ねらい

昆虫の育ち方には一定の順序があることについて興味・関心を持つ。

内容

野原の中の水辺です。夜。サナエトンボの幼虫が、水の中から出てきました。長い水中での生活を終えて、これから成虫になるのです。成虫になる場所をさがしていた幼虫が、動かなくなくなりました。背中が裂けて、胸が出てきました。次に出てくるのは、頭です。最後に、細長いはらを抜き出します。羽をもった成虫です。皮を脱いだばかりの羽は、縮まっていて、まだしわくちゃです。羽を少しずつ伸ばしていきます。羽が硬くならないうちに、伸ばしてしまわなければなりません。こうしてトンボの成虫は、自由に空中を飛び回れるようになるのです。

トンボのよう虫からせい虫になるまで
サナエトンボの幼虫が成虫へ羽化する様子を詳しく見ます。