一つの月がいろいろな形に見えるのはなぜでしょう？丸い月のもけいを使って、実けんしてみます。このもけいに光を当てます。その時、このカメラから月のもけいはどのように見えるのでしょうか。まん月のように見えています。光を当てる方向を変えてみます。光があらない部分ができ、少しかけたように見えます。光を月の横から当てると・・半月に見えます。月のななめ後ろから当てるとどうでしょう。ずいぶん、かけた月に見えます。ライトを月のうら側に置くと、どうなるでしょうか。ほとんど真っ暗です。月の後ろの光がカメラに入ると、月はまったく見えなくなりました。このように、光の方向によって形は変わって見えます。実さいの月も、太陽の光があたりかがやいて見えています。月は太陽からの光の向きが変わることで、やせたり太ったりしたように見えるのです。