ドイツ　チューリンゲン州の州都
エルフルト

中世以来　交通の要衝(ようしょう)として栄えた
商業の街である

この地の名物
チューリンゲン・ソーセージ

広場には屋台(やたい)が立ち
季節を問わず人気がある

プレディガー教会

パッヘルベルは1678年から12年間
この教会のオルガニストを務めた

彼は当時のドイツの傑出(けっしゅつ)した
オルガニストであり作曲家であった

この曲は「パッヘルベルのカノン」
の名で親しまれ

彼の名を後世に残した代表作である

エルフルトの名所　クレーマー橋

橋の上には建物がすき間なく並ぶ

橋の上からの景観は
普通の路地と変わらない

エルフルトの大学に学んだ
マルティン・ルターの像

彼はドイツ語のコラールを用いるなど
教会音楽の改革も行った

像の後ろには　バッハの両親が
結婚式を挙げた教会が立っている

この町は　多くの音楽家を輩出(はいしゅつ)した
バッハ一族の中心地でもあった

バッハ一族が暮らした家

パッヘルベルはこの家に間借りし
バッハ一族と親交を結んだ

ルターに始まったプロテスタントの
教会音楽は　パッヘルベルを経て

やがてバッハへと受け継(つ)がれるのである