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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01 ベートーベンの曲に挑戦
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前回リコーダーに挑戦(ちょうせん)してだいぶなれてきたみんな。「ちょっとむずかしい曲とかやってみたいよねー」としらとりが言います。「OK! 達人(たつじん)、カモーン!」。ブラボーがよぶと、リコーダーの達人、江崎浩司(えざき・こうじ)さんがあらわれました。「リコーダーでもっと挑戦したいって言うんだけど、何かおすすめの曲あるゲロか?」。すると、「ベートーベンなんてどう?」と江崎さんが演奏(えんそう)してみせてくれました。「なんか聞いたことある」とみんな。ベートーベン作曲の『第九』。その中の『よろこびの歌』。今日はリコーダーでこの曲に挑戦します。

scene 02 ときどきへんな音が出る?
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「みんなどんな感じかなゲロ?」。練習しているみんなにブラボーが聞きました。「ちゃんと穴(あな)をふさいでいるんだけど、へんな音が出たりして」としらとり。すると達人(たつじん)が、「そういうときは、リコーダーを正しく持って正しく穴をふさげているか確認(かくにん)したほうがいい」と言いました。「一度、リコーダーの穴をぎゅーっとふさいで、手をはなす」。やってみせた達人の指を見ると、きれいに穴のあとがついています。「穴のあとを見れば、正しくふさいでいるかわかるんだ」と達人。みんなもやってみます。そらとひなたは、ちゃんと指の腹(はら)に、穴のあとがきれいについていました。

scene 03 穴は指の腹でふさごう
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ところが、しらとりがやってみると、穴(あな)のあとが指の先、つめに近いほうについています。「これは、指が立ってるということなんだね」と達人(たつじん)。「これだとすきまができて、うまく穴がふさげない。空気がもれないようにぴったりふさぐには、指の真ん中のいちばんやわらかいところ、指の腹(はら)でふさぐのがいい」と達人がアドバイスします。やってみたしらとりは、「なるほど、こうだね」とよくわかったようです。「みんな、もう一度、指の腹を意識(いしき)してふさいでみてゲロ。できているかな? 今の手の感覚(かんかく)を、しっかりおぼえるんやで!」。

scene 04 音がうらがえるときは
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次のポイントです。「いちばん低い音、全部の指をおさえる『ド』をふいてみて」と達人(たつじん)。まず、そらが「♪ドー、ドー、ドー」。きれいに音が出ています。つづいてひなたは「♪ドー(音がうらがえる)」。おしい。しらとりも「♪ドー(音がうらがえる)」。なかなかむずかしい。「音がうらがえるのは『息の速さ』が関係しているんだけど、『息の速さ』はタンギングで調節(ちょうせつ)できます。たとえば今みたいな低い音は、『トゥ』じゃなくて『トォ』と意識(いしき)するといい」と達人。低い音はゆっくりした息が向いています。「トォ」とふくと、自然(しぜん)にゆっくりした息になるのです。

scene 05 ゆっくりした息を意識して
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ゆっくりした息を意識(いしき)して、もう一度『ド』の音をふいてみます。まず、そらから。「♪ドー、ドー、ドー」。きれいに音が出ました。ひなたの「♪ドー」は、ちょっとうらがえります。「うーん、指がおしい。『トォ』で『レ』の音をふいてみて」と達人(たつじん)。「♪レー」をふいてもう一度「♪ドー」をふくと、今度はいい感じで音が出ました。しらとりの「♪ドー」。きれいに出ました。「出た、出た。よかった!」としらとり。みんな低い音が出るようになりました。「トォトォみんな、低い音が出るようになったトォー。ブラボー!」とブラボー。「やった、やった! がんばったー!」とよろこぶみんなです。

scene 06 高い音を出すコツは?
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ちなみに、高い音を出すコツを達人(たつじん)に聞くと、「高い音、『♪ミ、ファ、ソ』みたいな音は、スピーディな息が向いているんだよね。そういうときは、『トゥ』じゃなくて『ティ』と言ったりすると、自然(しぜん)に速い息になります」とのこと。「大切なのは、タンギングで息のスピードを調整(ちょうせい)するっちゅうことやでゲロ」。低い音は『トォ』、高い音は『ティ』。タンギングで息のスピードを調整してみましょう。音が出しやすくなります。

scene 07 ブラボー音楽実験
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ここで、ブラボー音楽実験(じっけん)。ベートーベンといえば、『運命』という曲も有名ですね。リコーダーで演奏(えんそう)すると、どうなるのでしょうか? ♪………。「ブラボー!」。

scene 08 歌うようにふこう
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最後に達人(たつじん)からもう一つアドバイス。「今から同じメロディを2回演奏(えんそう)するから、きき比べてみて」。1回目の演奏…2回目の演奏。「2回目のほうがすきかな」とそらとひなた。しらとりも「1回目は何も感じなかったけど、2回目の演奏は心にひびくというか、感じるものがあったなぁ」と言います。「2回目は、『歌うようにふく』というのを意識(いしき)して演奏しました」と達人。「リコーダーは息で演奏する楽器なので、歌うようにふくということがちゃんと反映(はんえい)されて、すてきな演奏になります。ですからみんなもこの楽器をすきになって、ずーっと楽しんでいただければと思います」。

scene 09 『よろこびの歌』の発表!
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いよいよ『よろこびの歌』の発表です。「みんなも、『歌うように』ふくゲロよ!」とブラボー。♪………。みんな楽しそう!

おんがくブラボー
[器楽編]リコーダーをうまくふこう
リコーダーにだいぶ慣れてきた、そら、ひなた、しらとり。きちんと穴(あな)をおさえ、低い音を出すのが難しいという3人にもっとうまくなるコツを達人が教えてくれる!

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