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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01学校に行きたくないぼこすけ
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ぼこすけがすわりこんでいます。「あれ? ぼこすけ、学校はどうしたの? 熱でもあるの?」とでこりんが言いますが、ぼこすけは首を横にふるだけ。「じゃあ、なんで行かないのさ?」と聞かれて、「いすにじっとすわって授業(じゅぎょう)を受けるとつかれちゃうんだ」と言います。「それだけ?」とでこりんが聞くと、「運動もぼくだけできないし、休み時間はみんなさわぐから頭がいたいし」とぼこすけは答えます。「でも、少しはがまんしないと。なまけてたらどんどん行けなくなっちゃうよ。学校行きなよ、ぼこすけ!」とでこりんが言いました。「なまけてる…そうだよね。じゃあ、行くよ」。ぼこすけはランドセルを持って出ていきました。

scene 02ぼこすけはがんばったけど…
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数時間後。ぼこすけが帰ってきました。「お帰り~! 学校、どうだっ…」と言いかけたでこりん、「え?」とびっくり。「だめだ…」とぼこすけがすわりこんでしまったのです。「学校行きたくない。でこりんが言うからがんばって行ったけど…」とぼこすけ。「ごめん。そんなに苦しんでるって思わなかったから」とあやまるでこりん。「ううん、行きたくないぼくがだめなんだ。なんか…もう消えちゃいたい」。するとポンが、「ぼこすけ、学校に行けないからって、だめなんかじゃないよ。かぜをひいたときは学校を休むでしょ。それと同じで、心がつらいときは学校を休んでいいんだよ」と言いました。「うん、わかった…」

scene 03友だちには会いたいけどまだ自信がない
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でこりんとぼこすけがおにごっこをしています。「わぁ、つかまった!」。「あははは」とぼこすけも楽しそう。「ぼこすけ、元気になってよかった」とポン。「うん、ゆっくり休んだからかな」と言うぼこすけですが、「じゃあ学校へ行く?」とでこりんに聞かれると、「うーん」と首をふりました。「まだ学校には行く自信がないよ。でも、友だちといっしょに勉強したり、お話ししたり、遊んだりしたいなぁ」。するとポンが、「ぼこすけ、学校以外にも友だちと勉強したりできる場所ってあるんだよ」と言いました。「そうなの?」。「でこりん、発明…」。「わかってるって。よーし、でこりんの発明品で、解決(かいけつ)するのだ!」。

scene 04ミニコーナー『おかお☆ストレッチ』
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「オレといっしょに、顔を大きく動かそう!」とストレッチマンレッドが言います。「ス、ス、ストレッチ。おかお☆ストレッチ!」。お顔を全部真ん中によせて、ギューッと、ギュー! よせたお顔を一気に広げて、パーッ! 全部を広げて、パーッ! 「ス、ス、ストレッチ。おかお☆ストレッチ!」。お次は右に引っぱられるよ。ググググーッ! さいごは左に引っぱられ、ググググーッ! お顔を全部、ググググーッ! 「ナイスストレッチ!」。

scene 05でこりんの発明品“どこでもマド”
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でこりんの発明品“どこでもマド”。「このマドを通って好きな場所にいけるの?」とよろこぶぼこすけに、「ちがうちがう。好きな場所が、向こうに見えるだけだよ」とでこりん。「えーっ」とがっかりするぼこすけ。「じゃあまずは、“フリースペース”を見てみない?」とポンが言いました。「フリースペース?」。「よーし、どこでもマド、フリースペースを見せて!」とでこりんがどこでもマドを開きます。「ここが、フリースペース?」とぼこすけ。マドから見えたのは…。「ここは、学校に行かない子でもだれでも自由に集まれる場所なんだ」とポンが説明します。

scene 06“フリースペース”って?
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「ここではみんな何をしてすごすの?」。「実は決まってないんだ」とポン。「決まってない? どういうこと?」とぼこすけ。「自分がやりたいことをやっていいんだ。自由に決めていいんだよ」とポンが言います。みんながすべり台をウォータースライダーにして水にすべり落ちて遊んでいました。「一日中こうやって遊んでいてもいいし、もちろん勉強もできるよ。でも学校のように、先生がみんなに授業(じゅぎょう)をするというわけじゃないんだ。自分がやりたい勉強をして、それを大人がサポートしてくれるんだよ」とポンが言いました。「ここは、自分のペースで安心してすごせる場所なんだ」。

scene 07「まだ家から出たくないかも」
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「人に合わせるのって、ぼくにがてだから、自分のペースでできるのはうれしいかも!」とぼこすけ。「フリースペースやフリースクールはほかにもあるから、自分に合った場所をさがすといいよ」とポン。するとでこりんが、「じゃあぼこすけ、今から行ってみる?」と言います。「うーん、ただ…」と考えるぼこすけ、「ちょっとまだ家から出たくないかも」と言いました。するとポンが、「外に出なくても友だちとすごせる。そんな場所、ぼく知ってるよ」と言いました。「どこでもマド、よろしく!」。

scene 08オンラインですごせる場所
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あらわれたのは、ゲームのような画面。画面上をキャラクターが動き回っています。「これみんな、子どもたちが自分の家からオンラインで動かしてるんだよ。タブレットやパソコンで自分のキャラクターを作ってインターネットの世界に集まってるんだ」とポン。「ぼくもやってみたい!」。「じゃあ、ぼこすけのキャラクターを作ってみようよ」とポン。そこで「名前は“ぼこぼこ”」とぼこすけが自分のキャラクターを作りました。画面にぼこぼこがあらわれます。すると、「ぼこぼこくん、こんにちは」とスタッフのキャラクターが話しかけてきました。「ぼこぼこくんは、宇宙(うちゅう)って好き? 今日はちょうど宇宙のプログラムをやってるから、いっしょに行こうか?」。「うん!」。

scene 09顔を出さなくても参加できる
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ぼこぼことスタッフは、「宇宙(うちゅう)のプログラム」というコーナーに入りました。「次のテーマは、これです。『宇宙旅行に行きたい…でもどんな問題がある?』です。みんなは宇宙旅行に行ってみたいかな?」とスタッフがみんなにたずねます。「はーい、行きたい!」。「わたしは行きたくないかな」。二人のお友だちが答えました。このプログラムを見て、「しゃべっているのが先生で、子どもは二人だけ?」とでこりんが聞くと、「もっとたくさんいるよ。ここでは、自分の顔を出さずに参加することもできるんだって」とポンが言いました。

scene 10ぼこすけも参加してみた!
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「ぼくもそれで参加してみよう!」とぼこすけ。さっそく画面に入っていくと、「ぼこぼこさん、こんにちは!」とスタッフが声をかけてきました。「こんにちは!」。「ぼこぼこさんは、宇宙(うちゅう)旅行に行きたい?」。「行ってみたい! ロケットの中でおにごっこしてみたい!」と答えるぼこすけ。「楽しそう!」。「いいね!」。ほかの子も会話に入ってきます。「ゲームみたいで楽しい!」とポンに言うぼこすけ。「無理せずに自分が安心してすごせる居場所(いばしょ)を見つけるってことは、とっても大事なんだ」とポン。「ようし、もうちょっとやろうっと」。

scene 11「ぼく、また学校に行きたい!」
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しばらくして、「でこりん、ポン」とぼこすけが話しかけてきました。「どうしたの?」と聞くと、「ぼく、また学校に行きたい!」とぼこすけ。「フリースペースやオンラインで勉強したり遊んだりしてたら、なんか学校に行く元気が出てきた」と言います。「よかったぁ」と喜ぶでこりん。「それにね、学校の先生から連絡(れんらく)があって、ぼくがにがてなことはいろいろとサポートしてくれるんだって!」とうれしそうなぼこすけ。「安心できる場所がたくさん見つかってよかったね」とポンが言いました。「うん。じゃあ、行ってくるね」。「いってらっしゃーい!」。

scene 12みんなで『まちがいさがし』
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「今日のさいごは、まちがいさがし!」とポン。でこりん、ぼこすけ、ポンがいつもの研究室で本を読んでいるイラストが2まいあります。まちがいをたくさん見つけてね。「♪1、2、3、ワオ! でこぼこ でこぼこ いいじゃない とんだり はねたり したいぼく でこぼこ でこぼこ いいじゃない~ にげちゃうこともあるけれど みんなにだってあるんじゃない? すきなこともにがてなことも でこぼこ でこぼこ それでいい でこぼこ でこぼこ みんないい♪」。「まちがいは全部で13こ。キミはいくつ見つけられたかな? またね~」。

でこぼこポン!
学校に行かないときの居場所の発明品
学校に行くのが辛くなってしまったぼこすけ。フリースペースやオンライン教室など、不登校などの子でも安心して過ごせる場所について紹介する。

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