ねらい

血液の中の様々な成分に対しての知識を身につけ、血液の働きに興味を持つ。

内容

血液は、水のようなさらさらな液体ではありません。血漿(けっしょう)という黄色い液状の成分に、血球が混ざっています。遠心力を使い成分を分けてみました。上が血漿という液状の成分です。血液が赤く見えるのは、赤血球という細胞が赤い色をしているためです。血球のうち最も多い赤血球は、酸素を運びます。酸素は赤血球に含まれるヘモグロビンと結びついて、血液の中を流れています。赤血球の赤い色は、このヘモグロビンの色です。また、血球のひとつ「血小板」は、けがをしたときなどに血液を固めます。血が出たときに自然に血が止まるのは、この血小板の働きによるものです。白血球は、体の中に入り込んだ細菌やウイルスなどを殺す血球です。白血球にはいろいろ種類があります。血球になる細胞は、骨の中で作られています。その細胞は骨の中の骨髄にあります。血液に含まれる血球は、巧みな役割分担をしてわたしたちのからだを支えているのです。

血液の成分とはたらき
血液の成分をCGなどを使って詳しく説明をするクリップです。