ねらい

酸素と血液の関係を知り、静脈血と動脈血の働きについて興味を持つ。

内容

うでをしばって、血管がうき出たところから血液を採ると・・・、赤黒い色の血が出てきました。この血は、静脈血と呼ばれています。うでをさわって、ドクドクするところに注射針をさすと、どんどん真っ赤な血が出てきます。これは、動脈血です。比べてみると、こんなに色がちがいます。同じ人の血液なのにどうして色がちがうのでしょうか。そこで、実験をしてみました。右の2本が静脈血、左が動脈血です。静脈血の一本をとって、ビーカーに移します。この静脈血の中に、酸素をふきこんでみます。血液の色が、だんだんあざやかな赤に変わってきました。動脈血と同じ色に変わっています。血液の色のちがいは、酸素と関係があるようです。

赤い血と赤黒い血
静脈血と動脈血の色の違い、静脈血に酸素を吹き込み赤く変化する映像です。