みんなで介護していけば…
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「でもわたし、がまんする。少しくらいたいへんでも、わかい人みんながおじいちゃん、おばあちゃんに声をかけたり、介護(かいご)してあげればいいじゃない!」とコスル。ところが、「あま~い! 実はいま、超高齢(ちょうこうれい)社会をささえる介護のスタッフがぜんぜん足りず、大きな問題になっているんだ!」とドスルが言いました。「え~?!」。

scene 09介護の現場の深刻な人手不足
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高齢(こうれい)者の世話をする介護(かいご)の現場(げんば)で、人手不足(ぶそく)が深刻(しんこく)な問題になっています。山口県下関(しものせき)市にある介護施設(しせつ)。この施設を利用する40人の高齢者。本来なら20人のスタッフが必要(ひつよう)です。しかしいまは半分の10人しかいません。労働(ろうどう)力となるわかい人の数がへったことと、夜中も交代で見守りつづけるなどきつい仕事であることから、スタッフを募集(ぼしゅう)してもなかなか人手が集まりません。この先、介護が必要な高齢者がふえていく一方で、介護する側(がわ)の人手不足がさらに深刻になると考えられています。

scene 10友だちと話し合ってみよう!
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「みんなが長生きになるって、幸せなことばかりじゃないんだね」とコスル。「老老介護(ろうろうかいご)。高齢(こうれい)者の孤立(こりつ)。そして、介護の現場(げんば)の人手不足(ぶそく)。超(ちょう)高齢社会は、問題も“超山づみ”だ! どうする? どうする!」とドスル。「どれもかんたんな問題じゃないけど、わたしたちに何ができるか、友だちと話し合ってみるね!」とコスル。「おお! たのんだぞ~!」。

ドスルコスル
どうする?お年寄りのサポート
「老人」が「老人」を介護する「老老介護」、高齢者の「孤立」、介護の現場の「人手不足」などの事例から、お年寄りをどうサポートしていけば良いかを考える。

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