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ペニー・レーン  レノン/マッカートニー作曲  渡辺俊幸(わたなべ としゆき)編曲
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イギリス・リヴァプールの外れにある
ペニー・レーン(通り)

閑静(かんせい)な住宅や商店が立ち並ぶ この通りには

ジョン・レノンとポール・マッカートニー
10代の思い出が詰(つ)まっている

歌詞に描(か)かれたなつかしい風景は
ふたりの思い出そのままである

かつて「イギリス第二の都市」と呼ばれた
リヴァプール

海運による貿易の拠点(きょてん)として
イギリスを支えてきた

産業の衰退(すいたい)とともに忍(しの)び寄る
停滞(ていたい)感(かん)から人々を救ったのが

ビートルズの登場であった

リヴァプールの人々にとって
ビートルズはヒーローなのである

ペニー・レーンのほど近くにある
教会のコミュニティー・ホール

ここで初めて ジョン・レノンと
ポール・マッカートニーが出会った

ジョンが16歳(さい) ポールが14歳であった

ジョンが23歳まで過ごした伯母(おば)の家

「メンディップス」と名づけられたこの家が
ジョンとビートルズの音楽を育んだ

すぐにジョンと友達になったポール

毎日のように遊びに来ては
勝手口から家に上がり込んだ

ジョンの部屋でレコードを聞きながら
音楽について語り合ったという

こうしてビートルズの初期の作品は
この部屋から生まれた

ビートルズが300回近くライブを行った
キャバーン・クラブ

ここに染みついたビートルズの響(ひび)きと
思い出が 夜ごと人々を引きつける

リヴァプールの街が育んだこの曲には
ビートルズの青春が詰まっている

名曲アルバム
ペニー・レーン(レノン、マッカートニー)
【指導案あり】イギリスのロックバンド、ビートルズの名曲には、彼らの10代の思い出が詰まっている。

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