人・物・文化が交差する街(まち)
ニューヨーク

ロシア系ユダヤ人の移民の子として
生まれたガーシュウィンは―――

ほぼ独学(どくがく)で音楽を学んだ

ガーシュウィンは自分の体で覚えた
あらゆる音の要素を生かして―――

「アメリカの音」を生み出した

彼の音楽人生は楽譜店の
ピアノ弾(ひ)きからスタートし

ミュージカルの作曲を
手がけるようになった

ガーシュウィンが住んだセントラルパークを
望む高級マンション

彼が発表した曲は次々と大ヒットし
アメリカンドリームを実現した

ブロードウェーには彼の名を冠(かん)した
通りや劇場が存在する

成功を勝ち取った彼が―――
 
新しい音楽の挑戦(ちょうせん)として作ったのが
この曲である

1920年代の繁栄(はんえい)と狂乱(きょうらん)の中
生まれた「ラプソディー・イン・ブルー」

ガーシュウィンが練り上げた
「アメリカの音」は―――

クラシック音楽に新たな
地平を切り開いたのである