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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01ハルトがサキにすすめた音楽は
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放課後、教室の窓(まど)から外を見ながらハルトがイヤホンでスマートフォンの音楽をきいています。サキがトントンとハルトの肩(かた)をたたきました。「おう」。イヤホンを外して返事するハルト。「部活は? 残ってるのめずらしいじゃん。何きいてるの?」。サキはハルトのイヤホンをつけて曲をききました。「へぇ、この曲いいね」。「まあね。音楽アプリにおすすめされたやつなんだけどね」とハルト。「ん? 何?」と、イヤホンを外して聞き返すサキ。「あ、いや。なんでもない」。「じゃ、ほかにもハルトのおすすめきかせて」とサキ。「オススメ?」。「うん」。

scene 02選曲したのは音楽アプリ
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「じゃあ、これとか」。ハルトはスマホ画面の『あなたへのおすすめ』から一曲選びました。すると、「はい」とサキがイヤホンの片方(かたほう)をハルトにわたします。「え?」。「いっしょにきこう」。「うん…」。片方ずつイヤホンをつけてきくハルトとサキ。思いのほかサキの顔が近くにあり、ドキドキするハルト…。二人の続き、気になりますよねぇ。でも、もう一つ気になることない? サキにほめられたハルトの選曲。そう、選んだのはハルトではなく、音楽アプリだったのです。一体どんな仕組みで選んだのか。カギとなっているのは、AI。そのテックについて、見ていきましょう。

scene 03AIのテック-「内容ベースフィルタリング」
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まず、AIが参考にしているのは、曲の中身。ハルトがよくきく曲の「アーティスト」や「ジャンル」、もしくは、音の波形から解析(かいせき)した「明るさ」や「テンポ」をもとに、膨大(ぼうだい)な数の楽曲のなかから同じ特徴(とくちょう)を持った曲を見つけていきます。このような方法を、『内容ベースフィルタリング』といいます。しかしこれだけでは、いつもきくのとにた曲ばかりがおすすめされてしまいそうです。

scene 04AIのテック-「協調フィルタリング」
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そこで今度は、曲の中身には注目せず、ハルトと同じ曲をきくことが多いほかのユーザーからヒントをもらい、かれらのお気に入りのなかから、ハルトがまだきいたことのない曲を見つけていきます。このような方法を、『協調フィルタリング』といいます。二つのフィルタリングで、おすすめ候補(こうほ)が出そろってきました。いよいよこのなかから実際におすすめする曲を選ぶのですが…。

scene 05AIのテック-「機械学習」
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そこでカギとなるのが、AIがこれまで蓄積(ちくせき)してきた、「おすすめの経験値(けいけんち)」。おすすめした曲がすぐにスキップされてしまったのか、それとも最後まで再生してもらえたのか。AIはユーザーの反応をつねに学習し続け、「おすすめ」の精度を高めています。これを、『機械学習』といいます。このようにして、音楽アプリのAIは、実に、1億をこえる曲のなかから、サキにもほめられるおすすめの曲を選び出すことができたんですね。

scene 06「緊張したぁ…」
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すると校庭から、「おーい、サキー!」とよぶ声がします。「部活行こー!」。サキの友だちです。「わかったー」。サキはハルトにイヤホンを返しました。「またいい曲見つけたら教えてね」。「もちろん」。「じゃね」。「じゃ」。行ってしまうサキ。すると、「緊張(きんちょう)したぁ…」と大きく息をはくハルト。一方サキも、「はぁ…緊張したー」と赤くなった顔をあおぎながら廊下(ろうか)を歩いていきました。

scene 07テックソング「学ぶ学ぶAI」
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♪Artificial Intelligence 人工知能 Artificial Intelligence 学ぶ学ぶ… これもこれも… 学ぶ学ぶ… だんだん特徴(とくちょう)つかんでいく 学びかたおぼえたコンピュータ 学習をくりかえす 学んだデータのかたまりで 答え導きだすAI Artificial Intelligence… 顔と顔と顔で顔を 見分けられる顔認証(にんしょう) 声と声と声で声を 聞き分ける音声認識 画像画像… えがきだすよ画像生成 言葉言葉… ラブレターだってお手のもの 学んだ顔が少ないと いまいち見分けられない まちがった言葉を学んだら まちがった言葉で答える どんなデータを学ぶかで 個性豊かになっていく 学びかたおぼえたコンピュータ 学習をくりかえす 学んだデータのかたまりで 答え導きだすAI Artificial Intelligence 人工知能…♪

scene 08「Ms.テイクのミステイク」
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「こんにちは。Ms.(ミズ)テイクよ。すごい発明品が完成したわ! その名も、『和菓子(わがし)分類マシーン』。カメラの下に『おはぎ』か『だんご』を置くと、画像認識(にんしき)のAIが2種類を見分けてくれるの。どう、すごいでしょ? AIにはおはぎとだんごの画像を100枚(まい)も学習させているから、かんぺき! じゃあ、さっそく実演していくわよ」。Ms.テイクがおはぎをカメラの下に置くと、“OHAGI”とAIが答えます。「ほら、正しく見分けられたでしょ? もちろん、このだんごも見分けられるわ」。Ms.テイクがだんごをカメラの下に置くと…。“OHAGI”とAIが答えました。ミステイク!

scene 09未来の今日子ちゃん「いつものおつかい」
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みらいみらい、あるところに、ごくふつうの女の子がおりました。「今日子さん、牛乳(ぎゅうにゅう)買ってきてください」と家政婦ロボットが言います。「いまいそがしいのに」。絵本の続きが気になってしかたがない今日子ちゃん。近所のお店にかけこむと、牛乳を手に取ってそのまま飛び出しました。すると、「おじょうちゃん。お金はらってないよ。お財布わすれちゃったのかい?」とおじいさんが言います。「お財布って…何?」。「えぇ!?」。ちかごろは、お店に入って商品を手に取り、お店から出るだけでお金は自動でしはらわれるのです。「はー、たまげた。昔は財布やスマホでしはらったもんじゃがなぁ」。すると、「スマホって何?」と今日子ちゃん。「ひぃ~!」ともっとびっくりするおじいちゃん。おつかいを終えた今日子ちゃん。無事、絵本の続きを読めましたとさ。めでたし、めでたし。こんな未来、どんなテックで実現するかな?

scene 10「Ms.テイクのミステイク」パート2
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「またまたこんにちは。Ms.(ミズ)テイクよ。前回のミステイクの原因がわかったわ。AIの学習に使った写真、9割(わり)以上を『おはぎ』がしめていたの。こうやってデータのかたより、つまり“バイアス”があると、AIの判断もかたよってしまうわけ。だからちゃんと調整したのよ。これでもう、ノーミステイクよ!」。だんごをカメラの下に置くと、“DANGO” とAIが答えます。「ほら、かんぺきでしょ? こっちのだんごでも試してみるわね」。今度はみたらしだんごを置きます。するとAIが、“OHAGI”と答えました。ミステイク! 今度はどんなミステイクがかくれていたかな? みんなも考えてみてね。

scene 11すでに実用化されている画像認識AI
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ということで、今日はAIについて見てきましたが、どんなテックかわかってきましたか? ちなみに、Ms.(ミズ)テイクがしょうかいしていた画像認識(にんしき)AI。すでにパン屋のレジで使われているそうです。便利ですねぇ。キミも、テックと手を取り合っていく?

テイクテック2.0
音楽とレコメンドAI
音楽アプリでおすすめの曲が選ばれる時に使われているテクノロジーを紹介します。 他のコーナー:♪「学ぶ学ぶAI」/Ms.テイク「和菓子」/今日子ちゃん「おつかい」

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