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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01でこりんの話がわからない
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「ぼこすけ! 昨日すごいことがあったんだよ!」とでこりん。「なになに?」。「昨日、なわとびしたんだ。公園。でこりんが。いっぱい食べたんだ! ゲームでさがしたんだよ。宝石(ほうせき)! すごいでしょ!」。「全然わからないよ。もっとわかりやすく話してもらえるかな」とぼこすけ。「だから、なわとびしたんだよ!」とでこりん。「なわとびの話ね。それで?」。「おいしかったんだ~! それでさがしたんだよ! 宝石! すごいでしょ?」。「宝石がおいしかったの?」とぼこすけ。「ちがうよ! だからおかしだよ!」。「おかし?」。「それで、ジョージがさがしたの」。「ジョージ?」。「そう、宝石! すごいでしょ!」。

scene 02相手に伝わりにくい話し方?
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「いや、わかんないよ」とぼこすけ。「なんでわかんないの!?」とおこりだすでこりん。「そんな言い方だとわかるわけないじゃん!」と言われ、「なんでだよー!」とますますおこるでこりん。するとポンが、「でこりんは伝えたいことがたくさんあるんだね。だけど、その話し方だと相手には伝わりにくいかもよ」と言いました。「え? 一生けんめい話してるのに伝わらないの?」。「気持ちをこめるのはいいことだよ。でも、話し方を工夫すればもっと相手に伝わりやすくなるよ。たとえば…」。ポンがでこりんに何かささやきました。「ようし、でこりんの発明品で、解決(かいけつ)するのだ!」。

scene 03ミニコーナー『通りすぎた形は?』
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「こんにちは。『モグチャンネル』の時間です。通りすぎたものの形を当てるゲームで遊びましょう」とばるこが言います。どんな形が通りすぎるか、よく見て下さいね。最初の問題。通ったのはどれ? 四つの形のなかから選んでください。もう一度、ちょっと大きくなって出てきます。大きくなった形が回転しながら出てきました。わかりましたか? 最後にもう一度。動きながら通りすぎていきました。通ったのは…3番の形でした。「当てられましたか? またお会いしましょう」。

scene 04でこりんの発明品“ハナシカ”
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でこりんの発明品“ハナシカ”。「これは、相手に伝わりやすい話し方を教えてくれるんだ」とでこりん。「まいど、“お話の型”を伝えるのが、わたくしの仕事でございます。お話の型というのは、話すときの流れとか、ルールでございます」とハナシカが言います。「流れとか、ルール?」とでこりん。すると、「とりあえず細かいことは気にせずに、わたしにおまかせ下さい」とハナシカが言いました。「オッケー、わかった!」とでこりん。

scene 05「だれが」「どこで」「どうした」を使おう
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「ではまず、『話し方その1』。でこりん、さっきみたいに話してみて下さい」とハナシカが言います。「うん。昨日、なわとびしたんだ。公園。でこりんが。いっぱい食べたんだ! ゲームでさがしたんだよ。宝石(ほうせき)! すごいでしょ!」とでこりん。すると、「はいはい。ではこちらをごらん下さい」とハナシカが、今のでこりんの話が書かれたものを見せました。「これをわかりやすく伝えるときは、この話し方を使います」。ハナシカが見せたのは、『だれが』、『どこで』、『どうした』と書かれた3まいのカード。「わたくしがカードにそって聞いていくので、それに合わせてお答え下さい」。

scene 06「でこりんは公園でなわとびをした」
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「わかった」とでこりん。「じゃあまず、なわとびについておねがいします。なわとびをしたのは、『だれが』?」とハナシカ。「でこりんだよ」。「オッケー! 続いて、『どこで』?」。「公園で!」。「オッケー。では最後に、『どうした』?」。「なわとびをしたよ!」とでこりん。「では、でこりんのなわとびの話をまとめるとこうなります。『でこりんは公園でなわとびをした』」とハナシカ。「おー、わかりやすい!」とぼこすけ。「こうやって、ルールを決めて話すとわかりやすいよね」とポン。

scene 07なわとび、おかし、宝石…別々の話だった
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「じゃあ、次の『食べた』というのは?」とぼこすけが聞くと、「でこりんが、家で、おかしを食べたんだよ」とでこりんが説明します。「じゃあ、『宝石(ほうせき)』っていうのは?」とぼこすけが続けて聞きます。「でこりんとジョージが、公園で、宝石をさがすゲームをやったんだ」とでこりん。でこりんの話をまとめると、『でこりんは公園でなわとびをしました。でこりんはおうちでおかしを食べました。でこりんはジョージと公園で宝石をさがすゲームをしました』となりました。「おー、わかりやすい!」とぼこすけ。「なわとびの話と、おかしの話と、宝石の話は、別々の話だったんだね」とポン。

scene 08またわからなくなるぼこすけ
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「じゃあ、でこりん。昨日はつかれたんじゃない?」とぼこすけが言います。「どうして?」とでこりん。「だって、公園に行ったあと、うちに帰ってきておかしを食べて、そのあとまた公園に行って、ゲームをしたんだよね。何度も公園に行ってつかれたんじゃない?」とぼこすけ。するとでこりんは、「ちがうよ。そうじゃないよ。おかしを食べたのは、朝のことだもん」と言います。「どういうこと?」。またぼこすけはわからなくなりました。

scene 09したことを順番に話そう
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「はいはい。それでは、『話し方その2』を教えてさしあげましょう」とハナシカが言います。「どうするの?」とでこりん。「こちらの三つのお話を、やった順番に話して下さい」とハナシカ。「わかった。えっと、①でこりんはおうちでおかしを食べました。②でこりんは公園でなわとびをしました。③でこりんはジョージと公園で宝石(ほうせき)をさがすゲームをしました」とでこりん。「え~、その順番だったんだ!」とぼこすけ。「こうやって、やったことを順番に話すと伝わりやすいんだね」とポンが言いました。「うん!」。

scene 10ミニコーナー『通りすぎた形は?』パート2
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「こんにちは。『モグチャンネル』の時間です。通りすぎたものの形を当てるゲームで遊びましょう」とばるこが言います。どんな形が通りすぎるか、よく見て下さいね。最初の問題。通りすぎたのはどれ? 四つの形のなかから選んでください。もう一度、通ります。大きくなった形がゆっくり通っていきました。わかりましたか? 最後にもう一度。回りながら通りすぎていきました。通ったのは…4番の形でした。「当てられましたか? またお会いしましょう」。

scene 11「そのあと」「それから」で話をつなげよう
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「ねぇハナシカ。もっと伝わる話し方、ある?」とでこりん。「それでは、もう一つ教えてさしあげましょう。こちらを使います」とハナシカが見せたのは、『そのあと』と『それから』というカードです。「三つの話のあいだに、このカードの言葉をはさんでしゃべってみて下さいまし」。でこりんが話し始めます。「でこりんはおうちでおかしを食べました。『そのあと』、公園でなわとびをしました。『それから』、ジョージと公園で宝石(ほうせき)をさがすゲームをしました」。「すごい! 話がわかりやすく伝わってきたよ」とぼこすけ。「話と話をつなげる言葉を使うと、より伝わりやすくなるんだね」とポンも言いました。

scene 12みんなで『まちがいさがし』
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「今日の最後は、まちがいさがし!」とポン。でこりんとぼこすけがポンの絵をかいているイラストが2まいあります。まちがいをたくさん見つけてね。「♪1、2、3、ワオ! でこぼこ でこぼこ いいじゃない とんだり はねたり したいぼく でこぼこ でこぼこ いいじゃない~ にげちゃうこともあるけれど みんなにだってあるんじゃない? すきなこともにがてなことも でこぼこ でこぼこ それでいい でこぼこ でこぼこ みんないい♪」。「まちがいは全部で12こ。キミはいくつ見つけられたかな? またね~」。

でこぼこポン!
話が伝わる発明品
ぼこすけに伝えたいことがあるでこりん。でも、一生懸命話しているのにうまく伝わらない。そこで「伝わりやすい話し方」を教えてくれる発明品「ハナシカ」を作ることに。

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