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scene 01かたづけただけではだめ
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「やあ、みんな! エンドゥだよ。今日はこれから友だちがやってくるんだ。だから、こうしてかたづけて…、ぼくのきれい好きなところ、うんとアピールしなきゃ」。部屋をかたづけたエンドゥ、「よーし、これでカンペキ!」。ところが、「カンペキ、じゃないわよ。かたづけただけじゃだめよ。きちんとそうじをしなきゃ」とカテイカ様の声です。「そ・う・じ?」とエンドゥ。

scene 02ほこりをあまくみると…
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「ほこりやよごれをとって清潔(せいけつ)にすることは大切なのよ」とカテイカ様。「ぼく、ほこりなんて、気にしませーん!」とダンスの練習を始めたエンドゥですが、まいあがったほこりに「ゲホゲホッ」とむせてしまいます。「イカーん!」。すると、「ほこりをあまくみると、おそろしいことになるわよ」とカテイカ様が言いました。

scene 03部屋中にうかんでいるほこり
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「ここで、わたしの一番弟子の登場よ」。現れたのは、日用品メーカーの研究員、野田幸男(のだ・ゆきお)さん。くらしにひそむほこりの正体を見せてくれます。「見えないからといってほこりを放っておくと、体をこわしてしまうかも知れませんよ」(野田さん)。一見、きれいに見える部屋。でもそこにはおそろしいものが…。特別な光で室内を照らすと、キラキラ光るものが空気中にうかんでいるのが見えます。実は、これがほこり。服をぬいだり着たりするだけで、ほこりはどんどん増えていきます。そして、ゆっくりと時間をかけてゆかに落ちていきます。

scene 04ほこりの正体は?
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ほこりを調べてみると、衣類から出る糸くずや、人のアカやフケ、食べカスなどいろいろなものが集まっています。でもそれだけではありません。ダニやカビも、ほこりを栄養にしてどんどん増えていきます。これらをたくさんすいこむと、アトピー性皮膚炎(ひふえん)やぜんそくなどをひきおこすこともあります。そんなこわいほこりがたまりやすい場所とは…? ゆかに注目して見ると、人が動くたびにほこりも動き、だんだんすみのほうに集まっていきます。目のとどきにくい場所にたまるのです。そこでポイント。「こまめにそうじして、ほこりをためないことが大切です」(野田さん)。

scene 05テーブルの上にもほこりが
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「ウワーッ、こわいこわい! おそうじしなきゃ!」。エンドゥがそうじ機でゆかのそうじを始めました。「すみっこもしっかりそうじしなきゃ」。テーブルの下もソファの下もそうじ機をかけます。「よし。ほこりさん、もういないよねー」。すると、「ここにいるわよ!」とカテイカ様。「まだまだテーブルにほこりが残ってるじゃない」と言います。テーブルの上を指でこすってみると、指先にほこりがたくさんつきました。「えーっ」とがっかりするエンドゥ。するとカテイカ様が、「こんなときは、とっておきの秘密(ひみつ)兵器があるのよ」と言いました。

scene 06秘密兵器“ぞうきん”
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それは、“ぞうきん”。「ここで、わたしの二番弟子の登場よ」とカテイカ様。現れたのは、おそうじ界の“カリスマ”、新津春子(にいつ・はるこ)さん。ぞうきんの極意を教えてくれます。ポイントその1、しぼり方。両手でたてに持ち、手のこうが上になるようにひねりながらしぼる。ポイントその2、持ち方。自分の手のひらの大きさに合わせてたたみ、はしが重なったほうに親指をかけて持つ。こうすると、ぞうきんが安定します。ポイントその3、ふき方。大事なのは、ふき残しがないようにすること。テーブルならまずふちの部分をふき、それから左右に一直線に動かしながらふくと、全体がまんべんなくふけます。

scene 07とっておきの技“しめりぶき”
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ここで、とっておきの技を教えてもらいます。「ほこりをとるのにわたしがおすすめするのは、“しめりぶき”です」(新津さん)。まず、ぞうきんの3分の1だけをぬらしてしぼります。そして、ぬらした面がかわいた面の内側になるようにたたみます。最後に、全体をしっかりしぼれば準備(じゅんび)OK。からぶきをすると、ほこりが空気中にまいあがってしまうことがあります。水ぶきだと水のあとが残ってしまいます。しめりぶきならほこりをしっかりキャッチしてくれ、ふきあともつきにくいというわけです。「まずは、ぞうきん一枚(まい)からおそうじに挑戦(ちょうせん)してみてね。きれいになったら楽しいよ」

scene 08部屋もピカピカ、気持ちもピカピカ 
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「しめりぶき、ワーオ!」。エンドゥが、教わった通りにしめりぶきで家具をふいてみました。「うーん、部屋もピッカピカ! 気持ちもピッカピカ!」。うれしくなったエンドゥが、“イーカんじダンス”をおどります。「♪イーカも!? イーカも!? かなりイーカも!? きのうのぼくよりイーカんじかも!? 未知なる体験 くらしに発見 あしたにイカせる 知恵(ちえ)と工夫 そうじをすれば 心も体もスッキリ 毎日少しずつ! 今日からスタート! これがカテイカ 知ればセカイが 変わるかも!?」。

scene 09みんなのカテイカ
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今回たずねたのは、お寺でくらす渡辺温之(わたなべ・はるゆき)くんとそのきょうだい。お寺は広いのでそうじも大変。だからきょうだいで分担(ぶんたん)して手伝っています。みんなでやればそうじも楽しくできます。温之くんは、住職(じゅうしょく)であるおじいちゃんからそうじについて教わっていることがあるそうです。「そうじっていうのは、ただまわりをそうじするんじゃなくて、心をキレイにする。ここに来た人が気持ちいい感じになれるように」(温之くん)。深ーい教えですね。次はあなたの家でも、カ・テ・イ・カ!

カテイカ
きたない部屋はイカがなものか
【そうじ】部屋をそうじすることにしたエンドゥ。きれいだと思っていたら実は汚れがいっぱい。道具や手順などを工夫し、汚れ方に応じたそうじを実践する。