分解(ぶんかい)。組み合わせ。一般化(いっぱんか)。抽象化(ちゅうしょうか)。シミュレーション。『プログラミング的(てき)思考を獲得(かくとく)せよ テキシコー』。
水そうの中に、ワイングラスが2つ入っています。グラスの底(そこ)は、くっつけてあります。ここに水を入れていくと、水面が上がって行く速さはどう変(か)わるか、想像(そうぞう)してみましょう。水面は、最初(さいしょ)はワイングラスの細い脚(あし)の部分(ぶぶん)を通過(つうか)し、そのあと、胴体(どうたい)の太い部分、さらに、その先には、ワイングラスのふちが待(ま)っています。
あたまの中で動(うご)かせたでしょうか?では、やってみましょう。水面の速さに注目(ちゅうもく)するため、水そうの端(はし)だけを、拡大(かくだい)してみてみると…。(プログラミング的思考その5「頭の中で手順(てじゅん)をたどる」)
今日は、車輪(しゃりん)つきのスコップで、散(ち)らばった犬のフンを回収(かいしゅう)します。このスコップは、基本(きほん)まっすぐにしか動かないので、なるべく向(む)きを変える回数を少なくします。まず、4つのフンを、2回のターンで全部(ぜんぶ)回収しますが、「効率が悪い!」としかられてしまいます。「では、どうするでありますか?」「それはな…」。工夫(くふう)をすると1回のターンでできました。さらに、6つのフンでは、どうすればいいでしょうか?
紙生物と、動く磁石(じしゃく)を見くらべてみると…。(プログラミング的思考その4「大事なものだけぬき出して考える」)
プログラムとは、ある目的を持(も)った手順のこと。エレベーターの扉(とびら)についている板(いた)と金属(きんぞく)の棒(ぼう)、小物置(こものお)きになるトイレのカギ、スマートフォンについたかわいいシール…、これらは、どんなプログラムなのでしょうか?
右をむけ、手を上げろ、ももあげ、うしろむけ…「プログラム人間」今日は、牛乳を飲(の)むプログラム。
今日獲得したプログラミング的思考は次(つぎ)の3つ。「②手順の組み合わせを考える」「④大事なものだけぬき出して考える」「⑤頭の中で手順をたどる」