チャプターあらすじを読む
scene 01 “新しい学びの世界”へ!
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SDGs? 情報(じょうほう)モラル? STEAM教育? これからの未来をになう子どもたちは、考えなくちゃいけないことがいっぱい! そんなときこそ、およそ10000本の動画が、いつでも、どこでも見られる動画教材配信サービス『NHK for School』。これを使って、“新しい学びの世界”へレッツゴー! 動画でひらく! 未来をひらく! オープンクラス!

scene 02 いま注目の「STEAM 教育」
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「ハーイ! for Schoolです」。「ハーイ! おいらは『u&i』から来たシッチャカ。ゆめの世界に住む妖精(ようせい)さ!」。「ねぇねぇシッチャカ、STEAM教育って知ってる?」。「すてぃーむ?」。STEAM教育とは、科学、技術(ぎじゅつ)、工学、芸術、数学などいろいろな知識(ちしき)を使って社会の課題を解決(かいけつ)していく力を育む、いま注目の教育です。そんなSTEAM教育のエッセンスがギュッとつまった『ツクランカー』。毎回みんなの役に立つものを、知識を活用したり、ものづくりのプロに話を聞いたりして作り上げていきます。「おいらにもできるかなぁ」と心配そうなシッチャカ。だいじょうぶ! この教材の実力をいっしょに見ていこう!

scene 03 震災の映像を見て
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東京都豊島(としま)区西池袋(にしいけぶくろ)にある立教(りっきょう)小学校。この日の授業(じゅぎょう)は、地震(じしん)から身を守る「防災(ぼうさい)」について。「あの東日本大震災をみんなは経験(けいけん)している?」と聞く担任(たんにん)の米田(よねだ)先生。子どもたちは「していない」と答えました。みんな、地震についてよく知らないみたいです。先生は震災の映像(えいぞう)を見せました。…『地震で発生した大津波(つなみ)により、一瞬(いっしゅん)のうちに町が飲みこまれました』…。「とてもこわかった」。「いつ関東に来るかわからない」。

scene 04 「自分ごと」として防災を考える授業を
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こわい地震(じしん)から自分たちの身を守るにはどうすればよいのか。それを考えていきます。「一人で大きな災害(さいがい)にあったときに、本当に一人でやりきれるか。少しでも子どもたちに『自分ごと』として考えられる授業(じゅぎょう)を」と米田先生。そこで米田先生が選んだ教材は、『ツクランカー』! 主人公が自分の町を歩いて、災害のときにあぶない場所を調査(ちょうさ)。それをわかりやすく“デジタル防災(ぼうさい)マップ”にまとめた回です。すると、「作ってみたい!」とみんな。みんなも、地震の危険(きけん)が小学1年生にも伝わるわかりやすい防災マップを作ることにしました。

scene 05 学校のまわりのあぶないところを調べる
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さっそく、『ツクランカー』の番組を参考に学校のまわりを調査(ちょうさ)。あぶなそうなところを写真にとっていきます。あるグループが注目したのは、一本の大きな木。「えぇ? ただの木に見えるけど?」と不思議そうなシッチャカ。すると子どもたちが、「地震(じしん)で電線が木に当たってもえて、たおれてきたらもえうつっちゃう」と言いました。「そんな発見があったのか! ふだん何気なく通っている道にも、地震が起きたらはなれたほうがいい場所があるんだねぇ」とシッチャカはびっくり。

scene 06 デジタル防災マップを作る
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とってきた写真で、デジタル防災(ぼうさい)マップを作ります。ここで使うのは、『スクラッチ』という教育用プログラミング。まず、写真を取りこんで、プログラムする画面で命令ブロックを組み合わせていきます。そうすれば、マップ上のマークをクリックすると、その場所の写真が表示(ひょうじ)されます。文字や図も表示できます。『にげるところ』と書かれて人が外へ出ていく場面の図。「これは避難(ひなん)する場所のことかなぁ」とシッチャカ。すると、「『避難所』だと1年生がわかりにくいので、『にげるところ』ならかんたんだから1年生もわかりそう」と説明してくれました。「いいね!」とシッチャカ。

scene 07 中間発表でみんなの意見を聞く
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1時間たってみんなできてきたところで、中間発表。まず、「黄色のボールをおすと、木が出てきて、ここが『地震(じしん)で木がたおれたらあぶない』というふうにしています。で、水色のボールをおすと、建物が出てきて、『この柵(さく)に注意』ということ」という発表。「みんなはこれを見てどう思った?」とシッチャカが聞くと…。「写真を出すだけでなく、建物や柵など注意すべきことを文字で出していたのがわかりやすい」という意見。一方でこんな意見も。「せっかく写真に補足(ほそく)説明が書いてあるのに、1年生は写真の消えるのが早すぎて読めないかもしれない」。

scene 08 1年生に地震の危険が伝わるように
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実はこのプログラミング、写真が3秒で自動的に消えるようになっていたのです。「たしかに、これだと1年生が読み切れないかも。どう変えればいいの?」とシッチャカ。「うーん」と考えるみんな。「次のコスチューム(画像:がぞう)にする?」。どうやら、プログラムを一つ加えているようです。「次のコスチュームにすれば、もう一回おせばもどるように」と考えました。「すごーい! 写真をもう一回おせば消えるように工夫したんだ。ナイスアイデア!」とシッチャカも感心。1年生に地震(じしん)の危険(きけん)が伝わるように、みんな工夫をこらしました。

scene 09 わかりやすい防災マップの完成!
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「さぁ、どんな防災(ぼうさい)マップができたんだろう」とワクワクするシッチャカ。「これから発表をします」。このグループでは、通学路であぶなそうなところをクイズにして伝えました。『お散歩のなかであぶないところはいくつあったかな?』(防災マップの音声)。「わぁっ、マップがしゃべった!」とシッチャカはびっくり。「答は14か所?」と答えると、『正解(せいかい)』とマップが言います。「わかりやすい防災マップ。これなら1年生に危険(きけん)を知ってもらえそう!」とシッチャカも喜んでいます。

scene 10 「終わりのない学び」は続く
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「通学路にあぶないものはないと思っていたのに、よく観察してみると、こういうところがあぶなかったり、ここは安全だったりというのがはっきりした。防災意識(ぼうさいいしき)も上がって、作ってよかった」と発表した子。米田先生も、「この授業(じゅぎょう)で子どもたちのモチベーションも上がっている。こっちが提供(ていきょう)するのではなく、子どもたちが自らつかみにきた印象を持っているので、この先もまだできることがあるんじゃないか、『終わりのない学び』が各グループから見られたことがすごくうれしい」と言いました。

scene 11 番組ホームページにアクセス!
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「いいねぇ。おいらも防災(ぼうさい)マップ、作りたくなってきたぞ~!」とやる気になったシッチャカですが、「あれ? 番組ではどうしていたっけ? もう一度みたーい!」と言いました。そんなときは『NHK for School』の番組ホームページにアクセス! 授業(じゅぎょう)で使った『ツクランカー』の教材を、いつでもどこでも見ることができます。さらに、ここでは授業の指導(しどう)案も大公開。これを見れば、魅力(みりょく)的な授業を開けます。「ブラボー!」。みなさん、ぜひ、使ってみてね!

オープンクラス!
ツクランカー
STEAM教育の番組「ツクランカー」を使って、デジタル防災マップを作る授業を紹介!大地震が起きた際の危険をどうやったら1年生にわかりやすく伝えられるか試行錯誤。

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