チャプターあらすじを読む
オープニング
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分解(ぶんかい)。組み合わせ。一般化(いっぱんか)。抽象化(ちゅうしょうか)。シミュレーション。『プログラミング的(てき)思考を獲得(かくとく)せよ テキシコー』。

Scene1 あたまの中で動(うご)かしてみよ「電車のおもちゃ」
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模型(もけい)のゲートを降(お)ろし、レールの端(はし)からおもちゃの電車を走らせると、ゲートにぶつかったあと、どうなるか?これをふまえて、丸いレールを作り、ゲートを置(お)きました。レールには、三角形の積(つ)み木がついています。電車を走らせると、一体どうなるでしょうか?

Scene2 実際(じっさい)に電車を走らせると…?
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頭のなかで動かせたでしょうか?では、やってみましょう。まず、電車が走る。ゲートに当たる。レールが回る。三角形が…。(プログラミング的思考その5「頭の中で手順(てじゅん)をたどる」)今、みなさんがやった、頭の中で手順をたどることは、重要(じゅうよう)なプログラミング的思考の一つです。

Scene3 効率第一(こうりつだいいち)。ダンドリオン「ごみ取(と)り」
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今日は、ダンドリよく掃除(そうじ)をします。道具(どうぐ)を使(つか)って散(ち)らばったゴミを集(あつ)め、チリトリに入れます。3工程(こうてい)ですべてのゴミがチリトリに入ります。しかし、「一生懸命(けんめい)やっているのはわかるが、効率が悪(わる)い!」としかられてしまいます。「では、どうするでありますか?」「それはな…」。工夫(くふう)をすると2工程でできました。

Scene4 ロジックマジック「9枚(まい)の紙きれ」
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手品師(てじなし)が、客(きゃく)に正方形の紙(わた)を渡しました。「この紙を9枚にやぶいてください。この中から1枚を選(えら)んで…これにしましょうか。1から9の間で好(す)きな数字を1つ書いてください。ぼくは横(よこ)を向(む)いています。書けたら、裏返(うらがえ)してください。」客は“8”を書きました。「ほかの紙には残(のこ)りの数字を書いたうえで、裏にしてよく混(ま)ぜてください。」客はそのとおりにしました。「さて、あなたが最初(さいしょ)に書いた数字は…これですね。」数字は8。正解(せいかい)です。

Scene5 どうして手品師は客の書いた数字がわかったのか?
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なぜわかったのでしょうか?この一枚にだけ何か特徴(とくちょう)があるのでしょうか?紙を9枚にやぶった時、ある1枚だけに現れる特徴とは?(プログラミング的思考その3「パターンを見つける」)

Scene6 こんなところにプログラム「郵便配達(ゆうびんはいたつ)」
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郵便配達員(いん)が、配達にむかう前に、必(かなら)ず行う「組立」という作業(さぎょう)があります。郵便物を配達原簿(げんぼ)という表(ひょう)をたよりに並(なら)べ替(か)えることです。その表には、住民(じゅうみん)が、住所順(じゅうしょじゅん)ではなく、ある目的(もくてき)を持(も)ったプログラムにしたがって並べられています。配達原簿にしたがって組み立てた郵便を地図に並べていくと…一筆(ひとふで)書きのようにつながりました。配達原簿には配達の最短(さいたん)ルートが書いてあるのです。これは、一方通行や、右折禁止(うせつきんし)などの交通事情(じじょう)も考えて作られた、プログラムされた道順なのです。

Scene7 今回のまとめ
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今日獲得したプログラミング的思考は次(つぎ)の3つ。「②手順の組み合わせを考える」「③パターンを見つける」「⑤頭の中で手順をたどる」

テキシコー
#1
魅力的な映像や楽しいアニメーションから、5つのプログラミング的思考(テキシコー)を楽しみながら育もう。