オープニング
ジェイソンがこの前に見たと言う動物の絵を描(えが)いてラムとプログに見せますが、とても変な生き物です。すると、「スクラッチ動物園」からSOSが来ます。見てみると、ふしぎな動物がたくさんいるはずなのに、ネコが一匹しかいません。逃げてしまったようです。ジェイソンの出番です。スクラッチ・ワールドに行って、動物を増やします。
スクラッチの絵を描(えが)く画面で、絵を描いていきます。道具のようなボタンがならんだ所から「筆」を選んで線を描き、「バケツ」を使って中をぬります。できあがったのは星のもようがついたゾウです。これにプログラミングをして、小さなゾウがゆっくりと歩き、端(はし)についたらはね返るようにします。かわいいゾウができたので、もっと増やしてあげることにします。
片手を使っていくつまで数を数えられるでしょうか?ふつうにやると5でっしょうか?ジェイソンの数え方を見てみます。小指を1、薬指を2、中指を4、人指し指を8、親指を16、として組み合わせていくと、31まで数えることができます。では、両手を使えばいくつまで数を数えられるでしょうか?答えはウェブページで。
3人が考えた動物を発表します。ラムは、黒いトラです。絵を描(えが)く画面で、「消しゴム」を使って、黒い部分をけずっていくと、プログラムで色が変わるカラフルな下絵がでてきて、輝くもようを持った黒いトラになります。プログは、自分で紙に描いたリンゴと馬、鳥と魚をかけあわせた絵を取り込んで、それを動かしました。ジェイソンは、ねん土で作った動物の写真を少しづつ動かしながらたくさんとり、それを切りかえて、コマ撮りアニメーションで動く動物を作りました。ジェイソンが「変身!」とさけぶと、その動物が最初にジェイソンが絵を描いていた変な生き物に変身して何かをはき出し始めてしまいました。
今回紹介(しょうかい)するのは、プログラミングが得意なスクラッチネーム legonosuke(レゴノスケ)君と、絵が得意なyutarooo(ユウタロウ)君の作品。自分たちで作った「おやじギャグ」のカードがたくさん見られます。二人は、将来(しょうらい)はもっとすごいものを作りたいと思っています。「2人の得意なものをいかして、ドラマとかをつくってみたいです」。君も「スラッチ動物園」を作ろう!