ねらい

様々な昆虫がコナラの芽や葉や花を食べること、気温と植物・昆虫の関係を学ぶ。

内容

春の雑木林には、どんな昆虫がいるのでしょう。コナラの木にいる虫たちの春の様子を見てみましょう。芽吹き始めたコナラの芽を食べているのは、オオミドリシジミという蝶の幼虫。一日一日と暖かくなりコナラの芽はどんどん伸びていきます。新しい葉を付けたコナラの木には葉を食べる虫たちが集まってきます。これはトビサルハムシ。この虫もコナラの葉を食べます。春。コナラの木は新しい葉を繁らすだけでなく、花も咲かせます。これはコナラの雄花。雄花から出た花粉が目当てでやってきたのはモモブトカミキリモドキ。夢中になって花粉を食べています。こちらの葉っぱにはナナフシの幼虫がいます。ぶら下がりながら、頭を大きく動かして、葉っぱを食べています。これはウスタビガという蛾の幼虫です。コナラが葉を増やしていくこの時期、新しい葉を食べてどんどん大きくなっていきます。春になって成長を始めたコナラの木には、様々な昆虫が集まってきます。

春のぞう木林のこん虫
春、コナラが成長するとともに、コナラの木に集まってくる昆虫を紹介します。