ねらい

乾電池のつなぎ方による豆電球の明るさと検流計の数値との関係を学ぶ。

内容

かん電池を直列につないだものと、へい列につないだものとでは、豆電球の明るさがちがいます。かん電池のつなぎ方で、電流の強さに、ちがいがあるのでしょうか。けん流計で、回路を流れる電流の強さを調べます。へい列つなぎの回路に、かん電池を入れて、流れる電流の強さをはかってみましょう。まずは、かん電池が1個のとき。けん流計の針は、2をさしています。かん電池が2個ではどうでしょう。けん流計の針は、かん電池が1個のときとまったく変わりません。次は、直列つなぎの回路。かん電池が1個のときは、電流は流れていません。かん電池を2個にすると、けん流計の目もりはどうでしょう。針は3と4のまん中あたりをさしています。へい列つなぎのときよりも、電流が強くなっています。豆電球に流れる電流は、並列つなぎでは、かん電池1個も2個も同じです。かん電池2個を、直列つなぎにすると、へい列つなぎよりも強い電流が流れます。

かん電池の数やつなぎ方と電流の強さ
豆電球に乾電池を直列と並列につないだ時の回路を検流計で計ります。