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ジャックと豆(まめ)の木(き)①
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むかしむかしあるところに、ジャックという男の子がお母さんと暮らしていました。ふたりはとても貧乏で、ある日、とうとう食べるものさえ無くなってしまいました。そこでジャックは、たった1頭残っていた雌牛を町へ売りに出かけましたが、途中で出会ったおじいさんに、豆の粒と交換してしまったのです。お母さんはかんかんに怒って、この豆を庭に捨ててしまいました。
ところが次の日、ジャックが目を覚ましてみると、なんと豆は一晩のうちに大きな木になって、天まで届いていたではありませんか。
ジャックはものは試し、と豆の木をつたってどんどん上へ登っていきました。天に着くと、そこに大きな家があったので、さっそく訪ねてみましたが、その家は、人食いの恐ろしい大男のすみかで…。(イギリス昔話 お話:香椎くに子)

お話でてこい
ジャックと豆(まめ)の木(き)①
貧しく、食べるものにも困っていた少年ジャック。大事な牛を売りに出かけますが、不思議なおじいさんと出会い、牛を“魔法の豆”と交換してしまいます。(イギリス昔話)