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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01おうちの人のえがおが見たい
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「朝(あさ)、大きらいなにんじんをがんばってたべたらほめられたんだ」。「すごい!わたしは妹(いもうと)とけんかしておこられちゃったよ」。「やっぱり、おこられるよりニコニコしてもらえるのがうれしいよね」。おばけの子どもたちがはなしています。ホーレイ先生も、「そうだね。おうちの人のえがおって、いいよねぇ」といいます。「た~くさん、えがおが見たい!」、「ねえ、わたしたちで、みんなをえがおにできること、さがしてみようよ」、「たのしそう! 名づけて、『にっこり大さくせん』!」と子どもたち。「それじゃ、人間(にんげん)のすがたにへんしんだ。たくさんえがおにしておいで。ホーレイ!」。先生がステッキをひとふりすると、子どもたちはへんしん!

scene 02おうちの人がにっこりするのはどんなとき?
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人間(にんげん)のすがたになった、あすか、おう、さなの3人。「さくせんかいぎ、しよう!」。まずは、おうちの人がどんなときににっこりするのか、かんがえます。「どんなことだとおもう? にっこりするとき」とあすかがききました。「ピアノのれんしゅうのときに、ひけたらわらってくれる」とさな。なるほど。ほかには? 「サッカーをがんばったとき!」とおう。「いっしょにカルタをしているとき!」とさな。にっこりするばめん、いろいろありそうですね。みんながこれからちょうせんしたいのは、どれかな?

scene 033人それぞれのさくせん
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あすかは? 「“せんたくものたたみ大さくせん”。みんなのせんたくものをきれいにたたんで、かぞくをよろこばせます」。おうは? 「かたづけをする。一人でせいりせいとんする」。自分(じぶん)のことは自分でするんですね。さなは? 「すいとうあらいをやってみたい」。3人とも、さくせんがきまりました。「がんばるぞ~!」。

scene 04せんたくものたたみ大さくせん
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さっそく、あすかが家(いえ)にかえって、さくせんかいし。「ただいま~」。「おかえり」。あすかは、お父さんとお母さんと弟(おとうと)の4人ぐらし。だから、せんたくものもたくさん! こんなにたくさんたためるの? まずは、かんたんそうなタオルから。きれいにたたむにはどうすればいいのかな? 「はじとはじをあわせる」。なるほど。こんどは、弟のシャツにちょうせん。「こうして…こうで…じゃない。まって、あれ?」。おりたたんでいきますが、なんだかむずかしそうです。

scene 05「きれいにたためてるね。ありがとう!」
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もういちど、やりなおし。「もうちょっと首(くび)のほうまでもってきて、おりがみみたいに…。そうそう、じょうず!」とお母さん。こんどはきれいにできました。15分(ふん)かけてぜんぶたたんで、この日のさくせんはしゅうりょう。「おわったよ~」。おうちの人のえがお、見られるかな…? 「きれいに四角(しかく)にたためてるね。ありがとう!」とお母さん。やったね!

scene 06せんたくものをたたむのってたいへん!
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さくせんは一週間(いっしゅうかん)つづけられました。たいへんなことはあったのでしょうか。あすかのかんそうは…。『パパのシャツは大きかったので、すこしたいへんでした。まっすぐになるようにおりかえしたら、きれいな四角(しかく)になりました』とあります。おうちの人はどうおもったのでしょう。『毎日(まいにち)たくさんせんたくものをたたまないといけないので、とてもたすかりました。タオルもようふくもちゃんと四角になっていて、じょうずにできていました』とかんそうがかかれていました。せんたくものをたたむのって、たいへんなんですね。

scene 07すいとうあらい大さくせん
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さなは、おうちの人のかわりに、妹(いもうと)のおせわをすることにちょうせん中です。きがえを手つだったり、はをみがいてあげたり。そして、自分(じぶん)がつかったすいとうを自分であらう“すいとうあらい大さくせん”も! すいとうって、あらいにくいよね。

scene 08せいりせいとん大さくせん
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おうは、自分(じぶん)のへやをきれいにする“せいりせいとん大さくせん”。本を本だなにもどしてならべ、ようふくもハンガーにかけてつるします。あそんだおもちゃもきれいにかたづけました。「きれいになると、気もちいいな~っておもった」。みんな、一週間(いっしゅうかん)がんばりました。

scene 09さくせんのけっかは?
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みんなのさくせんはどうだったかな? まずは、あすかから。「こっちをこうして…。これは半(はん)そでだから…」とシャツをたたんでみせます。さいしょはうまくたためなかったシャツも、じょうずにたためるようになりました。つづいて、“すいとうあらい大さくせん”のさな。「はじめ、スポンジであらおうとしてぜんぜん中に入らないから、ブラシを中に入れてぐりぐり」。きれいにあらうほうほうを見つけました。さいごは、“せいりせいとん大さくせん”のおう。「つくえがきれいになると、毎日(まいにち)べんきょうがしやすいとおもった」。おうちの人が『すごいね~』っていってくれて、うれしかったようです。「さなも、おそうじ毎日しなきゃなっておもった」とさなもいいます。

scene 10いろんなにっこり大さくせん
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いろいろな“にっこり大さくせん”を見てみましょう。朝(あさ)、“ひとりでおきる”。自分(じぶん)で自分の“うわばきをあらう”。おうちのお手つだいで“おふろをあらう”。おうちの人の“かたもみ”。おうちの人と“いっしょにあそぶ”…。

scene 11おうちの人に気もちをつたえよう
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にっこり大さくせん。やってみてどうだった? 「みんながよろこんでくれたから、がんばってよかったなっておもう」とあすか。「お母さんたちがいつもたいへんだから、手つだってあげたいなっておもう」とさな。3人は、おうちの人にいまの気もちをつたえることにしました。おうはお母さんへ。『いつもありがとう。手つだいできることはやるからね。ぼくも自分(じぶん)のへやは自分でかたづけるよ』とかきました。さなは妹(いもうと)へ。『ちなみへ。きょうのよる、本をよんであげるよ。ちなのおせわがんばるね』。あすかはかぞく3人へ。『いつもいろいろしてくれてありがとう。これからもいろんなことにちょうせんするね』。にっこりえがおも見られて、自分ができることもいっぱい見つけられましたね。

scene 12みんなはどんなさくせんで?
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おばけの学校にもどった3人がクラスのみんなにほうこくします。「えがおが見られて、うれしかったね~」。「にっこり大さくせん、大せいこう~!」。ホーレイ先生も、「ほっほほ、みんなもいいえがおだ!」とえがおでいいました。「これからは、自分(じぶん)のことは自分でしなきゃっておもったよ!」とおう。「わたしにもできることがいっぱいあるってわかったんだ~!」とさな。するとホーレイ先生が、「みんなはどんなさくせんで、おうちの人をえがおにしたいかな?」といいました。ホーレイ!

おばけの学校たんけんだん
かぞく にっこり大さくせん
「おうちの人を笑顔にしたい!」というおばけの子どもたちが、人間の姿に変身!洗濯物を畳んだり、自分の部屋を片付けたり、家の中で自分ができることに気づきます。