ねらい

食べ物の中の成分がだ液によって消化されることを知る。

内容

口の中でご飯をよくかんでいると、だ液とまざってやがて甘い味がしてきます。何が起こっているのでしょうか?ヨウ素液をご飯にかけてみると、紫色になります。ご飯に含まれる「でんぷん」と反応するのです。口の中で「でんぷん」がどうなるのか調べてみましょう。まずは、ご飯と水をよく混ぜ、二本の試験管に入れます。片方の試験管に白い印をつけ、だ液を入れます。両方にヨウ素液を入れると、どうなるでしょう?だ液がはいっていないものは紫色ですが、だ液をいれたものは、色が変わりません。「でんぷん」が他のものに姿を変えたようです。だ液には、「でんぷん」を身体に取り入れやすくする働きがあるのです。

だ液による食べ物の変化
口に入った食べ物のでんぷんが、だ液で変化することを実験で確かめます。