ねらい

人の食道、胃、小腸から大腸までの消化管のつくりと働きを学ぶ。

内容

1本の管から出来ているヒトの消化管。長さおよそ7m。特殊なカメラで体の中をのぞいてみましょう。食べ物を飲み込むと、まず通るのが食道。次に胃に向かいます。胃は食べ物をしばらくためておく袋といえます。食べものが入ってくると、壁が広がったり縮んだり、活発に動きはじめます。胃の壁の表面が変化してきました。穴から、何かさかんに噴出しています。これは胃液と呼ばれる消化液。胃を出ると、次は十二指腸と呼ばれる部分。壁の様子がさっきと違っています。十二指腸でも、「腸液」と呼ばれる消化液が噴出しています。小腸。まっすぐのばすと、5mほどになります。小腸の内側を見ていくと、壁がひだのようになっています。さらに拡大していくと、まるでイソギンチャクのように小さく突き出たものがいっぱいあります。次は大腸。小腸よりもずいぶん広くなりました。この先は肛門へとつながっています。食べ物の通り道、消化管の旅もここで終わりです。

消化管の旅
食道から大腸までの消化管を内視鏡で詳しく観ることのできる映像です。