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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01まちの図書かんにいってみたい!
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「ねえねえ、なによんでるの?」。「きょうりゅうの本。学校の図書室(としょしつ)でかりたんだ」。「へえー、おもしろそう!」。おばけの子どもたちがはなしています。「ほっほっ。みんな、本がすきなんだねえ」とホーレイ先生がいいました。「まちの大きな図書かんにはもっとたくさんの本があるらしいよ」。「ぼくはカブトムシの本をかりたいな」。「先生、わたしたち、まちの図書かんにいってみたい!」。子どもたちがホーレイ先生にいいます。「いいねえ。図書かんのいいところ、あとで先生やともだちにもおしえてね。人間(にんげん)にへんしんだ。ホーレイ!」。先生がステッキをひとふりすると、子どもたちはへんしん!

scene 02図書かんの本にはられたシール
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人間(にんげん)のすがたになった、ひらら、あやと、なつの3人。「いこう!」。さっそく図書(としょ)かんをたずねました。まず、図書かんの中を見てみます。「こんにちは~」。入っていくと…。「すごい、すごい」。「ここ子ども用(よう)かな」。本だなに本がたくさんならんでいます。「ねえねえ、きて。これ、『し』になってる」となつが見つけました。『し』というシールがついた本がたくさんならんでいます。「塩野(しおの)ってかいてある」。「芝田(しばた)ってかいてある」。本をかいた人の名前(なまえ)でしょうか。べつのたなには、『あ』のシールがついた本がならんでいました。

scene 03シールで本をわけている
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「ら、ら、ら…」。なつとひららが大きな声(こえ)を出しながら、『ら』の本をさがしています。すると、「図書(としょ)かんではしずかに本をさがしてください」と図書かんの人にちゅういされました。「しずかにするのはさ、どこでもいっしょだよね」とひらら。みんなも、どうしてしずかにするのか、わかりますね? 「あ、『むし』って、ここにはんこがおしてある」と、なつが本だなでなにか見つけました。「ほんとだ。『むし』ってかいてある」。こんどは『むし』とかかれたシールです。このシールで、本をわけているようです。

scene 04しりたいことは「もくじ」でさがす
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カブトムシの本をさがしているあやと。そだてかたをしりたいのです。「どこだ…」。そこで、「すみません。カブトムシのそだてかたって、ここにかいてありますか?」と、図書(としょ)かんの人にきいてみました。すると、「本のもくじを見るといいんですよ」といいます。もくじを見て、「あ、あった!」とあやと。カブトムシのそだてかたについての見出しを見つけました。図書かんではたらく人は、みんなが本をかりやすいようにお手つだいをしているんですね。べつのコーナーにいってみると、「本じゃないのもあるよ」となつ。「CD?」。どうして本ではないものがおいてあるのでしょう。

scene 05図書かんで気づいたこと
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3人は、図書(としょ)かんで気づいたことをかきだして、はなしあうことにしました。「せいりせいとんしてる人もいた」とあやと。すると、「その人、たぶん『ししょ』さん」となつがいいます。ししょさん? なにをする人でしょう。「うけつけをやってるのはわかるけど、ほかにどんなことをしているのかききたい」となつ。ひららは、「どうして図書かんなのに、CDがあるんですかってききたい」といいます。しりたいこと、まだまだたくさんありますね。

scene 06ししょさんにインタビュー
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そこで3人は、もういちど図書(としょ)かんにやってきました。とくべつに、ししょさんのへやでインタビューさせてもらえることになりました。「こんにちは。どうして図書かんなのに、CDがあるんですか?」とひらら。すると、「たとえば鳥(とり)のなき声(ごえ)についてしらべたいなとおもったときに、じっさいにきいてみたいよね。なので、図書かんには本いがいにもCDがおいてあります」と、ししょの中津山(なかつやま)さんがおしえてくれました。たしかに、音がきけるとわかりやすいことってありますよね。歌(うた)もそうかも~♪

scene 07ししょさんのしごとは?
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「本はぜんぶでなんさつありますか? わたしは1200さつくらいだとおもいます」とひららのしつもん。すると、「大人むけの本はだいたい14万(まん)さつ。子どもむけの本だけでも4万さつあります」と中津山さんがいったので、みんなはびっくり。なつは、「ししょさんのやっているしごとはなんですか?」としつもん。「本のお手入れや本のしゅうりをするのも、わたしたちししょのしごとです。たとえば、やぶれた本やよごれてしまった本を見たことがありますか? じつは、図書(としょ)かんの本にはフィルムがかかっています。フィルムが本をまもってくれるので、フィルムをはっています」と中津山さん。

scene 08みんなでつかう本をだいじに
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フィルムをはるところを、とくべつに見せてもらいました。「やってみたい」とひらら。本のフィルムはりを、ひららもちょっとだけお手つだい。すこしずつていねいにフィルムを本にはっていきます。しゅうちゅうして…、「いった!」。うまくできました。本はだいじにしたいですね。「しゃしん、とってもいいですか?」。「はい。だいじょうぶですよ」。あやとは、中津山さんのしゃしんをとりました。「ありがとうございました」。みんなでつかう本をたいせつにするくふうは、まだまだありそうですね。

scene 09図書かんってどんなところ?
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本をかりる。本をよむ。新聞(しんぶん)をよむ。しらべものをする。べんきょうする。そして、図書(としょ)かんをりようするときのルール。けいたい電話(でんわ)はつかってはいけません。ものをたべたりのんだりしないでください。タバコをすってはいけません。しゃしんはさつえいしないでください。「学校の図書室(しつ)もきまりがあるもんね」とひらら。「ほかの人のこともかんがえないといけないばしょ」。なつもそういいました。

scene 10図書かんのすてきなところをはっけん!
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図書(としょ)かんのすてきなところ、たくさんはっけんできましたね。3人は見つけたことをリーフレットにまとめることにしました。まず、なつ。「本のぶんるいは、ひと目見ただけで『むし』ってかいてあるからさがしやすいし、もどしやすい」。つぎはひらら。「ししょさんは本にフィルムをきれいにはっていたりして、すごいなとおもった」。図書かんをつかう人にむけたメッセージもかきました。『本をよごさないようにちゅういしてください』。あやとは、「ししょさんは、おきゃくさんのえがおが見たいとおもってがんばっている。おすすめの本をきいたりして、みんなが本をたのしくよんでほしい」。図書かんのいいところがばっちりつたわるリーフレットができましたね。

scene 11ほかにもみんながだいじにしているばしょは?
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3人がおばけの学校にもどってきました。「まちの図書(としょ)かんはすっごくすてきなところだった」。「本はだいじにつかわないと、っておもったよ」。みんなにほうこくです。「いいなぁ。ぼくもいってみたくなった」という子。「このリーフレット、図書かんにおいてほしいな」。「うん。そうしたらみんなも図書かんがもっとすきになるかも」。「ほかにもこういうばしょってあるのかなぁ」。「たくさんの人がつかうばしょ、あるとおもう」。するとホーレイ先生が、「みんなのまちにも、いろんな人がだいじにしているばしょはあるかな? それって、どんなところだろうねえ」といいました。ホーレイ!

取材協力:文京区立小石川図書館(指定管理者:図書館流通センター)

おばけの学校たんけんだん
大すき!みんなの図書かん
おばけの子どもたちが、人間の姿に変身して図書館に出かけます。司書さんの話を聞いて図書館が多様な人々に利用されていることに気づき、大切に使う気持ちを育みます。

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