春、あたたかくなると、建物ののき先などで、ツバメの巣（す）を見かけるようになります。ツバメはどのようにして巣をつくるのでしょうか。田植え前の田んぼに、ツバメがやってきています。かれ草と、どろを集めます。このかれ草とどろを使って、巣をつくります。ツバメがやってきたのは、ある家ののき先。ここで巣づくりをしているのです。ツバメは毎年同じ所にやってきて巣をつくります。オスとメスが協力して、巣づくりをします。この巣づくりを１週間観察してみました。観察１日目。ぬれた黒い所は、この日につみ上げた分です。２日目。ツバメは、まだどろをつみ上げています。４日目。天井近くまでつみ上がりました。そして６日目。どろもすっかりかわいて、完成です。それから１週間後、ツバメの巣に変化がありました。親鳥が巣の中でじっとしています。親鳥がるすにした巣の中を、そっとのぞいてみました。たまごです。メスがたまごをうんだのです