ストレッチマン・レジェンドが記者会見を開いています。「わがはい、ストレッチマン・レジェンドは、本日…地球の平和を守る、新たな…」。その様子を、ストレッチマン・ゴールドもかたずをのんでテレビの画面を見守っています。レジェンドが言葉を続けます。「新たなストレッチマンを発表します！」。「おぉー！」と記者たちから声が上がりました。「では、登場してもらいましょう、新ストレッチマンは…」。

「こんにちは～。キウイ？　パパイヤ？　ちがうよ。ストレッチマンゴーでーす！　シャキーン！」。新ストレッチマンが名乗ってとくいのトンガリポーズ。「おぉーっ！」と拍手（はくしゅ）が起こりました。「マンゴーさん、ストレッチを見せて下さい」と記者からのリクエスト。「はい！」とみんなの前に歩み出たマンゴーは、さっそくストレッチ。「まず、足を前に出してすわります」。「うんうん」とうなずくレジェンド。続けて、「両手で足首をつかまえるように…」とマンゴーは両手をのばしていきますが…。「だめ、ふう～」。手が足首にとどきません。これにはレジェンドもがっくり。マンゴー本人も、「がっくり」。

「つ、つぎの質問（しつもん）ある方、どうぞ」とあわてるレジェンド。すると、「ストレッチパワーを見せてもらえますか」と記者が言います。「もちろんです」と立ち上がったマンゴー。「ストレッチパワー」とパワーを放ちます。ところがパワーが出ません。「ん？　パワー…」ともう一度。でも同じです。「レジェンド、どうなってるんですか？」。記者たちがざわつきます。するとレジェンドは、「えー、ではー、会見は以上になりまーす！」と会見を打ち切ってしまいました。「ちょ、ちょっと、地球の平和はどうなる？　不安ですよ！」とつめよる記者たち。レジェンドはおろおろ。「わたし、ピーンチ！」とマンゴー。

マンゴーとレジェンドとゴールドが宇宙（うちゅう）にもどってきました。「あー、ピンチだよ、ピンチだよ、どうしよう」。頭をかかえるマンゴーのトンガリもぐったり。「ストレッチマンなのにストレッチができなかったし、ストレッチパワーもぜんぜん出なかった」と落ちこみます。「だいじょうぶだよ。ぼくだって最初は大変だったよ」とゴールドが言います。するとそこへ、「ヤッホーッ」という声がしてモニターが飛んできました。画面にあらわれたのは…。「マイマイ！」とおどろくみんな。このモニターでどこへでも出られると言うマイマイが、「マンゴー、ストレッチパワーもっとほしくない？」と言いました。

「ほしい。もっとストレッチパワーを強くして、一人前のストレッチマンになりたい！」とマンゴー。「それなら地球に行くしかないね。ストレッチパワーを強くする修業（しゅぎょう）！」とマイマイ。「行きたい！」。マンゴーのトンガリがちょっと元気になりました。「それならマンゴーにこれをあげる」と、ゴールドがストレッチマンウォッチをマンゴーの手首につけます。「ありがとう！　おーっ、ストレッチパワーの量がわかるんだね」とマンゴー。まだパワーは少なめです。「地球に行ってパワーを最強にしてくる！」。でもレジェンドは、「心配だな。だいじょうぶかな。地球はマジのガチでヤバイ星だ」と言いました。

レジェンドがマンゴーに地球の様子を見せます。「これは、地球の子どもたちが学ぶ場所、学校。そこにいきなりあらわれるのが、『かいじん』だ」。かつてレジェンドが戦ってきたかいじんたちが次々に出てきます。「かいじんは、神出鬼没（しんしゅつきぼつ）。いつ、どこにあらわれるかわかりゃしない。強敵（きょうてき）だ。わがはいも、何度もピーンチになってきた。数えきれないくらいのかいじんが人々をおそっているきけんな星。それが地球なのだ」。「わーお…」とおどろくマンゴー。「というわけで、マンゴーが一人で行ってピーンチになってはと、わがはいは心配で心配で…」とレジェンドが言います。

するとマイマイが、「レジェンド、それなら心配いらないよ。のぉーりー、カモーン！」と言いました。「はーい！」。のぉーりーがあらわれました。「マンゴーの新しい相棒（あいぼう）。かわいいだけじゃないんだよ」とマイマイ。「マンゴーが行きたいところに、どこにでも連れていくのり～」とのぉーりーが言います。「どこにでも？　でもどうやって？」。するとのぉーりーが、「♪なななな～、全身変身！」と、ホバーボードの形になりました。「だからマンゴーは一人じゃないの。これなら安心でしょ、レジェンド」とマイマイ。「よーし、のぉーりー、行くよ！」。マンゴーがのぉーりーに乗りました。「地球へ、GO！」。

マンゴーが地球にやってきました。ビルの屋上におりてあたりを見回し、「わぁ、地球だ！」とマンゴー。すると、どこからか数をかぞえている声が聞こえてきました。「あれ？　ストレッチの声じゃない？　あっちだ、行ってみよう！」。建物の中をやってきたマンゴー、「ここだ！」と部屋の中に入っていきます。すると女の人がストレッチをしていました。「あの…」と近づくと、「あっ、ストレッチマンゴーだ！」とその人が言います。「どうしてわたしの名前を？」。「見てたもの、この前の記者会見。ストレッチパワー、あんまり出てなかったね」。「そうなんです。ところで、もしかしてお姉さんて…」。

そう。アイドルグループ『乃木坂（のぎざか）46』の初代センター、生駒里奈（いこま・りな）さんでした。グループ卒業後もドラマや舞台（ぶたい）などでかつやく中です。「なんでストレッチしてたんですか？」と聞くと、「お仕事の前のストレッチはわたしのルーティーンだからね。今日も一日お仕事がんばるぞーという気持ちで、ほぼ毎日やってるんだ」と言います。「マンゴーこそ何しに来たの？」と聞かれ、「わたしはストレッチパワーを強める修業（しゅぎょう）に。ストレッチマンなのに体もかたいし」。すると、「ちょっとここにおいで。ここにすわって」と生駒さん。ゆかのマットの上に二人ならんですわります。

「じゃあ、いいこと教えてあげようか。ストレッチで大事なのは、呼吸（こきゅう）なの」と生駒さん。「呼吸？」。「そう。ストレッチのときに数をかぞえるでしょ。それは、呼吸を止めないための工夫なの」と言います。「たしかに。ゴールドせんぱいも…」。ゴールドは、『みんなでいっしょに、１から５まで数をかぞえてみよう！　１、２、３…』と言っていました。「でもどうして呼吸が大事なんですか？」とマンゴー。「息を止めてしまうと、体がきんちょうして、筋肉（きんにく）がかたくなってのびなくなっちゃうの。このあいだの記者会見、かなりきんちょうしてたんじゃない？」。「実はめちゃくちゃきんちょうしてました」。

「じゃあ今度は、呼吸（こきゅう）を止めないように、かぞえながらやってみよう」と生駒さん。「『いーち』ってかぞえるときに息をはいて、息をすって、はきながら『にー』っていう感じで」と言います。マンゴーがやってみます。「いーち、にー、さーん、しー、ごー。おぉ、とどいた！」。両手で足首をつかむことができました。「数をかぞえるのは呼吸のため、なんて知らなかった。ありがとうございます」と喜ぶマンゴー。「どう？　ストレッチパワー、強くなった？」と聞かれてウォッチを見ると、「あ、ちょっと強くなってる。やったー。でも、まだ半分くらいだけど」。

すると生駒さんは、「いいじゃん。最初からなんでもうまくできる人なんていないし、ストレッチマンなのに、なんて気にしないで、無理せず、自分のペースでがんばってね」と言ってくれました。「それに、マンゴーのこと、こっそりおうえんしている人、たくさんいるみたいだよ」。「こっそり？」。「あぁ、何でもない。じゃあわたし、そろそろお仕事あるから」と生駒さんが立ち上がりました。「おじゃましました」とうれしそうにかけだしていくマンゴー。そこへ、生駒さんのスマホのよびだし音がします。マイマイからでした。「もしもし、マイマイ？　うん、おうえんしておいたよ。はーい、じゃまたね～」。

マンゴーが屋上にもどってきました。「ストレッチは呼吸（こきゅう）が大事！」とマンゴー。そのとき、何かが飛んできてマンゴーにぶつかりました。見ると、引きぬかれた雑草（ざっそう）です。「マンゴー、あっちだ！」とのぉーりー。マンゴーが行ってみると、建物の中で、「ヌハハ、ヌハヌハヌハハ」と、おじさんが楽しそうに雑草をぬいていました。マンゴーに気づくと、「なんだキミは。せっかく一人で“草むしりストレッチ”を楽しんどっただに」と言います。そして、「まぁ、ええわ。キミ、ストレッチって知っとる？」と言いました。「知ってます。なぜならわたし、新ストレッチマンのストレッチマンゴーだからです！」。

するとその人は、「なら、わがはい特製（とくせい）、ストレッチヌハヌハクイズ、受けてみたらええが」と言いました。「やってみます」とマンゴー。「そしたら、いくで～。わがはいが大尊敬（そんけい）してやまない“ストレッチを広めた男”、アメリカ人のボブ・アンダーソンさんに関するクイズだ。今からおよそ50年前、ボブ・アンダーソンさんはみんなに健康的な生活を送ってもらいたいと思って、ストレッチの大切さをよびかける本を出した。それが世界中にストレッチを広めるきっかけとなったのだ」。自分の体に合うストレッチをするためにボブさんがしょうかいしたのが、基本（きほん）のストレッチです。

「そこで第一問！　ボブ・アンダーソンさんが基本（きほん）のストレッチとしてみんなにおすすめしたのはどーれだ？　１．足を前後にずらして、ふくらはぎのストレッチ。２．ねころがってひざをかかえて、太もものうしろをのばすストレッチ。３．ねころがって、つま先からうでまでのびーるのびーる、全身のストレッチ」とおじさん。「でも、基本のストレッチだから、かんたんそうな３番！」とマンゴーが答えます。すると、「ピンポーン！　正解（せいかい）！　答えは、全部正解！」とおじさんが言いました。思わず、「全部正解？　クイズになってないじゃん」とマンゴー。

「どんどんいくぞ！　第二問！　ボブ・アンダーソンさんが、やってはいけないよと言ったストレッチはどれでしょう？　１．うでを上げて、歩きながらやるストレッチ。２．本を読みながら、脚（あし）の付け根をのばすストレッチ。３．両手を上に上げて横に引っぱる、体の横側のストレッチ、イテテ」。ストレッチをやってみるマンゴー。「よくわかんないけど、３番？」と答えます。「おぉ、正解（せいかい）！　あれ？　つい口をついて出た『イテテ』っていうのが聞こえた？　ストレッチは『イテテ』と言うまでやってはだめ。ぜったいに無理にのばさないこと。自分の体に合わせてやることがいちばん大事なんだ」とおじさん。

「ストレッチヌハヌハクイズ、全問正解（せいかい）。おめでとう。「やったぁ！」。すると、ウォッチのメーター音が。「うわ、ストレッチパワーがふえてる！　おじさん、ありがとう！」。よろこんでかけだしていくマンゴー。するとおじさんがレジェンドのかっこうになりました。「このあと、マンゴーには最大のピンチが待ち受けている。みんなのおうえん、待ってるぞ」とレジェンドが言いました。

マンゴーが茨城県筑西（ちくせい）市にやってきました。「のどかで気持ちいいね」。すると、「あ、何あれ？」。地上に何か見つけました。おりてみると、すいか畑でした。すいかは夏が食べごろと聞いて、「食べたい、食べたい！」とマンゴー。温室で作業をしている人を見つけて、「こんにちは」と声をかけます。作業していたのは農家の水越（みずこし）さんでした。「うわぁ、これがすいか！」とマンゴーは大きさにびっくり。「あのぅ、わたし、すいかを食べたことないんです」と言うと、水越さんはさっそくすいかを切って食べさせてくれました。「あまい！　おいしい。シャリッとしてる」。

続いてマンゴーは、茨城県立協和（きょうわ）特別支援（しえん）学校にやってきました。「うわぁ、楽しそう！」。みんなが体育館で新聞紙を使って楽しく遊んでいます。新聞紙を大きく丸めて、キャッチボール。新聞紙を輪の形にして、輪投げ。「新聞紙でこんなふうに遊べるんだぁ」と感心するマンゴー。「みんな、ヤッホーッ」と遊びに加わります。新聞紙ボールでキャッチボール。そして、「わたしのトンガリに輪っかを入れて」とマンゴー。みんな、次々にマンゴーのトンガリに輪っかを投げ入れます。

するとそこへ、すいかかいじんシャリットナがあらわれました。「みんなでもりあがって、気に入らんシャリ～」。かいじんは、「じゃましてやるシャリ～！」と子どもたちを追いかけます。すると、校庭をそうじしていたお兄さんが気づいてかけつけてきました。「あちゃー、さっそくお出ましか…。マンゴー、がんばれ！」。それはゴールドでした。「やめなさーい！」ととめようとするマンゴー。でも、「うるさいシャリ～」とかいじんにふっとばされてしまいます。「だいじょうぶ？」とかけよるお兄さん（ゴールド）に、「大変なの、かいじんが」とマンゴー。「子どもたちはひなんさせるよ。まかせとけ！」とお兄さん。

一人でかいじんに立ち向かうマンゴー。「おまえ、人間じゃないな。何者だ？」とかいじん。「よくぞ聞いてくれました。キウイ？　パパイヤ？　ちがうよ。ストレッチマンゴー参上！　シャキーン！」とマンゴー。「すいかのオレ様の前で、よくもマンゴーだ、パパイヤだと言えたもんだな。じゃまするなシャリ～。くらえ、“必殺ツルのまい”！」。かいじんがそう言うと、すいかのツルが飛んできてマンゴーの体にぐるぐるまきつきました。さらに、「からの～、“タネタネ・パニック”～！」。すいかのタネでこうげきされ、「うわぁーっ」。ふっとばされたマンゴー、起き上がれません。「口ほどにもないシャリなぁ」。

「あぁ、タネにどんどん力をすいとられていく…」。そこへ、「しっかりしろ、マンゴー！」とあのお兄さんがかけつけました。「地球には『すいかわり』っていう遊びがあるんだ。すいかのかいじんは、目かくしをしてぼうをふりまわしている人がきっとこわいはずだよ」と言います。「よーし！」。マンゴーはツルをふりほどきました。かいじんは、「ちょっとあばれすぎたなぁ。ひと休み、ひと休み」ときゅうけいしています。そこへ、「えい！　そりゃ！」という声が。「うん？　この音は…まさか？」。ぼうをふりながらやってくるマンゴーを見て、「す、すいかわり！？　わ、わられる～！」とかいじんは動けなくなってしまいました。

そのあいだに、みんなでストレッチ。まず、かたほうの手を前に出したら、手のひらは、ジャンケンの「パー」。そのまま指を下へぐるっと回します。もうかたほうの手で指先をつかんで、そのままゆっくり体のほうへ引きつけていきます。このとき、ひじが曲がらないように注意。そのままの姿勢（しせい）で５つかぞえると、ストレッチパワーがのばしたうでの内側にたまってきます。「それではみんなで、かいじんシャリットナに」。見守るお兄さん、「行け！」とおうえんしています。「ストレッチパワー！」。みんなのストレッチパワーでかいじんは、「みんな、じゃましてごめんなさーい」と言って、あやまりました。

「やったぁ！　ストレッチパワーが出た！　みんな、ありがとう！」と喜ぶマンゴー。ストレッチマンウォッチを見ると、「よっしゃ！　ストレッチパワー、満タン！」。すると、「オレ様、いや、ボクもいっしょに遊びたいなぁ」とかいじんがやってきました。「じゃあ、みんな、いっしょに遊ぼう！」とマンゴーが言うと、「オッケー」、「いいよ～」とみんなが言います。「ありがとう！」。かいじんもいっしょに、みんなで電車ごっこをして遊び始めます。それを見て、「うん、いい感じ」とつぶやくお兄さん。ゴールドのすがたにもどり、ウォッチで報告（ほうこく）します。「レジェンド、マンゴー大かつやくだったよ！」。

「レジェンドとゴールドが、別の学校にいるみたい！」とのぉーりー。マンゴーも向かいます。神奈川県横浜（よこはま）市立仏向（ぶっこう）小学校です。「ゴールド！　レジェンド！」とかけよるマンゴー。「どうだった？」と聞かれ、「ばっちり！　ストレッチパワーさくれつよ！」とマンゴー。「よかったねぇ」とゴールド。するとレジェンドが、「じゃあ、最後はアレでしめるとしよう」と言いました。「はい！」。「あぁ、アレか！」とマンゴー。体育館にみんなが集まっています。「さぁ、みんなで“ストレッチマン体操（たいそう）”だ！」とレジェンド。「みんな、じゅんびはいいかな？」。「ミュージック、スタート！」。

「まず、大きく息をすって深呼吸（しんこきゅう）！」。息をすいながら両手を前から頭の上にのばし、息をはきながら両手を体の横におろします。「手をグッとにぎるよ」。手をグッとにぎるポーズ。両手でおなか、ひざ、つま先をタッチしてしゃがみます。そして、「グーッ、パッ！」。両手両足を大きく開いて立ちます。「手をおろすよ。カシャ、カシャ」。両手を横に開いておろしていき、「ピタッ！」。体の横で止めます。「次は体の力をぬいてゆらそう。せーの！」。「ブラブラ、ブラブラ、ピシッ！」。力をぬいて体をゆらしたあと、ピシッと『気をつけ！』の姿勢（しせい）。もう一度、「ブラブラ、ブラブラ、ピシッ！」。

つづいて、「手のひらをむねの前で合わせて」。合わせた手を、「ニョキ、ニョキ」と上へのばしていき、「ストレッチマン！　横にたおすよ」とそのまま体を横にたおしていきます。「もどして。反対！」。今度は反対がわへ体をたおします。「もどしたら今度はゆっくりと前に」。合わせた手を前におろし、正面で止めます。「横にひねろう！」。体を左にひねり、正面にもどします。「反対！」。体を右にひねり、正面にもどします。

「さぁ、キミもヒーローになりきろう！　手のひらをグッ」。にぎった右手を左上にのばして、「シャキーン！　指の先を見て！」。そして、「反対！　手のひらをグッ、横にシャキーン！」。今度は左手を右上にのばしてヒーローポーズ。「キミもヒーローになれたかな？　次はさいごの動きだ。行くぞ！」。始めの動きをもう一度。「手のひらをグッ、トン、トン、トン。グーッ、パッ！　ゆっくりおろして、みんなで決めポーズだ。ストレッチパワー！」。「OK！　イェーイ！」とみんなでハイタッチ。

「マンゴー、お帰り！　もうりっぱな地球担当（たんとう）だね」とマイマイ。「ありがとう。地球ではいろんな人が助けてくれたよ。ストレッチヌハヌハクイズをいきなり出してきたおじさんとか、あと、地球のすいかわりを教えてくれた学校のお兄さんとか」とマンゴー。そこへ、地球から緊急（きんきゅう）メッセージです。「たいへん、地球でまたかいじんが出現（しゅつげん）。遊びをじゃましているみたい」とマイマイが言います。「今度は修業（しゅぎょう）じゃないよ」。「一人でがんばれるか？」。そう言われ、「もちろん。だってわたし、ストレッチマンゴーだもん！」。マンゴーは、のぉーりーに乗って地球へ向かいます。