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scene 01小学生たちがブレイキンに挑戦
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2024年のパリオリンピックで正式種目に選ばれた『ブレイキン』。そんなブレイキンに、大阪の小学生たちが挑戦(ちょうせん)しました。でも、初めての動きに大苦戦!? そして、みんなが真剣(しんけん)に見ているのは…。さぁ、どうなる? 動画でひらく! 未来をひらく! オープンクラス!

scene 02体育の苦手克服の手助け『はりきり体育ノ介』
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今回のゲストは、子どもたちと歌ったり遊んだりするのが大好きな、『すたあと』のすたあ先生です。すたあ先生はダンスも得意。「リズムに乗って自由におどると、とっても楽しい気持ちになるんだ!」と言います。今回は、そんなすたあ先生にぴったりな番組を紹介(しょうかい)します。それは、『はりきり体育ノ介』。体育の苦手を克服(こくふく)するための手助けをする番組です。主人公は運動が苦手なサイボーグ、体育ノ介。体育を教えるのは、オリンピックメダリストなどの一流アスリートたち。さまざまな撮影技術(さつえいぎじゅつ)を使って体の動きのポイントをわかりやすく伝えています。さっそく、番組を使った授業(じゅぎょう)の様子を見てみましょう。

scene 03『ブレイキン』とは
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やってきたのは、大阪市立今里(いまざと)小学校。4年1組のみんなが体育館に集まっています。「今からブレイキンの授業(じゅぎょう)を始めるので」と担任(たんにん)の斉田(さいだ)先生。『ブレイキン』とは、アクロバティックな動きを取り入れたダンスのこと。パリオリンピックで正式種目に選ばれるなど、注目されています。実は文部科学省の定めたカリキュラムでは、小学校中学年の体育で「表現(ひょうげん)運動」の一つとしてリズムダンスを学びます。「表現運動の楽しさにふれたり、友だちとゆたかに関わり合う力をつちかったりすることを目的としているんだね」とすたあ先生。

scene 04ブレイキンの授業の進め方
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今回はどうしてブレイキンダンスをすることにしたのか斉田先生に聞いてみると、「ブレイキンは華(はな)があるので、見ていてかっこいい、自分もおどりたいというふうに、興味(きょうみ)や意欲(いよく)につながると考え、取り入れました」。斉田先生はブレイキンの授業(じゅぎょう)をこんなふうに進めていくことにしました。1.ダンスのイメージをつかむ。2.基本(きほん)のステップに挑戦(ちょうせん)する。3.動画で撮影(さつえい)して課題を見つける。4.課題に合わせた練習をする。みんなにダンスのイメージをつかんでもらうためにさっそく『はりきり体育ノ介』を見ることにしました。

scene 05“できるポイント”のお手本動画
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番組の中でお手本を見せてくれるのは、AMI選手。2022年、ブレイキンの世界選手権(せんしゅけん)で優勝(ゆうしょう)したすごい選手です。AMI選手がブレイキンの基本(きほん)ステップを見せてくれました。お手本を見たみんなは? 「無理や」。「楽しそうやけど、いろいろな技(わざ)があるからむずかしそう」。とまどうみんなのために先生が続けて見せたのは、番組の中の“できるポイント”というコーナー。“できるポイント”では、お手本動画でコツを紹介(しょうかい)。プロの技をスローや一時停止でじっくり見せてくれます。「おぉ、前からだけでなくいろいろな角度からポイントを教えてくれるんだね」とすたあ先生。さらに…。

scene 06自分に合った目標をパソコンで書く
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“できないポイント”では、よくあるつまずきの例も見せてくれます。「お手本とならべて見ると、ちがいがよくわかるね」とすたあ先生。この日は番組で出てきた基本(きほん)の2種類のステップ、足をななめ前に出す「2ステップ」と、足を横に出す「サルサロック」を練習することに。ここでは、1人1台持っているパソコンが強い味方になります。このステップに挑戦(ちょうせん)するときの目標を、自分のパソコンで書いていきます。『重心を真ん中と手がバラバラにならないようにしたい』。『手を胸(むね)の前でクロスしてリズムに乗れるようにがんばろう!』。みんな自分に合った目標を立てることができました。

scene 07足の位置の目印をつけて
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でも、思うように動くのはむずかしい。番組のお手本動画みたいにおどるにはどうすれば? ここからは6つの班(はん)に分かれて練習していきます。テープと輪を使うようですが、これは? 「もしかして、足の位置の目印にするのかな?」とすたあ先生。黄色の輪と白の輪をマットの上に横にならべ、その手前にテープでラインを引きました。そして、「黄色、白。黄色、白」。先生の声に合わせて足をななめ前に出し、黄色の輪と白の輪に交互(こうご)にステップを入れていきます。ステップをふめるようになってきたようです。一方、別の班では…。「これがむずかしい」とみんながパソコンを見ています。見ていたのは、『はりきり体育ノ介』のAMI選手のお手本動画でした。

scene 08“できるポイント”でコツを確認
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「一回やってみよう」と練習を始めるみんな。でも、「あかん」。「こうじゃない?」。なんだか納得(なっとく)がいっていないようです。すると、「“できるポイント”をもう一回見たらいい」という意見が。もう一度“できるポイント”を見てコツを確認(かくにん)します。“できるポイント”を見ながらおどってみたみうさんですが、「何かちがう。何か言って」と言います。すると、「足がななめに行きすぎている」というアドバイス。みうさんはななめに足を出していますが、AMI選手は真横に出していました。そこで、足を真横に出せるように目印の輪の位置を修正(しゅうせい)しました。「すばらしい工夫だ!」とすたあ先生。

scene 09自分のダンスを動画で見て課題を見つける
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ここからさらにレベルアップ。次は、みんなが持っているパソコンで自分たちのおどりを撮影(さつえい)。それぞれの課題を見つけます。自分のダンスを動画で見てみると、「AMI選手と全然ちがうおどりになっていた」と気がついた子も。さらに、グループのみんなと動画を見せ合って、おたがいにアドバイスを書きこんでいきます。みさとさんへのアドバイスは、『胸(むね)の前でクロスしよう』でした。「自分では胸の前でクロスできていたつもりが、相手から見るとできていなかった。いろんな人が見てもできていると言われるようにがんばりたい」とみさとさん。次の課題が見えてきたようです。

scene 10『重心はつねに真ん中』を意識して
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せいやさんが自分の動画を見て気がついたのは、「サルサロックでジャンプしちゃった」。たしかに、横に移動(いどう)するときジャンプしているように見えます。見つけた課題に合わせて、さらに練習していきます。参考にしたのは、やはり“できるポイント”の動画。何度もくりかえし見ます。せいやさんは“できるポイント”の一つ、『重心はつねに真ん中』を意識(いしき)して練習することにしました。「重心が動いたらだめ。中心の目印をふむように」。「ずっと中心の目印をふまないと」。友だちからのアドバイスを受けて、せいやさんの練習が続きます。さぁ、みんなの練習の成果は?

scene 11課題ができた達成感!
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練習前は足がジャンプしていたせいやさん。練習後は…。「おぉ、ジャンプしないでステップをふめるようになってきたね!」とすたあ先生。「ジャンプをしないようにする。目標達成できた」とせいやさん。「ダンスはつかれるし、あまりやりたくないと思っていたけど、みんなで協力したりしてダンスができたときの達成感がすごかった」と言います。うでの動きについて『手を胸(むね)の前でクロスをしよう』と目標を書いたみさとさんは…。「うんうん。はっきりと胸の前でクロスできているね!」とすたあ先生。「“できるポイント”で、指のマークがあったのでとてもわかりやすかった」とみさとさん。

scene 12体育の授業は『目で見て学ぶ』ことが大事
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『リズムに乗ってダンスをおどる』を目標にしたあやとさんは、「今日の目標は達成できた。サルサロック、初めはできなかったけど練習したらできたから。むずかしい技(わざ)も挑戦(ちょうせん)したらなんでもできると思う」と言いました。「体育の授業(じゅぎょう)はほかの教科以上に『目で見て学ぶ』ことが重要だと思うので、『はりきり体育ノ介』のおかげで本当に助かっています」と斉田先生。「楽しくおどってほしいなと思うんですけど、うまくおどれたという実感がないと楽しくないと思う。『こんなにおどれるようになった』と成果を感じることで、みんながすごくいい笑顔だった。全員一つずつ目標をクリアできたと思います」と言いました。

scene 13番組ホームページにアクセス!
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『はりきり体育ノ介』では、ブレイキンのほかにも、陸上競技(きょうぎ)や球技、オリンピックの新競技など、さまざまな競技を取り上げています。さらに、体育ノ介の兄である水泳ノ介が出てくる水泳の回もあります。そして『オープンクラス!』の番組ホームページには、今回の授業(じゅぎょう)の指導(しどう)案も掲載(けいさい)しています。「『すたあと』の学校でも使ってみようかな。みんなのブレイキンを見ていたら、なんだかうずうずしてきたよ」。すたあ先生がいきなりブレイキンの技(わざ)を披露(ひろう)。見事に大技も決めました。すたあ先生、いつの間にできるように!? 「“できるポイント”を見て練習してみたんだ。みんなも番組を見てマスターしよう!」。

オープンクラス!
はりきり体育ノ介
小学校の体育の授業で「ブレイキン」に、子どもたちが挑戦!番組「はりきり体育ノ介」を使って、リズムに乗ってダンスをする楽しさに触れる授業を紹介!

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