チャプターあらすじを読む
scene 01“いこいの広場”を生き返らせる
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今日の主人公は、兵庫県たつの市立新宮(しんぐう)小学校6年生のみんなです。5月、みんなが向かったのは、学校の中の“いこいの広場”。ここはみんなでヤギを育て、大すきな生き物やめったに見られない植物ともふれあえるすてきな場所だったのですが…。調べてみると、くもの巣(す)に雑草(ざっそう)。さらに、あのめずらしい植物もどこにあるのかわかりません。今回は、いこいの広場を生き返らせて、みんなで守っていこうとする取り組みをしょうかいします。

scene 02絶滅危惧種の『ムラサキ』を守る
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のどかな景色(けしき)が広がる兵庫県たつの市。新宮小学校は、山と田んぼにはさまれています。いこいの広場を生き返らせようとみんながまず始めたのは、めずらしい植物『ムラサキ』を守ること。このムラサキは観察(かんさつ)のために特別(とくべつ)に分けてもらった植物です。「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」といって、大切にしていかないとこの世からなくなってしまうかもしれないのです。みんなはまず、図書室でムラサキについて調べ始めました。「さいばいがむずかしいって書いてある」(男子)。

scene 03植物園の園長さんのアドバイス
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ネットでも調べます。ムラサキは、昔からむらさき色の染物(そめもの)に使われてきました。むらさき色の根っこを使って布(ぬの)をそめます。ムラサキからできる色だから、「むらさき色」という名前がついたのだそうです。一方、植物園の人に手紙を書く二人。調べてもわからないところを教えてもらうことにしました。さっそく植物園園長の松本(まつもと)さんが来てくれました。松本園長のアドバイスは、ムラサキが育ちやすいように、かたい土をたがやしてやわらかくすること。いこいの広場にのこっていたムラサキは、全部で3株(かぶ)でした。

scene 04かれたと思ったムラサキが
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それから一週間。ムラサキはなかなか元気になりません。しかも、三つのうちの一つは葉っぱが取れてかれてしまったようです。「虫にやられたの?」「虫じゃないと思う」「水分あげすぎの可能性(かのうせい)もあるな」。原因(げんいん)がわからないので、松本園長に電話をして相談することにしました。すると、松本園長からのアドバイスは、弱っているムラサキを植木ばちにいったんうつして、栄養(えいよう)のある土で育てること。そして、目をはなさずに世話をするようにと言われました。すると…。かれたと思っていたムラサキから新しい葉っぱが生えてきたのです。「生きようとしとるんや」(男子)。

scene 05いこいの広場が生き返った!
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夏。みんなで、いこいの広場の大そうじ。ヤギ小屋のフンとワラは、手作りの肥料(ひりょう)にします。広場のさくのペンキぬり。楽しそうです。そして、芝生(しばふ)をはって、完成(かんせい)。いこいの広場が生き返りました。でも、6年生が卒業(そつぎょう)してしまったらどうするのでしょう。「次、守ってくれる人たちがいなければ、ムラサキだって命があるからかれてなくなってしまう」(女子)。いこいの広場を未来(みらい)まで守りつづけるために、みんなは、5年生に自分たちの取り組みをつたえることにしました。

scene 065年生に自分たちの取り組みをつたえる
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5年生にどうつたえるか、まずは6年生どうしで練習です。「アカハライモリは何十年生きられるのでしょう。1.10年。2.20年。3.30年」(女子)。すると男子から、「声は大きかったけど、ずっとタブレットのほうばかり見て相手のほうを見ていない」というアドバイス。「初夏(しょか)から夏にかけて白い花をさかせるのがムラサキの特徴(とくちょう)で…」という説明(せつめい)には、「5年生が上から目線やなと思ってしまうから、ムラサキってこんなんやで、みたいな感じで…」という意見。ちゃんと5年生の気持ちになって考えようとしているんですね。すごい!

scene 07いこいの広場を守っていってほしい
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そして本番当日。5年生がやってきました。生き物の大切さと広場への思いを、しっかりつたえられるのでしょうか。「ムラサキは色ぞめに使われすぎて、だんだん数がへってしまった」(6年生)。「君たちが6年生になったときも、いこいの広場を下級生につたえて、自然(しぜん)とのかかわりをもって守っていってほしい」(6年生)。最後(さいご)に、6年生から5年生にお礼を言いました。「ありがとうございました」。すると…。「こっちが言うんじゃない?」「こっちが言わなあかんわ」と5年生たち。そして、「こちらこそありがとうございました」と5年生のみんなも言ってくれました。

scene 08だれもが共生できる町づくり
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「身近な自然(しぜん)を守ろうとする取り組みで、何を感じたのかなぁ」とドスル。「いろんな人や自然とふれあっていくなかで、相手の立場になって考えたり、植物だったらムラサキはどうしたらいいのかとか考えたりして、だれもが共生(きょうせい)していける町になったらいい」と6年生の女子。「そう、だれもが共生できる町づくり。みんなは次の目標(もくひょう)に向かって動き始めたの。ヤギ小屋のフンから作った肥料(ひりょう)で大根作り。地域(ちいき)の人に配って自然の大切さをつたえていきたいんだって」とコスル。「いこいの広場で生まれたみんなの思いが町へと広がっていくのか。すごいなぁ!」。

ドスルコスル
こうする! 大切な自然を守る
自然豊かだった場所が、「ほったらかし」が原因で荒れてしまったのです。絶滅危惧種の植物・ムラサキを育て、広場を未来まで守り続けようとする姿を紹介します。

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