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オープニング
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(オープニングタイトル)

scene 01うごくおもちゃを作りたい!
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「ねえねえ、人間(にんげん)の学校をのぞいたら、子どもたちがおもちゃを作(つく)ってあそんでたよ」。「へぇー、どんなおもちゃ?」。「ころころころがる紙(かみ)のおもちゃとか」。「車もあったよ。うちわの風(かぜ)でうごいてた!」。「すごい! 楽(たの)しそう!」。みんなが話(はな)しています。「へぇ~、うごくおもちゃかぁ。おもしろそうだねぇ」とホーレイ先生。「ぼくたちも作りたいね」、「うん、やりたい!」、「先生、いいでしょ?」とみんな。「はいはい。じゃあ、人間のすがたにへんしんだ。うごくおもちゃを作って、あそんでおいで。ホーレイ!」。先生がステッキをひとふりすると、子どもたちはへんしん!

scene 02みの回りのざいりょうがいっぱい
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人間(にんげん)のすがたになった、りょう、さな、まひろの3人が、さっそく工作室(こうさくしつ)にやってきました。ペットボトルや紙(かみ)パック…、いろいろなざいりょうがあります。「ゴム、ぜったいつかおう」。「はこ、つかえそうじゃない?」。ほかにも、じしゃくや、紙コップもつかえそうです。

scene 03せっけい図をかこう
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3人は、うごくおもちゃのせっけい図(ず)をかくことにしました。どんなざいりょうをつかって、どんなふうにうごくおもちゃを作(つく)るのかな? りょうのおもちゃは…。「タイトルは『ぴょんぴょんバッタ』です。だんボールのいたとゴムをつかってあそびます。ぴょんってはねたりするおもちゃです」。つづいて、さな。「タイトルは、プクプクうく『ふわふわふうせん』です」。紙(かみ)コップのそこにストローをさして、いきをふいて玉をうかせるのだそうです。まひろは…。「だいめいは『びゅんびゅんロケット』です」。紙パックで作ったロケット。クリップにゴムをひっかけてとばすのです。

scene 04りょうの『ぴょんぴょんバッタ』
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さっそく、おもちゃ作(づく)りスタート! りょうの『ぴょんぴょんバッタ』につかうのは、だんボール。細長(ほそなが)く切(き)って、切りこみを入れたら、切りこみにゴムをかけます。「できた」。ゴムを引(ひ)っぱるようにだんボールをおりかえしてゆかの上におきますが…。あれれ? とびません。もういちど…。やっぱりとびません。「だんボールのいたがやわらかすぎる」とりょう。どんなざいりょうなら、とびそうかな? かたそうな紙(かみ)をえらんではさみで切っていきます。かたい紙で、もう1回(いっかい)ちょうせんです! おりまげてゆかの上においてみると…。ぴょん! ぴょん! こんどはとびました!

scene 05さなの『ふわふわふうせん』
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さなは、プラスチックのコップとストローで作(つく)ります。コップのそこにあなをあけます。あなをあけるのは、先生やおうちの人にやってもらいましょう。あなにストローをさして、テープでしっかりとめます。うかせる玉は、スポンジをアルミはくでまいて、できあがり。玉をコップに入れて、ストローで下からふくと…。玉がうきました! コップからとびでるくらいです!

scene 06まひろの『びゅんびゅんロケット』
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まひろのロケット作(づく)り。紙(かみ)パックにしっかりクリップをはりつけたら、かんせいです! クリップにゴムを引(ひ)っかけて…。「3、2、1! ゴー!」。ゆかの、目もり「3」のところまでとびました!

scene 07「いろんなうごきコレクション」
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紙(かみ)のつつをうちわであおぐと…、ころがる。紙のはこをならべて立てて、はしの一つをたおしてとなりのはこにあてると…、となりのはこも、そのとなりのはこも、つぎつぎにたおれる。じしゃくに、べつのじしゃくの一方(いっぽう)のはしを近(ちか)づけると…、にげるようにうごく。細長(ほそなが)くてうすいビニールぶくろに空気をいっぱいふきこんで口をしばり、なげると…、ふわふわととぶ。紙コップを5こ、4こ、3こ、2こ、1ことつみあげていく…。

scene 08もっとうごかすためのアイデアを話し合う
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3人が考(かんが)えた、うごくおもちゃ。これでかんせいかな? 「もっと長(なが)く、遠(とお)くまでいってほしい」とまひろ。りょうも、「もうちょっと高(たか)くとんでほしい」と言(い)います。もっとうごかすには、どうしたらいいのでしょう。3人は、アイデアを書(か)き出して話(はな)し合(あ)うことにしました。もっと長く玉をうかせたいというさなには、「玉を少(すこ)しおもくするといい」といういけんが出ました。まひろのロケットには、「丸(まる)いつつにかえる」、「羽(はね)をつける」といういけんが。りょうのおもちゃには、「ゴムをふやす」、「ゴムの太(ふと)さをかえる」といういけんです。それでは、ためしてみましょう!

scene 09もっとうかせる、もっと遠くへ
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さなのおもちゃは、どうかな? スポンジを小さいカップに入れて、玉を少(すこ)しおもくしました。玉をコップに入れてストローでふいてみると…。玉が長(なが)くういています! 「ぜんぜんちがって、びっくりした」とさな。まひろのロケットはどうでしょう? 丸(まる)いつつをつかい、羽(はね)もつけて、頭(あたま)をとんがった形(かたち)にしました。さっきよりも遠(とお)くまでとぶかな? 「3、2、1!」。ゆかの、目もり「5」の近(ちか)くまでとびました!

scene 10くふうして作り直したら大せいこう!
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りょうは、ゴムの太(ふと)さと数(かず)をかえてみました。太いゴムが3本だったのを、細(ほそ)いゴム5本にしたのです。けっかは…。ぴょーん! 大せいこう! さいしょよりもうんと高(たか)くとびました! りょうは、何回(なんかい)も作(つく)り直(なお)してためしていました。「もうちょっとくふうしたらよくなるかなと思(おも)った。すごくはねてうれしかった」とりょう。たくさんくふうして、いろいろなうごくおもちゃが作れましたね。

scene 11うごくおもちゃ、ためしてみよう!
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「ただいま!」。3人がおばけの学校にもどってきました。「ほら、とんだ!」。りょうが『ぴょんぴょんバッタ』をみんなにやってみせます。「すごーい!」、「作(つく)り方(かた)、教(おし)えて!」とみんな。「いいよ!」とりょう。「だれのがいちばん高(たか)くとぶか、きょうそうしよう!」とまひろも言(い)います。「高さ、はかってあげるよ」とさな。もりあがるみんなのようすを見て、「ほっほっ。先生もあとで入れてもらおうっと」とホーレイ先生。「みんなは、どんなうごくおもちゃを作りたい? どんどんためしてみよう!」と言いました。ホーレイ!

おばけの学校たんけんだん
うごくおもちゃ大しゅう合!
おばけの子どもたちが人間に変身して、動くおもちゃづくりに挑戦!紙コップやダンボールなど身近なものを使い、どうすれば高く、遠くとぶのか工夫し、みんなで楽しみます。