ねらい

ヒトの成長も受精から始まることを知る。魚など他の動物と比較して考える。

内容

人の生命は、お母さんのおなかの中で、どのように誕生するのか見てみましょう。赤ちゃんは、お母さんのおなかにある子宮と呼ばれるところで育ちます。子宮の両側には、生命が始まる瞬間が見られる場所があります。卵管です。そして卵管の下には卵巣と呼ばれるものがあります。月に一回、卵巣から卵子と呼ばれる人の卵が飛び出します。卵子の大きさはおよそ0.1ミリ。飛び出してきた卵子は卵管に吸い込まれます。ここで卵子は精子と出会います。その瞬間を見てみましょう。ひとつの精子が卵子の殻を突き破り、中に入っていきます。受精です。この時から、お母さんのおなかのなかで新しい生命が成長を始めます。受精した卵子はゆっくりと子宮に向かって移動します。そして生まれるまでの間、ここで成長を続けるのです。

ヒトの受精
ヒトの受精から、子宮にたどりつくまでの様子です。